リゲルとは? わかりやすく解説

リゲル【(ラテン)Rigel】

読み方:りげる

オリオン座のβ(ベータ)星。明るさ0.1等の白色に輝く連星。距離863光年源氏星


リゲル

作者ミゾグチマサコ

収載図書たいらかならんとするこころ
出版社新風舎
刊行年月2006.8


リゲル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 02:08 UTC 版)

リゲル[1][15] (Rigel[2][3]) は、オリオン座β星オリオン座恒星で全天21の1等星の1つ。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。


注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記
  3. ^ 『2008年 天文観測年表』の175頁に掲載されている半規則型及び不規則型変光星の一覧表ではベテルギウスの変光範囲は0.0等 - 1.3等となっており[16]、同書182頁に掲載されている5.05等より明るい恒星の一覧表[17]及び189頁に掲載されている3.0等より明るい恒星の一覧表[18]ではリゲルの明るさは0.12等となっており、極大期に限りベテルギウスはバイエル符号の順番通りオリオン座で最も明るく輝く。
  4. ^ a b c 北尾は発見者を香田としている[31]。香田まゆみ(または寿男)は昭和25年に平家星をリゲルと特定した古老の存在を野尻に報告している[29][30]

出典

  1. ^ a b 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版第4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、226頁。ISBN 978-4-7699-0825-8 
  2. ^ a b c d Paul Kunitzsch; Tim Smart. A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations. Sky Publishing. p. 46. ISBN 978-1-931559-44-7 
  3. ^ a b c IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2016年12月16日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* bet Ori. 2016年12月16日閲覧。
  5. ^ a b GCVS”. Results for bet Ori. 2015年10月12日閲覧。
  6. ^ Moravveji, Ehsan; Guinan, Edward F.; Shultz, Matt; Williamson, Michael H.; Moya, Andres (March 2012). “Asteroseismology of the nearby SN-II Progenitor: Rigel. Part I. The MOST High-precision Photometry and Radial Velocity Monitoring”. The Astrophysical Journal 747 (1): 108–115. arXiv:1201.0843. Bibcode2012ApJ...747..108M. doi:10.1088/0004-637X/747/2/108. 
  7. ^ a b c d e Przybilla, N. (2010). “Mixing of CNO-cycled matter in massive stars”. Astronomy and Astrophysics 517: A38. arXiv:1005.2278. Bibcode2010A&A...517A..38P. doi:10.1051/0004-6361/201014164. 
  8. ^ a b c 輝星星表第5版
  9. ^ a b Przybilla, N.; Butler, K.; Becker, S. R.; Kudritzki, R. P. (January 2006). “Quantitative spectroscopy of BA-type supergiants”. Astronomy and Astrophysics 445 (3): 1099–1126. arXiv:astro-ph/0509669. Bibcode2006A&A...445.1099P. doi:10.1051/0004-6361:20053832. 
  10. ^ a b c d e f SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* bet Ori B. 2016年12月16日閲覧。
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  12. ^ a b c The Washington Visual Double Star Catalog (Mason+ 2001-2014)”. VizieR. 2016年12月16日閲覧。
  13. ^ a b c Sanford, Roscoe F. (1942). “The Spectrographic Orbit of the Companion to Rigel”. Astrophysical Journal 95: 421. Bibcode1942ApJ....95..421S. doi:10.1086/144412. 
  14. ^ a b c d e Tokovinin, A. A. (1997). “MSC - a catalogue of physical multiple stars”. Astronomy & Astrophysics Supplement Series 124: 75. Bibcode1997A&AS..124...75T. doi:10.1051/aas:1997181. 
  15. ^ おもな恒星の名前”. こよみ用語解説. 国立天文台. 2018年11月14日閲覧。
  16. ^ 天文観測年表編集委員会 編『天文観測年表〈2008〉』地人書館、2007年11月、175頁。ISBN 978-4805207895 
  17. ^ 天文観測年表編集委員会 編 2007, p. 182.
  18. ^ 天文観測年表編集委員会 編 2007, p. 189.
  19. ^ Fred Schaaf (2008-04-21). The Brightest Stars. Wiley. p. 159. ISBN 978-0-471-70410-2 
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  22. ^ IAU Working Group on Star Names (WGSN)”. 2017年1月1日閲覧。
  23. ^ 三省堂『大辞林』810頁
  24. ^ 日本大百科全書』23巻リゲル項
  25. ^ 野尻抱影 著 『新星座巡礼』 19頁
  26. ^ 野尻抱影 著 『星三百六十五夜』上巻(1978年)38頁
  27. ^ a b c 『月刊天文ガイド』2007年2月号134頁
  28. ^ 講談社『日本語大辞典』(リゲル項)2063頁/平凡社『マイペディア』(リゲル項)1502頁/ポプラ社『ポプラディア』第10巻(リゲル項)/学研の図鑑『星・星座』75頁
  29. ^ a b c d e f 野尻抱影『日本星名辞典』東京堂出版、1973年1月、154-155頁。ISBN 978-4490100785 
  30. ^ a b c d e 野尻抱影 著 『星の方言集 - 日本の星』 中央公論社、1957年、265-269頁
  31. ^ a b 学術出版会 北尾浩一著 『天文民俗学序説 - 星・人・暮らし』39頁の表より
  32. ^ 藤井旭 著 『宇宙大全』441頁/同著『全天星座百科』150頁/同著『星座大全』35-36頁
  33. ^ 講談社、林完次 著 『21世紀星空早見ガイド』50頁
  34. ^ 増田正之『ふるさとの星 続越中の星ものがたり』15頁および、巻末 富山県星の一覧表3頁
  35. ^ a b 北尾浩一 「『源氏星』と『平家星』」 - 星・人・暮らしの博物館東亜天文学会天界』2005年11月号648頁


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リゲル

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バイオーグ・トリニティ」の記事における「リゲル」の解説

絶対等級は-6.993。オリオン座β星(リゲル)の名前を与えられ全天21星の2位アメリカ第七艦隊合体しており、2300万人分の命を持つ。

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