卸売市場
卸売市場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 00:16 UTC 版)
日本では、政令で定める農畜水産物を現実空間で競売取引する場を卸売市場法によって規定している。同法では、国すなわち農林水産大臣(農林水産省)が認可・監督をする「中央卸売市場」と、地方すなわち都道府県知事(都道府県)が認可・監督をする「地方卸売市場」とを規定している。開設者となれるのは、中央卸売市場の場合は「都道府県、人口20万人以上の市、またはこれらが加入する一部事務組合もしくは広域連合」すなわち一定規模以上の地方公共団体に限定されるが、地方卸売市場の場合は自治体・民間企業・組合・第三セクターいずれでもよい。2011年(平成23年)3月31日に策定された「第9次中央卸売市場整備計画」により、大規模なものは「拠点市場」に規定することになり、大規模な中央卸売市場は「中央拠点市場」、大規模な地方卸売市場は「地域拠点市場」に分類されている。
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