ソユーズTM-5とは? わかりやすく解説

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ソユーズTM-5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 07:12 UTC 版)

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Soyuz TM-5
徽章
ミッションの情報
ミッション名 Soyuz TM-5
質量 7000kg
乗員数 3 (打上げ時) / 2 (帰還時)
コールサイン Роднии́к (Rodnik- 湧水)
打上げ日時 1988年6月7日
14:03:13 UTC
ガガーリン発射台
着陸または着水日時 1988年9月7日
00:49:38 UTC
ジェズカズガン南西202㎞
ミッション期間 91日10時間46分25秒
周回数 ~1,475
遠地点 241km
近地点 173km
公転周期 88.6分
軌道傾斜角 ~51.6°
年表
前回 次回
ソユーズTM-4 ソユーズTM-6

ソユーズTM-5は、ロシアの宇宙ステーションミールへの5回目の長期滞在である。

乗組員

打上げ時:

帰還時:

ミッションハイライト

ソユーズTM-5は、1988年6月7日に打ち上げられ、ブルガリア2人目の宇宙飛行士アレクサンドル・アレクサンドロフを運んで6月9日にミールに到着した。彼は、ロシアの宇宙ステーションに到着した最初のブルガリア人だった。(1979年にグレゴリー・イワノフがソユーズ33号サリュート6号への到着に失敗した時には、バックアップだった)。Rozhen astronomical experimentの照明条件の調節のため、打上げは当初の予定よりも2週間遅れた。9月5日、TM-6号で到着したウラジーミル・リャホフアブドゥルアフド・ムハンマドは帰還のためミールを離れた。彼らは軌道モジュールを放棄し、軌道離脱の燃焼の準備をした。しかし、宇宙飛行士にもコロリョフ市ツープにも知らされず、ガイダンスコンピュータは6月からブルガリアのミッションのため、ドッキングソフトウェアに使われていた。赤外線水平センサーが適切な高度を確認できなかったため、軌道離脱の燃焼は予定された時刻に起こらなかった。予定より7分後、センサーは適切な高度に達したことを確認し、メインエンジンに点火されたが、リャホフは3秒後にそれを中止した。3時間後の2度目の点火は6秒しか続かなかった。リャホフはすぐに手動での軌道離脱を試みたが、60秒後にコンピュータはエンジンを停止した。

James Obergの著書Secrets of Soyuzによると、2度目の点火の試みの際に自動降下プログラムを再スタートさせるために、リャホフは1度目の中断を無視するようコンピュータを設定した。そのため、1度目の点火が成功であったように進行し、宇宙船は通常の再突入軌道に入ることができた。

9月7日に、大気圏再突入が成功した。この後ソビエトは、ソユーズフェリー飛行でやっていたように、軌道離脱の燃焼が終わるまで軌道モジュールを残しておくようになった。




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