三十年式銃剣
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三十年式銃剣(さんじゅうねんしきじゅうけん)は、1897年(明治30年)に陸軍で採用された日本の銃剣。当初の制式名称は三十年式歩兵銃銃剣(三十年式歩兵銃々剣)だったが、1907年(明治40年)に改称された。第二次世界大戦における日本の敗戦まで日本軍の主力銃剣として使用されていた[1][出典無効]。
- ^ “三十年式銃剣とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書”. www.weblio.jp. 2022年7月26日閲覧。
- ^ 三八式騎銃の後続として採用された主力騎兵銃四四式騎銃は折畳み式のスパイク状銃剣を有す
- ^ リー・エンフィールド小銃の短銃身型であるSMLE小銃用に、三十年式銃剣を参考にした片刃刀身のP1907銃剣が開発・採用されている
- ^ 陸軍技術本部 『三十年式銃剣、三十二年式軍刀甲、乙並に九五式軍刀中改正の件』 昭和14-15年 アジア歴史資料センター Ref:C01001850300
- 1 三十年式銃剣とは
- 2 三十年式銃剣の概要
- 3 概要
- 4 生産・運用等
- 5 関連項目
三十年式銃剣
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詳細は「三十年式銃剣」を参照 三十年式小銃と同時に制定された剣型の三十年式銃剣は、三十年式騎銃と四四式騎銃、最末期に製造された一部の九九式短小銃を除く全ての有坂銃に着剣する事ができる。二十種類以上のバリエーションがあり、更には初期・中期・後期生産型に分類される。変わったところでは、軽機関銃の九六式軽機関銃や九九式軽機関銃や、サブマシンガンの一〇〇式機関短銃や試製二型機関短銃にも装着する事ができた。なぜこうした仕様であるかについては研究者の間でも諸説あり、銃剣格闘が目的ではなく連射時の銃口を安定化させるバラストの役割を期待されたとも言われている。 製造総数は約8,400,000振。
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