テレスコピックとは? わかりやすく解説

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テレスコピック【telescopic】

読み方:てれすこぴっく

大きさ異なる筒を組み合わせた伸び縮み可能な構造ラジオアンテナ自動車ステアリングコラムカメラズームレンズなどで使われる


テレスコピック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 01:11 UTC 版)

テレスコピック機構の断面図

テレスコピック: telescopic)とは、機械などで重なり合った筒が伸び縮みする構造のこと。

概要

望遠鏡風景を拡大することを意味する「テレスコーピング(: Telescoping)」が転じて作られた言葉で、携帯式の望遠鏡のように、直径の異なる筒を重ね合わせたものを引き出す、もしくは収納することにより、全長を変えることのできる機構のことである。

移動式クレーンなどの重機の多段ブーム機構や、おもに携帯型のラジオテレビアンテナオートバイフロントフォークテレスコピックフォーク)、自動車ショックアブソーバー(ダンパー)や前後の位置調節が可能なステアリングコラム(テレスコピック機能)、振出式の釣り竿などに、この構造が見られる。

また、銃器銃床で、この構造を用いて長さを変えることのできるものを「テレスコピック・ストック(: telescopic stock)」と呼び、アメリカM16アサルトサイフル短縮型M4カービンに用いられているものが代表例である。




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