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整理整頓が行き届いている人は、デスク周りやカバンの中のみならず、仕事からお財布の管理まで、きちんと整理されているもの。では、彼らにはどのようなコツが潜んでいるのでしょうか?皆さんも各項目に「Yes/No」で答えてご自身の整理整頓度をチェックしながら、読み進めてみてください。

 米紙「Oprah」では、整理整頓ができている人の習慣として、以下の10の項目を挙げています。

  1. より安い品を探す

     買う商品を決める前に、同等のもので、より安いものはないかを探す。(『SHED Your Stuff, Change Your Life: A Four-Step Guide to Getting Unstuck』の著者Julie Morgensternさん)

  2. 「完璧」にこだわらない

     効率的な人は、重要なタスクは高いレベルで成果を出す一方、その他のものはそこそこのレベルでこなす。すべてのものを完璧にこなそうするのは、泥沼にはまる元。(心理学者Renae Reinardy博士)

  3. 仕分けに「その他」はつかわない

     家計の管理や仕事のタスクに、「その他」のカテゴリは作らない。(前出Julie Morgensternさん)

  4. 整理整頓の時間を定期的にとる

     メールの整理やタスクのレビューなど、整理整頓する時間を定期的に確保する

  5. ベストを求めて時間を浪費しない

     「ベスト」を追求する強迫観念に囚われて、時間やお金を無駄にしない。(「Delphi Center for Organization」のDorothy Breininger社長)

  6. 「とりあえず待機」コーナーを作る

     「いまは取り掛かる時間がないが、後でやろう」というものを一時的に待機させる場所を作る。(前出Breininger社長)

  7. 助けを求める

     「助けて」と言うのは恥ずかしいかもしれないが、その一瞬の恥ずかしさを我慢できるのが、整理整頓のできる人。(前出Breininger社長)

  8. モノと思い出をうまく分ける

     旅行の記念に買ったものや、おばあちゃんからのプレゼントなど、モノに思い出を重ねるのはよいことだが、ときにはメリハリが必要。思い出とモノをうまく切り離し、不要なものは処分する。

  9. 問題を見通し、その発生を避ける

     どんより曇った日には傘を持って出かける、トイレットペーパーを買い置きしておくなど、将来に発生するかもしれない問題を見通し、これに備えておくことが大切。

  10. 寄付する場所を把握する

     不用品を譲る先や、寄付できる場所を見つけておく。(前出Julie Morgensternさん)

「時間もお金も収納スペースも有限である」ことを頭の片隅に入れて、その範囲内で最善を尽くすというのが、整理整頓術のポイントのようですね。「まずはデスク周りからちょっと整理してみようかな...」という方は、ライフハッカーアーカイブ記事「ワークスペース整理術+それを維持する方法」なども、参考にしてみてください。

The 10 Habits of Highly Organized People

[Oprah.com via Lifehacker AU]

Adam Pash(原文/訳:松岡由希子)