ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け

カテゴリ:音楽・映画・番組鑑賞 > 60年前のBillboard

 ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。

 前年から英国勢による米チャート席巻、いわゆるブリティッシュインベージョンが続いていたが、今回は英女性歌手が1位に輝いた。Downtown - Petula Clarkが米チャートのトップに立った。ペトゥラ・クラークは芸歴は長く、1940年代から子役として活躍していたらしい。

その頃ソ連では
1965年1月15日:ベラルーシ共和国でスヴェトロゴルスク化学繊維工場が稼働し初生産。

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 ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。

 いつもと画像の感じが違うと思われるだろう。実は札幌の雪道で転倒し左腕を骨折してしまった。いつもはスキャナーで画像を撮っているのだが、今は両手で本を押さえることができないので、スキャナーが使えない。なので、今回の画像はスマホで撮った写真であり、湾曲が酷い。非常事態なのでお許しを。

 さて、チャートで気になったのは、24位のMarianne Faithfull - As Tears Go Byである。言うまでもなくローリング・ストーンズのレパートリーとして良く知られているが、それがこんな風に、ストーンズに先駆けて世に出ていたとは。マリアンヌ・フェイスフルは、後にミック・ジャガーの恋人になる人で、当時からストーンズのマネージャー、アンドリュー・オールダムと知り合いだったため、この曲(ジャガー、リチャーズ、オールダム作)をプレゼントされ、1年後にそれをストーンズがセルフカバーしたということらしい。マリアンヌ版は意外にもアップテンポになっている。

その頃ソ連では
1965年1月17日:ナチス犯罪者に恩赦を与えようとする試みに関し、ソ連政府が西ドイツ政府に抗議。

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 さて、カーティス・メイフィールド率いるインプレッションズは好調が続いており、今週7位にはImpressions - Amenがランク入りしている。たまたま、『レコード・コレクターズ』誌2025年1月号でコモエスタ八重樫氏がこの曲のことを取り上げている。1963年に公開された米映画「野のユリ」というのがあり、日本ではその劇中歌をダニー飯田とパラダイス・キングが取り上げたりしたが、カーティスもその映画を観て感銘を受け同曲をカバーしたらしい。

その頃ソ連では
1965年1月1日:ソ連の中央省庁として、石油精製・石油化学省、建材産業省、軽工業・食品産業・家電産業省が新設される。

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 激動の1964年も、最終週を迎えた。今週は、6位のLittle Anthony & the Imperials - Goin’ Out Of My Headに耳を傾けてみることにしよう。こういうムーディーな作風を得意としたRandazzo-Weinsteinのコンビによる楽曲。

その頃ソ連では
1965年1月1日:ソ連がアジア・アフリカ・中南米の開発途上諸国から輸入される商品に対する輸入関税を撤廃。

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 さて、1964年はビートルズがアメリカを席巻した年として記憶されているが、ただ、Billboard Hot 100でビートルズが大暴れしたのは主に上半期であり、こうやってビートルズの曲が1位になるのは、ちょっと間が空いたという気がする。しかし、その間にビートルズは音楽的に変化を遂げて、ずいぶん遠いところまで来てしまった。というわけで、The Beatles - I Feel Fineを。

その頃ソ連では
1964年12月24日:ソ連政府、1965年5月をもってナチス戦犯の訴追を停止するという西ドイツ政府の決定に関し声明を発出

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19641226a
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 さて、チャートの下の方を見ていたら、93位にLee Morgan - The Sidewinderというのが入っていて、驚いた。人気トランぺッターの有名曲ではあるが、まさか名門ジャズレーベルのBlue Noteがシングル盤を出して、それがポップチャートに入るようなことがあったとは、知らなかったのである。この曲、最終的には81位まで上がる。

その頃ソ連では
1964年12月22日:ソ連で1963年に形成されていた「中央アジア経済地区」が廃止される。

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 今週は、1位獲得に敬意を表して、Bobby Vinton - Mr. Lonelyを取り上げざるをえまい。「ビートルズ以前」という感じの、ノスタルジックなアメリカンオールディーズだ。ただ、今回初めて知ったが、ボビーはこの曲の共作者に名を連ねているものの、この曲を初めて世に出したのは、1962年のBuddy Greco氏による録音だったらしい。道理でひと昔前という感じの作風なわけだ。

 ところで、1964年12月11日、アメリカ社会、特に黒人コミュニティにとってショックな出来事があった。名シンガー、サム・クックの死である。もっとも、この週のHot 100を見渡しても、サムの曲はチャートに入っていない。そこで、1964年よりもっと古いが、私がサムの唄で一番すごいと思うものを紹介し、改めて偉大なシンガーを追悼したい。

その頃ソ連では
1964年12月12日:ロシア共和国マガダン州のススマン町が市に昇格。

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 今週1位のLorne Greene - Ringoは、よく知らない曲だったので興味を持ったが、試しに聴いてみたら面白みのないテレビ主題歌だったので、パス。やはり自分の本筋の曲を取り上げたい。The Rolling Stones - Time is On My Sideが今週6位に食い込んでおり、これまでのところの彼らの全米最大ヒットとなった。これはもちろんカバーで、個人的にはIrma Thomasの持ち歌と認識していたが、実はこちらが最初らしい。

その頃ソ連では
1964年12月1日:カザフ共和国で西カザフスタン地方、南カザフスタン地方が廃止される。

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19641205a
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 さあ、アメリカンオールディーズの華麗なる徒花(?)、Shangri-Las - Leader Of The Packがついに1位を射止めた。サウンドエフェクトも効果的に使ったヤンキーものの名曲。

その頃ソ連では
1964年11月21日:ソ連最高会議幹部会令「ソビエト連邦労働者代議員地域評議会の統一について」により、フルシチョフ時代の1962年に導入された工業地区と農業地区の区分が廃止され、統一のソビエト権力機関が復活。

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19641128a
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 さて、またしても英国勢が躍進。Herman’s Hermits - I’m Into Something Goodがチャートを駆け上がっており、今週は20位に位置している。ただ、この曲はThe CookiesのEarl-Jean McCraeが少し前に発表して中ヒットしたものが最初だったようで、ハーマンズはカバーということらしい。作家はCarole King-Gerry Goffin。

その頃ソ連では
1964年11月17日:ソ連は11月19日を「ロケット部隊と砲兵の日」に制定。

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 むかし、ロンドンだったか、中古レコ屋でブツを物色していたところ、店員に「オマエはどんなものが好きなのか?」と尋ねられ、「モータウンのガールグループとか…」と答えたら、「ヴェルヴェレッツとかか?」と返されたことがある。そこで「シュープリームスとかか?」でなく、「ヴェルヴェレッツとかか?」だったのが、マニア同士のやり取りっぽく、妙に嬉しかった思い出がある。

 そんなわけで、チャートの1位は相変わらずシュープリームスなわけだが、私としては今週46位のVelvelettes - Needle In A Haystackを聴いてみたいわけである。いかにもイギリス人が好みそうな曲だ。

その頃ソ連では
1964年11月5日:ウクライナ共和国のチェルニヒウでトロリーバスの運行が開始される。

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 1964年11月3日、米大統領選挙で民主党の現職ジョンソンが当選を果たしたが、果たして60年後の今回はどうなることやら…。

 さて、そんな話とは関係なく、今週20位と赤丸急上昇なのが、The Kinks - You Really Got Meである。後にヴァンヘイレンがカバーしたことで、さらに有名になる。キンクスのオリジナルは、ある種の軽みがある分、よりパンキッシュな感じがする。

その頃ソ連では
1964年11月4日:1956年の法令によりソ連では都市部で家畜を飼う市民に追加課税が課せられていたが、その法令が撤廃される。

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 さて、私は60年代のモータウンを愛好することをライフワークとしているわけだが、その中でも決定的な1曲と言えるSupremes - Baby Loveが、今週1位に輝いた。この世に存在するあらゆる歌の中で、最大の好き歌を決める時に、少なくとも候補には上る曲だ。

その頃ソ連では
1964年10月24日:東京オリンピック閉幕。ソ連は金30、銀31、銅35を獲得しランキング2位。

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 さて、超有名曲で、後にジャガー&ボウイがカバーすることにもなるMartha & the Vandellas - Dancing In The Streetだが、1位にはなれず、この週の2位がピークだった。結局、ヴァンデラスの全キャリアを通じて最大ヒットということにもなる。しかし、完全に猛暑の中で踊り狂うようなイメージの曲だが、秋のヒット曲だったとは。

その頃ソ連では
1964年10月15日:A.コスイギン氏がソ連閣僚会議議長(首相)に就任。

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 さて、ビートルズに続けとばかり、またしても英国勢がNo.1ヒットを飛ばした。Manfred Mann - Do Wah Diddy Diddyである。ただ、個人的に今まで認識していなかったが、この曲は前年に米ガールグループのエキサイターズが出したもののあまり売れず、それをマンフレッドマンがカバーして当てたらしい。

その頃ソ連では
1964年10月14日:ソ連最高会議幹部会と中央委員会、N.フルシチョフ第一書記の「高齢と健康状態を理由とした自発的な辞任」を承認。L.ブレジネフが第一書記(後に書記長)に就任した。

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 さて、だいぶチャートの下の方になるが、今週77位にモロに自分好みの1曲が入っていたので、これを取り上げる。Mitty Collier - I Had A Talk With My Manがそれである。サザンソウルは良いねえ。

その頃ソ連では
1964年10月8日:ハンガリー出身でソ連で活躍した著名なエコノミスト、Ye.ヴァルガ氏が死去。

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 さて、Four Tops - Baby I Need Your Lovingは、この週の11位が最高位だったようだ。個人的に思い出深いのは、映画「ブロンクス物語」で、それまではドゥーワップとかR&Bの世界だったのに、Baby I Need Your Lovingが流れて急にソウルっぽい世界となり、ああ時代が変わったんだなと実感させられたことだった。

その頃ソ連では
1964年9月30日:VVER-210型原子炉を備えたノヴォヴォロネジ原子力発電所の1号機が発電を開始し、これ以降VVER型原子炉を備えた原子力発電所の大量建設が始まる。

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 さて、今週チャートのトップに立ったのが、言わずと知れたRoy Orbison - Oh, Pretty Womanである。ジュリア・ロバーツの映画でも有名になった。ただ、ロカビリー曲を朗々と歌い上げるのが持ち味のロイ・オービソンにとり、モータウンを模したとも思えるこのアップテンポ曲は、やや異色であった。

その頃ソ連では
1964年9月17日:ユーゴスラビアがコメコンの活動に参加する協定が結ばれる。

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 さて、もう3週間もチャートの1位に君臨しているのが、The Animals - House Of The Rising Sunである。アメリカの有名なトラッドソングを、イギリスのブルースロックグループのアニマルズが独自のアレンジで仕立て大ヒットさせたもの。

その頃ソ連では
1964年9月20日:ソ連とマルタの外交関係が樹立される。

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 さて、もしかしたらマニアには有名なのかもしれないが、個人的に初めて知ったのが、今週95位のRag Dolls - Society Girlである。この年のNo.1ソング、4 Seasons - Rag Dollのアンサーソングであり、しかも4 Seasonsの制作チームが自らこのアンサーソングを作ったというのだから、セルフアンサーソングといったところだろうか。まあ、あまり売れなかったようだが。

その頃ソ連では
1964年9月1日:ウクライナ共和国初のワイドスクリーン映画館「ウクライナ」がキーウにオープン。

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 さて、今週4位と赤丸急上昇中で、最終的には3位まで上がる大ヒットとなるのが、Dave Clark Five - Becauseである。当時勢いのあった英国勢の中でも、ワイルドな作風で知られた彼らだが、皮肉にもこのバラード曲が代表曲のようになっている。

その頃ソ連では
1964年8月28日:ソ連最高会議議長令により、1941年に行われたヴォルガ地方のドイツ系住民に対する訴追を撤回。

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 さて、前にも書いたと思うが、1960年代半ばのモータウン黄金時代にあっても、私はとりわけエディー・ホーランドの作品が好きで、とりわけ今週88位にランク入りしてきたEddie Holland - Candy to Meが大のお気に入りなのである。大ヒット曲というわけではないが、個人的なフェイバリットだ。

その頃ソ連では
1964年8月28日:ロシア共和国クイブィシェフ州のスタヴロポリ市が、トリヤッチ市に改名される。物故したイタリア共産党の指導者の名にちなんだもの。

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 この週、モータウンの女性トリオ、シュープリームスがチャートのトップに上り詰めた。Supremes - Where Did Our Love Goが、1位に輝いたものである。1964年のHot 100では、ビートルズが1位から5位を独占する伝説的な週もあったが、シュープリームスがこの曲を皮切りに5曲連続で1位を獲得するというのも、良く知られた伝説である。

その頃ソ連では
1964年8月21日:ソ連とかかわりが深かったイタリア共産党の指導者、パルミーロ・トリアッティ氏が死去。

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 さて、今週1位にDean Martin - Everybody Loves Somebodyとあるが、個人的にはすぐメロディーが浮かばなかった。YouTubeで再生してみたら、あああの曲かと思い出したが。元々はフランク・シナトラのあまり売れなかった持ち歌らしいが、シナトラ所有のリプリーズ・レコード所属のディーン・マーチンに歌わせて、上手くリサイクルできた形か。

その頃ソ連では
1964年8月9日:ソ連国際連合代表部、7月25日に米州機構加盟国外相会議で採択された反キューバの諸決定に関するソ連政府の声明を国連安全保障理事会議長に送付。

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 今週は、夏らしく、ラテン風味溢れる Drifters - Under The Boardwalk を聴いてみようか。メンバー交代を繰り返しながら長く活躍してきたグループだが、ベスト10ヒットはこれが最後だったようだ。ちなみに、個人的には2000年頃にロンドンに遊びに行った時に、ウィンブルドン劇場というところで「ドリフターズ・コンサート」という催しがあるのを知り、半信半疑で出かけた思い出がある。若いあんちゃんたちが、「ハ~イ、僕たちドリフターズです」と元気よく出てきて、確かにドリフターズの持ち歌を歌ってはいたのだが、「お前ら偽物ちゃうんか」という疑念は最後まで晴れなかった。

その頃ソ連では
1964年8月2日:ソ連の同盟国、北ベトナムが米駆逐艦に魚雷を発射したとされるいわゆるトンキン湾事件発生。実は米側の偽旗作戦だったが、これがベトナム戦争へと繋がっていく。

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 さて、順当に行けばこの週1位になったビートルズのA Hard Day's Nightを取り上げるべきなのだろうけど、そんな誰もが知る曲をシェアしても面白みはない。むしろ40位にThe Beatles - Ain't She Sweetという見慣れない曲が入っているのが気になった。調べてみたところ、ドラムがまだピート・ベストだった時代の1961年に録音されたカバー曲で、それがこの年のビートルズ・ブームにあやかって便乗的に発売されたらしい。ビートルズのオリジナルアルバムには収録されていないので、個人的には音源を持っていなかった。後にアンソロジーに収録されたとのことだが、自分はアンソロジーは持っておらず、これは盲点だった。

その頃ソ連では
1964年8月19日:中央研究所「エレクトロニカ」の創設に関するソ連電子機器委員会指令。

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 さて、今週の48位には、Ventures - Walk--Don’t Run ’64がチャートインしている。1960年のヒット曲を、ヴェンチャーズ自らがリメイクしたもの。先走って言うと、この64年版は最終的に8位まで上がるのだけど、何でも同じバンドが同一曲をリメイクして、両方ともベスト10に入れたのは、これが史上初めてだったらしい。

その頃ソ連では
1964年7月19日:ソ連・東ドイツ友好条約(1964年6月12日締結)に関する米・英・仏の声明に対し、ソ連が反論声明。

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19640725t
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 さて、この週には 4 Seasons - Rag Doll が、チャートのトップに駆け上がった。四季の1位は前年のWalk Like a Man 以来であり、結果的にはこの曲が60年代最後の1位になるのであった。

その頃ソ連では
1964年7月15日:ソ連最高会議幹部会議長に、ソ連閣僚会議第一副議長だったA.ミコヤンを選出。ソ連共産党第二書記だったL.ブレジネフが、ソ連閣僚会議第一副議長に。

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 さて、この週9位には、アメリカン・ヒットパレードとしては異色の曲がランクインしていた。Stan Getz & Astrud Gilberto - The Girl From Ipanema、邦題「イパネマの娘」がそれである。ボサノバのイメージを決定付けた一曲であり、スタンダードと化している。

その頃ソ連では
1964年7月7日:ソ連国連常駐代表、国際の平和と安全の確保における国連の実効性を強化するための一定の措置に関するソ連政府の覚書を米国国連代表に手交。

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 今週、チャートのトップに躍り出たのが、Beach Boys - I Get Aroundである。ビートルズが上陸する前から米チャートの常連となっていたビーチ・ボーイズだったが、考えてみれば全米1位はこの曲が初だったか。以前取り上げたBeach Boys - Don’t Worry Babyは、この曲のB面曲だった。何とも強力すぎるカップリングだ。

その頃ソ連では
1964年7月6日:ソ連の国連常任代表が国連事務総長にコンゴ情勢に関する声明を提出。

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