アンチノック性
英語 anti-knock quality
内燃機関は圧縮比を高くすることで熱効率を高めることができる。しかし、圧縮比を高くするとノック(エンジンノック)が起きやすくなるため、燃焼室の設計や運転条件、燃料の選択などによりノッキングを起きにくくする必要がある。このようなノックを起こしにくい性質をアンチノック性という。
参照 ノッキング ※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
アンチノック性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/16 00:42 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アンチノック性（アンチノックせい）とは、エンジンの燃焼室での異常燃焼（ノッキング）、自己着火性の起こし難さ（耐ノック性・耐爆性）。
ガソリンはオクタン価でアンチノック性を表し、数値が高いほどアンチノック性も高い。オクタン価の表示には RON（リサーチオクタン価）と MON（モーターオクタン価）があり、日本では RON が用いられる。
アンチノック剤として、オクタン価を高めるためにガソリンに加える添加剤としては、テトラエチル鉛などのテトラアルキル鉛が代表的であるが、鉛公害の原因となるため、現在はベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素を使う。アンチノック性の高いハイオクガソリン基材の代表として、アルキレート・リフォーメート等がある。
参考文献
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関連項目
外部リンク
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