以前、ライフハッカーでも紹介したMac用の定番バッテリーチェッカーアプリ『coconutBattery』がVer.3になって大きく進化し、さらに便利になりました! 僕も愛用のこのアプリ、どんな点が進化したのか紹介します。
coconutBatteryとは
MacBookシリーズのバッテリーの状態を詳しく知ることができるアプリです。バッテリーの最大容量、ヘタリ具合、製造されてからどれくらい経過しているか、充電回数など、バッテリーに関する詳しい情報を調べることができます。
旧バージョンでも充分な情報量でしたが、Ver.3にアップデートした『coconutBattery』では、さらに詳細な情報がわかるようになりました。
coconutBattery Ver.3の変更点
1.充電された数値、現在のバッテリー容量の数値が、小数点第1位まで表示されるようになった。
2.OS X Battery status:バッテリーの状態が表示されるようになった。正常なら"Good"と表示されます。
3.Battery details:バッテリーの製造業者、製造年月日、製造されてからの経過日数、モデル番号、シリアル番号が表示されるようになった。
4.Mac details:Macのモデル、製造年月日、製造されてからの経過日数、シリアル番号、OSのバージョンが表示されるようになった。
5.History:バッテリーの最大容量を記録できる。(旧バージョンでは"Saved Data"の名称でした)
6.coconutBattery Onlineで、他のcoconutBatteryユーザーのバッテリーの状態と、自分のバッテリーの状態を比較することができるようになった。"History"に保存されたデータと他のユーザーのデータとを比較できます。
比較するには、メニュー>coconutBatttery>coconutBatttery Onlineをクリック。"History"のデータがアップロードされます。
coconutBattery Onlineでは、このように比較データが見られます。
まとめ
このように、coconutBattery Ver.3では、かゆいところにも手が届く仕様となり、MacBookシリーズのバッテリー状態がより詳細にわかるようになりました。
バッテリーの詳細な状態を把握しておくことで、バッテリーの交換時期、もしくはMacの買い替えの判断基準にできます。例えば、最近バッテリーの持ちが悪いような気がしたら、『coconutBattery』のDesign capacityをチェックすれば、バッテリーが購入時からどれくらいヘタっているのかを数値化して調べられます。その数値を基準にして、ヘタっているようであれば買い替えを検討、という判断ができますよね。
また、coconutBattery Onlineでは、15万件ものユーザーデータと比較し自分のバッテリーのヘタリ具合を確認することができます。自分のバッテリーが、平均値よりヘタっているようなら、バッテリーを長持ちさせるための工夫をしてみるのも、ひとつかもしれません。
バージョンが上がって進化した『coconutBattery』、MacBookシリーズを使うなら、必ずインストールしておくべきアプリだと思いますよ!
coconutBattery(無料)
(ドサ健)