南千住浄水場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 南千住浄水場の意味・解説 

南千住浄水場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 05:12 UTC 版)

南千住浄水場
Minami-Senju Purification Plant
所在地 東京都荒川区南千住6丁目39番19号
座標 北緯35度44分21秒 東経139度47分37秒 / 北緯35.73917度 東経139.79361度 / 35.73917; 139.79361座標: 北緯35度44分21秒 東経139度47分37秒 / 北緯35.73917度 東経139.79361度 / 35.73917; 139.79361
管理運営 東京都水道局
通水 1964年8月15日
廃止 1997年3月31日
処理方式 急速濾過
通常ろ過水量 138,000m3/日
敷地面積 19,704m2
給水区域 江東区墨田区荒川区の全部、足立区江戸川区の一部
テンプレートを表示

南千住浄水場(みなみせんじゅじょうすいじょう、英称 Minami-Senju Purification Plant)は、東京都荒川区にあった東京都水道局浄水場である。

概要

荒川区は、下水道局三河島処理場の処理水を、隣接する千住製紙工場に供給する契約を1955年に結んでいたが、さらにこの水を江東地区の工業用水として送水するため、1962年に南千住浄水場の建設に着手した[1][2]

江東地区の工業用水道の浄水場として1964年(昭和39年)8月15日に竣工[3]。原水は東京都下水道局三河島水再生センターの下水処理水であり、急速ろ過のうえ、ろ過水は江東区墨田区荒川区の全部、足立区江戸川区の一部に送水していた。施設解体後、跡地には荒川給水管理所が建設された。

沿革

  • 1964年8月15日 - 通水[4]。三河島処理場の処理水7,000立方メートル/日を供給される[4]

特徴

導水ポンプ

高速凝集沈でん池

円形スラリー循環型が4池あり、1池当たりの処理能力は標準で39,600m³/日から最大で47,500m³/日であり、1池当たりの池内容積は3,008m³、分離面積は505m²、上昇流速55~65mm/分である。

急速ろ過池

重力開放型ホイラー式で12池あり、1池内法長9.2m、幅12.0m、深さ4.6m、1池当たりのろ過面積は96m²、ろ過速度は150m/日、洗浄方式は逆洗浄(逆洗)及び回転式表面洗浄(表洗)装置であった。これら12池のろ過池は、管廊を挟み6池ずつ両側に並列配置としていた。

配水池

配水ポンプ

汚泥濃縮槽

アクセス方法

周辺情報

脚注

  1. ^ 東京都荒川区『荒川区史 下巻』東京都荒川区、1989年、1431ページ。
  2. ^ 東京都荒川区『荒川区史 下巻』東京都荒川区、1989年、1432ページ。
  3. ^ 東京都水道局『東京近代水道百年史』東京都水道局、1999年、178ページ。
  4. ^ a b 東京都下水道サービス株式会社『証言に基づく東京下水道史 資料編』東京都下水道サービス、2020年、37ページ。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「南千住浄水場」の関連用語

1
6% |||||



南千住浄水場のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



南千住浄水場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの南千住浄水場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS