花火
仕掛花火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:08 UTC 版)
複数の花火を利用するなど作為的に仕掛けを施した花火。 スターマイン(速射連発)煙火玉や、星、笛等を順序よく配置し、速火線で連結し、高速で次々と連続して打ち上げるもの。枠仕掛けの最後に裏打ちとして使用されることもある。主に2号玉(約6cm)から4号玉(約14cm)の玉が用いられる。これらの制御にパソコンや電子式リレーを多用しているものは「デジタルスターマイン」などと呼ぶことがある。 枠仕掛速火線で連結した焔管(えんかん)を、木や鉄パイプ等で文字や絵を型どった枠上に並べて配置し、点火によって焔管が一斉に燃焼することにより、数分程度文字や絵を浮かび上がらせるもの。 綱仕掛(ナイアガラ)速火線で連結した焔管を数から数十メートルに渡り一列に吊し、点火によって焔管から火の粉が一斉に流れ落ちるもの。一部花火大会では2000mに及ぶものも存在する。ナイアガラ滝から。 水中仕掛 立火仕掛星や火の粉を筒から放出・噴出させるもの。手持ちや抱えたまま噴出させるものは「手筒」という。 車花火円盤等の周りに火薬を詰めた筒を配置し、火薬の噴射推進力により円盤を回転させ、火の粉を円状に噴出させるもの。 ナイアガラ(綱仕掛) ドイツのデュースブルク市、2004年 スターマイン 枠仕掛(三重県・大淀祇園祭)
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