ウルモの導き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/18 15:21 UTC 版)
トゥオルはノルドールの門に続く暗いトンネルを抜け、初めてベレガイアを見た人間となった。かれはかつてのトゥアゴンの領地ネヴラストで春と夏を楽しむと、白鳥が南へ飛ぶの新たな印と考え、南へと旅立った。かれはかつてのトゥアゴンの住まい、ヴィンヤマールの宮殿で美しい武具を見つけ、これを身に付けた。これはウルモがトゥアゴンに作らせた、ウルモの使者のための装束だった。トゥオルが海辺に立つとウルモが現れ、かれにゴンドリンへ向かうことを命じ、自身のマントの切れ端からトゥオルのための灰色のマントを作って与えた。ウルモはオッセが沈めた船の船員の中からトゥアゴンの民ヴォロンウェを救い出し、トゥオルをゴンドリンへと案内させた。
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