刑事捜査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:59 UTC 版)
「東海道新幹線火災事件」の記事における「刑事捜査」の解説
この事件を受け、神奈川県警は殺人(未必の故意)や現住建造物等放火の疑いで7月1日に男の自宅を家宅捜索した。その後、10月15日には男が乗客に後方への避難を促し、ほとんどの乗客が車両を出たタイミングで放火したことが判明したことなどから、神奈川県警捜査一課と小田原警察署は殺意の認定は困難と判断、殺人容疑での立件は断念した上で現住建造物等放火と傷害致死などの疑いで男を被疑者死亡のまま横浜地方検察庁に書類送検した。その後、検察は10月20日に被疑者死亡を理由に不起訴処分とし、動機不明のまま捜査は終結した。捜査関係者によると、杉並区内の自宅を家宅捜索したが、東海道新幹線で自殺を図る動機につながるものは見つからなかったという。 駅や当該車両内の防犯カメラを調べた結果、当日は西荻窪駅から乗車して東京駅で新幹線に乗り換え、車内で犯行を行う準備をしていたことが判明した。所持していた乗車券はのぞみの通過駅である掛川駅までだった。 火災車両は7月3日、神奈川県警による検証が行われた(前述)。
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