企業と大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/18 02:59 UTC 版)
大学では様々な研究や技術開発が行われているが、これを製品として市場に出すチャンネル(社会との接点)を持たない。このため例え環境問題などの解決に利用可能な技術であっても、製品化したり実際の社会に利用されるようになるまでは、それなりに時間が掛かってしまう。学内起業などの道もあるが、企業家ではない研究者の創設した企業は往々にして規模が小さく、製品としては評価されるも市場に広く流通するほどの量が見込めない場合も少なくない。 その点で生産能力と市場への流通経路を持つ既存企業との連携は、いち早く製品化して市場に流通させるために有効である。場合によっては企業が資本を出資して合弁事業の形で起業する場合もある。
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