乗継運賃制度(廃止)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 06:33 UTC 版)
「横浜市営バス」の記事における「乗継運賃制度(廃止)」の解説
2008年(平成20年)3月30日から2021(令和3年)年3月31日まで、一部区間にて市営バスから市営バスへ乗り継ぐ場合に2回目の乗車運賃が無料となる乗継運賃制度が存在した。2021年4月1日のダイヤ改正で全て廃止となっている。 この制度は、2008年3月30日に施行された市営地下鉄グリーンライン開通に伴う路線再編と同時に新設されたものだった。区間内での利用の際、1回目の乗車時に乗務員に申し出て無料乗継券を受け取り、2回目の乗車時に乗務員に乗継券を渡す形で利用できた。 江田駅 - (301系統) - 池田・都筑ふれあいの丘 - (徒歩7分) - 御影橋 - (306・310・124・80系統) - センター南駅301系統 江田駅 - 御影橋 - センター南駅間運行便の廃止によるもの 仲町台駅 - (301系統) - 池田・都筑ふれあいの丘 - (徒歩7分) - 御影橋 - (306・310・124・80系統) - センター南駅88系統 仲町台 - 都筑ふれあいの丘 - センター南駅間運行便の廃止によるもの 地区公園・保育園前 - (65系統のみ) - 十日市場・十日市場駅 - (23系統) - 中山駅2010年(平成22年)6月28日より設定。なお、23系統L : 中山駅 - 若葉台中央運行便が利用可能な若葉台中央・霧が丘高校・中山谷停留所からの利用はできない。また、23系統S青葉台駅 - 三保中央運行便および55・321系統での利用はできない。 江田駅 - (301系統) - 仲町台駅 - (300系統) - 新横浜駅2010年(平成22年)11月8日より設定。この区間は市営地下鉄の開業まで300系統 江田駅 - 新横浜駅として直通運行されていた。 緑車庫 - (36系統) - 菅田町入口 - (129系統) - 新横浜駅120系統 菅田町 - 菅田町入口 - 新横浜駅間運行便の廃止に伴い、乗継割引を開始。後に新設された295系統の増便に伴い、2013年3月30日をもって乗継割引が廃止された。 なお、バスの乗継制度では他の公営バスでの例として、東京都交通局全線(一部路線を除く、PASMO・Suicaのみ対象)での2回目の乗車運賃が100円引となる乗継割引、大阪市交通局が古くから実施してきた地下鉄への乗り継ぎも可能な乗継割引制度(民営化後も継続、PiTaPa除く)などがある。横浜市交通局では設定区間が限定され市営地下鉄との乗継割引もないため、乗継割引制度の新設を評価する意見がある一方で、さらなるサービス内容の充実を求める意見もあった。
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