前頭葉白質切截術
ロボトミー手術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:28 UTC 版)
「ローズマリー・ケネディ」の記事における「ロボトミー手術」の解説
1941年、父であるジョセフは彼女の振る舞いがケネディ家の政治活動の妨げになると考え、精神外科の権威であるウォルター・フリーマンの勧めにより23歳のローズマリーにロボトミー手術を受けさせる。これによって彼女の暴力性が治まると考えてのことだった。しかし、前頭部の左右の神経線維を切断されたローズマリーは、期待された結果の代わりに尿失禁の後遺症が残り、幼児的な性格へ戻ってしまった。彼女は何時間もぼんやりと壁を見つめ続けたり、話すことが支離滅裂になったりして、その人格が破壊されてしまった。
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