反貞女大学
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『反貞女大学』(はんていじょだいがく)は、三島由紀夫の評論・随筆。『不道徳教育講座』と同系列に属する随筆で、様々な角度から「貞女」、「反貞女」とは何かを、機知、逆説、笑いにあふれた趣で綴りながら、おもに既婚女性向けに生活術的な女性論を展開している作品である。タイトルの『反貞女大学』は、儒教道徳的な『女大学』をもじってつけられた[1]。『反貞女大学』と同様の趣向で男性論となるのが『第一の性』である[1]。
- ^ a b c 田中美代子「揺れ動く両性の世界地図」(反貞女 1994, pp. 307–313)
- ^ 井上隆史「作品目録――昭和40年」(42巻 2005, pp. 438–440)
- ^ 田中美代子「解題――反貞女大学」(33巻 2003, pp. 762–763)
- ^ a b 山中剛史「著書目録――目次」(42巻 2005, pp. 540–561)
- ^ 無署名「ユーモアで説く反逆への道 魅力的な妻になるには」(毎日新聞 1966年4月17日号)。事典 2000, p. 300
- ^ 田中澄江「貞女の条件」(展望 1966年6月号)。事典 2000, p. 300
- ^ a b 広瀬正浩「反貞女大学」(事典 2000, pp. 300–301)
- ^ a b 「新しく読まれる読者に」(産経新聞 1965年9月12日号)。33巻 2003, p. 763
- 1 反貞女大学とは
- 2 反貞女大学の概要
- 3 脚注
- 反貞女大学のページへのリンク