一五一会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 10:11 UTC 版)
一五一会(いちごいちえ)は、弦楽器の日本のヤイリギターが発売している四弦ギター。楽器分類上は「構造はギターに近く、調弦は三線に近い。4絃のリュート属撥弦楽器」といえる。バリエーションである音来(ニライ)と奏生(かない)についても取り扱う。
- ^ 一五一会・音来 によれば「87年」とのこと。他にも「1910年に発明された大正琴」という記述もある。
- ^ 第1回は2012年10月7日に岐阜県可児市文化創造会館alaにて開催、ソロエントリー13組が出場し、山田綾子が優勝した。第2回は2013年10月14日、同じ会場で開催予定。グループ・エントリーも可能。
- ^ 「一度-五度…」ではなく「五度-一度」で調弦することもできる(結果ベーシック、音来ならG-C-G-C、奏生ならC-F-C-Fなどのようになる)が、これが三線で言えば「二上がり」に相当することになる。
- ^ 「コードを数字で表記する」方式は、米国のNashville Number Systemと共通している。
- ^ ギターでも特殊なオープン・チューニングに調弦することで「指一本でコードを弾く」ことはできるし、一五一会よりも弦が多く3度の音程も表現することができる。その一方、一五一会はギターよりも弦が少なく調弦も緩めなので、少なくともギターよりは「指一本でコードを弾く」ために必要な手の力は弱くて済む。弦が少ないためネックが細くなっていることも、「手が小さい」と悩む人にはハードルを下げることになる。
- ^ ドレミ楽譜出版社 より2005~09年まで季刊刊行。
- ^ 2012年現在。推測される理由は、「楽譜が読めない、苦手」という人でも楽譜のことを考えずに弾ける、容易に転調できる、という一五一会ならではのメリットが五線譜で固定的に表記することで却って損なわれるためか、或いは基本的な弾き方(左手の指1本で押さえただけでコードが弾ける)ならばわざわざ五線譜で表記するまでもないためか。
- ^ 一般的なレギュラーチューニングのギターのよく知られている基本的なコードフォーム(Em、Am、Gなど)を流用して弾くことはできない。
- 1 一五一会とは
- 2 一五一会の概要
- 3 周辺楽器との関係
- 4 主な演奏者
一五一会
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「BEGIN (バンド)」の記事における「一五一会」の解説
誰でも簡単に弾けるのが特徴のギターと三線を合体させたようなオリジナル弦楽器「一五一会」(いちごいちえ)を作成し、セルフカヴァー、洋楽、スタンダードなど収めたアルバム『一五一会』シリーズを発表した。シリーズには通常の『一五一会』、廉価版の『音来(にらい)』、さらに小ぶりになった丸型の『奏生(かない)』が存在する。『奏生』は外観がウクレレにそっくりであるが、調弦方法は全く異なる。
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