以前日本版でも読者のみなさんにお尋ねしましたが、米Lifehackerでは100個以上のマウスをテストしてみて、史上最強といえるものを選出したそうです。
※ メモ : 選ばれたマウスが既に販売中止になっていても、新しいモデルや発売予定のものが同じような性能だと確認できた場合は、新モデルへのリンクを貼っています。ですが、テスト自体は古いもので調査しましたことをご了承ください。
ゲームに適したものからラップトップにもってこいのものまで、10個紹介しています。さてさて、この中にあなたの求める究極のマウスが見つかるでしょうか? 以下にてご確認を!
平均価格: 5600円前後
これは米Lifehackerのジェイソン記者のお気に入りのマウスでもあって、もう10年ほど使っているのだそうです。彼の周りにはトラックボール愛好者はほとんどいないのですが、Lifehackerの読者にはコアなファンがいるはずだ、と確信していたそうです。このマウスを気に入っている人が言うには、親指でトラックボールを操作することでRSI(反復性のストレス障害)を軽減させることができるのだそうですよ。トラックボールを使えば、マウス自体を動かさなくていいので、限られたデスクスペースでの利用にも長けています。
平均価格: 11000円前後
机の上で動かして使うタイプのマウスとしては最も人気のあるのがこれです。左側のへこみは一見違和感があるかもしれませんが、実際に手を当ててみると快適で、従来のマウスよりも自然な形で手がマウスに乗るんですよ。親指をあてるへこみにはホイールがあって、 キーボードでAltとTabを押した時のように、アプリケーションを入れ替えることができます。マウス上部にあるホイールにはLogitechのMicroGearテクノロジーが使われているので、より速く、スムーズにスクロールをすることができます。
平均価格: 6250円前後
このマウスはゲーマー用という認識ですが、「G5」を選んだ読者の多くは自宅でデスクトップを使う人にも適していると言っています。マウスの下部にはトレイがあり、マウスの重さをプラス36グラムまで、使う人が好きなように変えることができます。マウス感度はアプリケーションごとに、400dpi、800dpi、2000dpiと3つのレベルで設定できます。
平均価格: 6400円前後
初のレーザーマウス、「MX1000」は既に製造中止になっていますが、新しい物好きですぐにレーザーマウスに飛びついた読者はまだ使っているかもしれませんね。次のモデルの「MX1100」もほとんど同じ機能です。これは大きめのマウスなので、手の大きな人に特に好まれます。「MX1100」にもMicroGearのスクロールホイールがついていて、面積の広いサイトやスプレッドシートの上を動かすのに便利です。
平均価格: 3400円前後
Logitechの他のラインに比べると派手さはなく、マウス感度も1800dpiとやや劣るのですが、「MX518」は、$70の「Revolution」よりずいぶん安くなっています。安くても、「MX518」にはプログラム可能なボタンが8つも、押しやすいところについているんですよ。
平均価格: 8750円前後
「The Logitech VX Nano」はラップトップ用のマウスとして一番優れたものです。読者は、USBレシーバーが小さいのが特に便利な点だと挙げています。小さいので、常にラップトップに挿しておいても邪魔にならないし、そのまま持ち運んだとしても、ラップトップやUSBにダメージを与えることがないのです。もちろん、レシーバーを収納したい場合はマウス本体に格納場所にスマートにしまうことができます 。「Nano」は 小型ですが、Logitechの他のマウスのようにスクロールが速く、プログラムできるボタンが5つついています。
■ Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000
平均価格: 6400円前後マウスはLogitechの一人勝ちと思いきや、Microsoftも負けてはいません。「Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000」の取り柄は名前が長いだけではないんですよ。「Revolution」の親指ボタンでAlt+Tabの機能ができるように、「Laser Mouse 6000」のスクロールホイールでは、アプリケーションを選択することができます。読者の多くは、「Laser Mouse 6000」を使う時の手の角度は、手首の痛みを軽減させるとコメントしています。「Laser Mouse 6000」は、バッテリーの寿命も十分です。
平均価格: 日本未発売
「Evoluent Vertical Mouse」を使ってみた人は、このマウスだったら手の痛みを和らげることができると口を揃えます。このマウスの写真だけ、マウスを使っている状態の画像だと言うことにお気づきですか? これは、外側に3つ並んだボタンの使い方をわかりやすく示すためです。「Evoluent」が快適なのは、マウスを掴む手が垂直になるからです。手のひらを下向きにしないで、握手をするような形でマウスを掴むことによって、手首を不自然な形にひねってしまうのを防ぐことができます。形状以外に「Evoluent」で特筆すべきことは、ブログラム可能なボタン、スムーズなスクロールホイール、小指がマウスから滑り落ちて机に当たらないようについているゴムの滑り止めです。
平均価格: 10750円前後
「Kensington Expert」は「Logitech TrackMan」と同じように、静止させた状態で使うマウスです。「Logitech TrackMan」と違うところは、トラックボールがマウスの中央にあり、やや大きめだということです。「Kensington Expert」で最も評価が高いのは、スクロールリングです。トラックボールの周りを囲んでいるのがスクロールリングで、指先で回したり、掴んだりして、ドキュメントやページを手早くスクロールすることができます。 「Expert」についているジェルパッドは小さめですが、手首を休めることができて、エルゴノミクス的にも優れたデザインです。
平均価格: 8250円前後
読者の中には、マウスを使うのをやめてしまい、代わりにグラフィックタブレットを使っている人もいます。初めてタブレットを使う人には写真の、7000円程度の「Wacom Bamboo」がオススメです。慣れてきてもうすこし複雑な機能を備えたものが欲しくなったら、お金はかかりますが、ハイエンドなもの、大型のモデルもあります。マウスの種類を変えるより、マウスをやめてタブレットにする方が大きな変化ではありますが、「Evoluent」のように、タブレットは自然な体勢で使えるので、体の痛みを軽減できるのだそうです。1~2週間使ってみれば、タブレットにはすぐ慣れますよ。
どうでしたか? 使ってみたいマウスはありました? あなたのお気に入りのマウス、気になっているマウスがあったら、コメント欄で教えてくださいね。ちなみに、MacBookを持ってカフェや図書館などをさすらう私は、もう何年もマウスを使っていなかったのですが、最近「 Logitech V450 Nano Optical Mouse- Red」が気になっています。
Jason Fitzpatrick (原文/訳:山内純子)
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