DeNA日本一の裏で《宗教っぽい》…首脳陣が気味悪がりながらも従った試合前の「瞑想タイム」

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 3位からの下克上で26年ぶりの日本一に輝いたDeNAの首脳陣と球団スタッフが、毎試合前に秘かにやっていたことがある。

「マインドフルネスと称し、目の前の戦いに集中するための瞑想タイムが設けられたのです。発案者は球団幹部で、選手を除く首脳陣、スタッフが試合前に集められ5~10分程度、目をつむって心を落ち着かせた。最初は『宗教っぽい』と気味悪がったり、半信半疑で首をかしげる関係者が少なくなかったようですが……」(球団OB)

 DeNAは2022年に、「メンタルパフォーマンスコーディネーター」としてスポーツ心理学を専門とする遠藤拓哉氏を招聘。球界では珍しい常駐のメンタルコーチを帯同させるなど、その分野の強化に力を入れてきた。遠藤氏が果たした役割は大きく、「26年ぶり日本一の陰の立役者」と取り上げるメディアもあった。

 とはいえ、シーズンは3位に終わったのもまた事実。日本一になって地元は大いに盛り上がったものの、三浦監督はリーグVを逃して忸怩たる思いを口にしている。選手も同じ。来季、27年ぶりのリーグ優勝を果たして初めて、瞑想の効果が評価されるのではないか。

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