制限選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 01:54 UTC 版)
選手が個人的理由により野球活動を休止する場合、その選手を「他球団でのプレーや移籍を制限し、また1日毎に年俸の300分の1を減額する」制限選手とすることができる。球団が申請し、コミッショナーの審査を経て復帰条件を付記された上で公示され、制限選手名簿に記載される(野球協約 第60条[2] 制限選手と制限選手名簿(レストリクテッド・リスト))。 1998年12月にMLBと「日米間選手契約に関する協定」を締結、その際に協約違反や契約不履行などで処分を受ける選手の規定も日米で統一したことにより導入された制度である。同様の協定は韓国・台湾・中国とも締結しており、これらの野球組織下への所属も同様に不可能となる。 MLBでは長期の出場停止処分を受けた選手にも適用されているが、NPBでは出場停止選手という制度が別にある。
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