出漁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:41 UTC 版)
小型鯨類の追い込み漁は、例年9月1日に解禁される。海域は沿岸から15マイル以内。通常は発見情報なしに毎日出漁する。十数隻の漁船で早朝、太地港を出船する。1-2時間かけ、探鯨される。沖合でハンドウイルカなどの群れを発見すると、船団はフォーメーションを組んで、鉄パイプで海面を叩くなどして音を出して、捕獲網を仕掛けた畠尻湾に追い込む。追い込み時間は1時間から、丸一日を要する場合もある。ベテランが追跡中の鯨類を挟んだ船間の距離や、どの船が威嚇音を鳴らすかなど指示する。ベテランの漁師は、海面から出るクジラの尾の方向から、クジラが次に浮上する場所が読める(予想できる)といわれる。
※この「出漁」の解説は、「太地いさな組合」の解説の一部です。
「出漁」を含む「太地いさな組合」の記事については、「太地いさな組合」の概要を参照ください。
「出漁」の例文・使い方・用例・文例
出漁と同じ種類の言葉
品詞の分類
- >> 「出漁」を含む用語の索引
- 出漁のページへのリンク