全曲(宝生流による)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 02:33 UTC 版)
シテ:それ青陽乃春になれば。四季の節会の事始めワキ:不老門にて日月乃。光を天子の叡覧にてシテ:百官卿相に至るまで。袖をつらね踵をついでワキ:其数一億百餘人シテ:拝をすゝむる万戸の声ワキ:貴一同に礼する其音はシテ:天に響きて夥し地:庭の砂ハ金銀の。庭の砂ハ金銀の。玉を連ねて敷妙の。五百重の錦や瑠璃の枢。シャコの行桁瑪瑙乃橋。池の汀の鶴亀は。蓬莱山も餘処ならず。君の恵ぞありがたき。君の恵ぞありがたき。ワキ:いかに奏聞申し候。毎年の嘉例のごとく。鶴亀に舞せられ。其後月宮殿にて舞楽を奏せられうずるにて候地:亀ハ万年の齢を経て。鶴も千代をや。重ぬらん。地:千代のためしの数々に。千代のためしの数々に。何をひかまし姫小松。緑の亀も舞ひ遊べば。丹頂の鶴も一千年の。齢を君に授け奉り。庭上に参向申しければ。帝も御感の餘りにや舞楽乃秘曲ハおもしろや地:月宮殿の白衣の袂。月宮殿の白衣の袂の色々妙なる花の袖。秋ハ時雨の紅葉の葉袖。冬ハ冴えゆく雪の袂を。ひるがへす衣も薄紫の。雲の上人゛の舞楽の声々゛に霓裳羽衣乃曲をなせば。山河草木國土ゆたかに千代萬代と。悦び給へば官人駕輿丁御輿を早め。君の齢も長生殿に。君の齢も長生殿に。還御成るこそ。めでたけれ
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