Windows 8プレビュー:知っておくべき23の新機能

  • author 福田ミホ
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Windows 8プレビュー:知っておくべき23の新機能

期待がふくらみますね!

Windowsの次バージョンが最終的にリリースするまでまだあと1年かそれ以上ありますが、ここ数ヵ月ですでにいろんなリーク情報が流れてきています。コードネーム「Windows Next」、またの名をWindows 8は、表面的には先代つまりWindows 7と似ているのですが、かなり大きなバージョンアップになりそうです。

いろんな情報が入ってきますが、他のリリース前ソフトウェアと同様、どれが実装され、どれがカットになり、どれがそもそも最初から存在しなかったのかはわかりません。我々はすべての噂やリークされたスクリーンショットをチェックしましたが、完全なフェイクと判断したものもあれば、期待できそうだと思うものもあります。以下、一定以上に期待できそうなものをカテゴリーごとに見ていきましょう。

・ストレージ系

ビジネスでのインストールベースが巨大なせいもあり、ここ数年のマイクロソフトはストレージのトレンドに関して動きが鈍かったのは否めません。そうこうしているうちに、パワーユーザーはディスクイメージの操作やドライブのメンテナンスにサードパーティのツールを使うことに慣れてきていますが、Windows 8で巻き返しなるのでしょうか?

・ISOマウント機能

他のデスクトップOS(Mac OS XやLinux)がディスクイメージの操作を基本機能として備えているのに対し、Windowsはこの分野に関してかなり遅れをとってきました。Windows Vistaでさえ、ディスクイメージをCDに焼くにはサードパーティのツールが必要だったのです。Windows 7ではディスクイメージを書き込めるものの、マウントしたり読み込んだりすることができません。でもついに、Windows関連のオンラインコミュニティの情報によれば、この機能がWindows 8には搭載されるようです。

ISOマウント機能は平均的ユーザーにとってはあまり意味のない機能ですが、パワーユーザーやシステム管理者であれば複数システムのインストールを標準化でき、信頼できるシステムイメージを保存したり、バーチャルマシンを素早くデプロイさせたりできます。最近のWindowsでは徐々にディスクイメージのサポートを進めてきていることを考えると、この機能が次期Windowsに搭載される可能性は非常に高そうです。

実装可能性:70パーセント

・Disk Cleanupの改良

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Disk Cleanupユーティリティも改良されるようです。Windows 7の比較的簡素なツールとは異なり、Windows 8のプレリリースビルドで見られるユーティリティには、ファイルをサイズやファイルタイプでソートできるオプションが含まれています。これがあれば、テンポラリファイルを素早く指定したり、大きなファイルを見つけたりして、ディスクスペースの回復が簡単になりそうです。

実装可能性:70パーセント

・Portable Workspaces

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サードパーティでもポータブルワークスペースのユーティリティがありますが、そのお株を奪う機能の登場です。マイクロソフトはPortable Workspacesと呼ばれる新機能をWindows 8に統合しようとしています。Windows 8の4月のビルドからリークされてきたスクリーンショットや動画によれば、Portable Workspacesではユーザーは最低16GBの残容量があればUSBドライブにシステムのポータブルイメージを作ることができます(容量が16GBでも残容量が15.7GBだと使えないようです)。

我々が見たところでは、Portable Workspacesではデスクトップ、ユーザー設定、主要アプリのクローンを作ってくれるようです。これを使えば、USBドライブを任意のPCに挿し込んで起動するだけで使い慣れたWindowsマシンの環境を作れるというわけです。リークされたデモの出来映えは十分なので、この機能が実装されていなかったらちょっと驚きです。

実装可能性:70パーセント

・History Vault

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Image credit:WinRumors

Windows XP SP2ではシャドウコピーっていうファイルのバージョン管理機能があって便利だったんですが、この機能の存在に気づいた人は少数派でした。Windows 7にもその機能は継承されていますが、あまり使われていないようです。でもWindows 8では、この機能をHistory Vaultとしてリニューアルし、日の目を見せてあげようとしているようです。

History Vaultがリークされた初期のスクリーンショットでは、アップルのOS XにおけるTime Machineに非常に似ていました。まあ、パクリだとかとやかく言うよりも、もしHistory Vaultのバックアップ機能がTime Machineの半分でも使いやすければ、ついにバックアップが普通の人にとって日常生活の一部になるかもしれません。

実装可能性:70パーセント

・WinFS

2003年以降、マイクロソフトはPC上にあるいろいろなデータ間の関係を検知しそれを利用できる新しいWindowsファイルシステムを作り出そうとしてきました。WinFS(FSはFuture Storageの略)はSQLリレーショナルデータベースサーバーの機能を持ち、ファイル間の関連をインテリジェントに発見してアプリケーションに連携します。たとえばエクスプローラーで自動的にある特定の人物の写真を見つけて時系列に表示、といったことができるかもしれません。

WinFSは2006年にWindows Vistaの一部としてローンチされると期待されていたんですが、技術的問題のために最終版では搭載されませんでした。マイクロソフトはWindows 8でWinFSが搭載できる可能性について何も言及していませんし、我々もこれが来そうだという信頼できる証拠は得られていません。もしWinFSが次期Windowsで本当に実装されたら、驚きつつもうれしいニュースです。

実装可能性:20パーセント

・ネット接続機能

Windows 8はこれまでで一番深くネットにつながったWindowsとなりそうです。Webブラウジングをよりユーザーエクスペリエンス中心にしたり、ユーザーデータをクラウドにシンクしたり、悪意のあるコードからユーザーを守ったりするための新機能が盛りだくさんです。

・Internet Explorer 10

IEは過去10年間コンスタントにバージョンアップしてきましたが(そしてIEはすべてのWindows PCにプレインストールされていますが)、ブラウザ市場におけるマイクロソフトのシェアは低下し続けています。そんなわけで、IE9がリリースされたばかりの現在でも、IE10も速いペースで開発が続いています。Windows 8に間に合うでしょうか?

実装可能性:90パーセント

・Immersive Browser

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Image credit:Within Windows

Windows 8におけるブラウザ関連で一番興味深いのは、マイクロソフトがImmersive Browserと呼んでいる機能です。Immersive BrowserはWindows Phone 7のモバイルブラウザがベースになっているようで、タブレットのディスプレイが生きるシンプルなフルスクリーンのインターフェースになっています。スクリーン上に表示できるWeb画面の領域を増やすため、たくさんあったメニューオプションを絞り込んで「進む・戻る・アドレス・更新・お気に入り」だけにしています。

リークされたスクリーンショットではWindows Phone 7のMetro UIと同じようなタイル状インターフェースが見られ、そこではWebのリンクがブラウザのスクリーンに並んだタイルとして表示されます。この機能はPCよりタブレットで便利そうですが、PCでも使えるかもしれません。リークされたコードには他にもタブレットフレンドリーな機能があることを考えると、Immersive Browserが実装される可能性は高そうです。

実装可能性:90パーセント

・SmartScreen Download Filter

Internet Explorer 9はレピュテーション(評判)ベースのフィッシングフィルター機能、その名もSmartScreenを搭載しています。これはファイルやリンク、サイトをブラウザに読み込む前に、レピューテーション・データベースと照合してチェックするものです。

初期のWindows 8のビルドではこの機能をOSにより深く組み込んでおり、ユーザーがファイルを読み込む前にSmartScreenでチェックすることができるようです。この機能はフォルダメニューのViewタブ配下で、ユーザー選択可能な機能として見つかっています。これが実装されることに関してはほぼ疑いなしと思ってよさそうです。

実装可能性:90パーセント

・クラウド・ストレージ

クラウドはコンピューティングの主流の一角を占めるようになりました。マイクロソフトはシンクサービスのLiveMeshでサードパーティのサービスたとえばDropboxやSugarsyncにキャッチアップしようとしています。LiveMeshではユーザーはWindows LiveアカウントとPC上のフォルダをシンクすることができます。

Windows 8のアルファビルドのスクリーンショットのリークでは、クラウドシンキングをOS自体に組み込んでいるコードが見られます。これは単にLiveMesh・SkyDriveのアカウントをWindows 8とリンクできるということなのか、もしくはこの種の機能がサードパーティのクラウドストレージサービスに対しても拡張されるのかは不明です。

実装可能性:80パーセント

・プッシュ通知

Windows 8のアルファコードのDLLファイルをチェックしてみた人たちによれば、Windows 8におけるプッシュ通知のサポートを示すと思われるものが発見されました。これは、Windows 8での他のタブレットフレンドリーな機能を考えればさほど驚きでもありません。プッシュ通知がどのように機能するのかはっきりした証拠はありませんが、メールやビデオチャットのリクエストが届いたら音や光で知らせる、といったことが可能になると思われます。

実装可能性:70パーセント

・ユーザーアカウント関連機能

ここまで、ユーザーアカウントがどのように管理されるかについての変更点はあまりわかっていません。が、オンラインコミュニティ上では興味深い機能がふたつ話題になっています。

・ゲストモード

デスクトップOSでは、ゲストアカウントはトリッキーなものでした。誰でもPCにログオンし、テンポラリーに利用できるというアイデアは机上論では便利そうなんですが、利便性にはセキュリティ上の懸念も付いてきます。

Windows 7のベータではゲストモード機能のスタブが入っていてこの点をうまく処理していたのですが、最終版には実装されませんでした。テンポラリーなユーザーアカウントでありつつ、利便性を確保するのに十分なシステムアクセスを許容するのは想像以上に難しかったということでしょう。システムアクセスを許容しようとするとプライマリのユーザーのファイルを危険にさらすことになるのです。Windows 8でゲストモードが再登場するかどうか現時点ではわかりませんが、マイクロソフトがこの機能の開発をやめたわけではないと思われ、可能性は半々以上にあると予想されます。

実装可能性:60パーセント

・顔認識機能

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顔認識のアイデア自体は特に目新しいものではありません。『2001年宇宙の旅』ではHALがデーブをトラックするのに使われていましたし、現実世界でもここ数年多くのPCメーカーがこの機能を載せたシステムを出しています。ただ実際には、コンシューマーPCで顔をちゃんと認識できる能力は今のところあまり高くないのがわかっています。

今年4月、Windows 8についてコードから探っていたWindows8Italia.comがWindows 8内の「人の存在検知(Detect human presence)」と呼ばれるAPIについて情報をリークしました。そのAPIは、顔認識機能をOSに組み込んだもののようです。この情報は、マイクロソフトが顔認識機能実現に必要なWebカメラの普及に期待しているとする他のリーク情報とも符合します。

ここで大きな問題は、マイクロソフトが顔認識関連の開発をしているかどうかではありません。すでに開発中なのは明らかです。問題はWindows 8で実現されるユーザーエクスペリエンスの質、そしてユーザーが実際使いたくなるような顔認識機能をマイクロソフトが提供できるかどうかということです。もし顔認識の精度が95パーセント以下であれば、一般的なユーザー層からは不評が好評を上回ってしまいそうです。なのでもし顔認識機能がWindows 8に搭載されなかったとしても、マイクロソフトを責めないであげてください。

実装可能性:50パーセント

・System Reset

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OSを一番最初の状態に戻してやり直したくなること、あるでしょうか? 中国のWindowsサイトからリークされたスクリーンショットでは、「System Reset」と呼ばれる機能が見られ、まさにそんなことを実現してくれそうです。この機能に関するメニューの説明では「インストールした全プログラムを削除デフォルトのWindowsの設定を回復する。ユーザーアカウントとパーソナルファイルを保持するかどうかは選択できる」とあります。

Windowsのメンテナンスとして定期的に再インストールしているような人にとっては、これは非常に使える機能になりそうです。またシステム管理者にとっても時間の節約になるはずです。System Resetが管理上セキュリティリスクを与えるかどうかはまだ不明ですが、信頼できそうな機能ではあります。

実装可能性:60パーセント

・インターフェース関連

これまで我々が見たWindows 8のスクリーンショットでは、Windows 7と特に変わったところはないように見えます。それはマイクロソフトがインターフェース上の変更をまだ適用していないというだけなのかもしれないですが、今のところ発見されている変わった点は、以下ふたつです。

・リボンがあちこちに

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Image credit:Within Windows

Windows 8のプレリリースビルドで一番目立つインターフェースの変更はリボンのメニューがエクスプローラー中に見られることです。リークのスクリーンショットを見ると、新しいインターフェースではより多くの基本的なメニューに1クリックでアクセスできるようで、編集、全選択といった操作をする際にクリックする必要がなくなりそうです(ホットキーを覚えている人はもともと使わないかもしれませんが)。

実装可能性:80パーセント

・Aero Autocolor

ユーザビリティにはあまり影響なさそうなのですが、ライトなユーザーの興味をひきそうなのはAero Autocolorと呼ばれる機能です。これはWindow Color and Appearanceのコントロールパネルにあるシンプルなメニューオプションで、Windowsが壁紙の主な色を検知して、それに合わせて自動的にデスクトップのカラースキームの配色をしてくれるというものです。なので、たとえば壁紙の背景が緑の丘の風景であれば、Windowsがそれを検知してウィンドウの枠の色をそれに合わせてくれるというわけです。ウィンドウを透過にする場合、これがいいのかどうかはちょっとなんとも言えません。

実装可能性:70パーセント

・コンテンツ統合

コンピューターと携帯電話はそもそもの基本機能を超えて融合されてきて、エンターテインメントデバイスになりつつあります。マイクロソフトはこのトレンドにどう応えているんでしょうか?

・Windows App Store

Windows 8のコンテンツ関係で一番噂になっているのは、マイクロソフトがアプリのストアを作ろうとしているというものです。でもこれはそれほど驚きではありません。マイクロソフトはすでにアップルの小売モデルをコピーしようとしていて、ほとんど全主要なプラットフォームでは何らかのアプリマーケットをサポートしています。

我々としては、Windows App Storeは理にかなっていると思いますし、Windowsのインストールベースが巨大であることを考慮すればMac Apple Storeよりうまくいく可能性もあると思います。ただ最大の疑問は、マイクロソフトがこの領域に踏み込むことでファーストパーティのアプリマーケット運営に関して反トラスト法抵触を懸念する声が高まる恐れがあることです。そうなるとWindowsだけでなく、AndroidやiOSまで巻き込んだ大問題に発展してしまうかもしれません。

実装可能性:80パーセント

・PDFサポート

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Image credit:Within Windows

ようやく、PDFサポート機能がWindowsに直接組み込まれるようです。そのアプリはModern Readerという名前で、単にPDFが読めるだけではなく、Macにおけるプレビューと同等のことが可能になりそうです。実際に採用される可能性も高いと思われます。

実装可能性:90パーセント

・タブレット向け最適化

ここ10年以上、マイクロソフトはWindowsタブレットをみんなに売り込もうとしてはうまく行っていませんでした。まずTablet PCがあり、Project Origami UMPCタブレットがあり、最近ではHP Slateがあり、こちらはおそらくHPとかマイクロソフトの社員かその親族といった非常に限られた人たちだけが購入したんじゃないかと思われます。

この悲しい現状を何とか切り開いてタッチ・タブレットの流れに便乗すべく、マイクロソフトはWindows 8をタブレット向けに最適化するための動きをいくつかとっています。

・システム・オン・チップ(SOC)のサポート

マイクロソフトがWindows 8をタブレット向けに最適化することは、マイクロソフトCEOのバルマーがはっきり表明しています。彼が1月にCESで行った基調講演では、ARMプロセッサー上で動く「現行インターフェースを持った、未来バージョンのWindows」のデモが行われました。そして彼はSOCアーキテクチャがマイクロソフトの未来においていかに大きな役割を果たすかをとうとうと語っていました。

さらに最近になってIntelのシニアバイスプレジデント、レニー・ジェームズ氏がマイクロソフトがx86とARM向けそれぞれにWindows 8を複数バージョンリリースすると(うっかり)発言し、さらにARM向けには4種類のビルドがあるとしました。これが意味するところははっきりしています。Windows 8はARMとQualcomm、AMD、Intel、Texas Instrumentsの省電力チップ上で動くようにデザインされているのです。ただ、これを実現するために具体的にどのような形になっているのかはまだわかりません。

実装可能性:90パーセント

・タッチ・インターフェース

SOCサポートが行われるものとすれば、次期Windowsはタッチ・インターフェースに関しても大きな改良があると考えられます。なのでWindows 8に関するオンラインコミュニティではタッチフレンドリーな変更点がかなりの話題になっており、その多くはWindows Phone 7から直接移植される機能のようです。

実装可能性:80パーセント

・パターン・ログイン

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おそらくタブレットの形態を意識した要素として、Windows 8の初期ビルドではAndroidと同じようなパターン・ログインのオプションが含まれています。YouTubeにもこの機能の動画がアップされていましたが、それらの多くは(おそらくマイクロソフトからの要望で)削除されたようです。でも、削除されたことでさらにこの情報の信ぴょう性が高まった感があります。

パターンスクリーンには16ブロックのグリッドがあり、Androidの9ブロックのグリッドよりも複雑なセキュリティパターンが可能になりそうです。我々が知る限り、このパターンログインスクリーンはWindows 8ではすでに決まったことであり、他のタッチ・インターフェース関連の噂にさらに確証を与える要因になっています。

実装可能性:90パーセント

・その他

他にもまだいろいろわからない要素があるのですが、以下いくつか、十分な情報がある機能です。

・Modern Windows Task Manager

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タスクマネージャが改善されて、リソースモニタとタスクマネージャを1画面で見られるModern Windows Task Managerになります。機能そのものには新しいものがないのですが、コントロールパネルが統合されたことで、リソースを占拠しているものを見つけてシャットダウンする操作が素早く1クリックでできるようです。

実装可能性:90パーセント

・ハイブリッド・ブート

立ち上げ時間短縮のために、シャットダウンとスタートアップの新しい方法、名付けてハイブリッド・ブートが開発されたようです。このアプローチはシャットダウンというより実際は休眠に近いようで、システムが再度フル起動されたときにすぐデータ取得できるようキャッシュを多く保持するということのようです。リークのスクリーンショットでは、節電したいユーザーのために通常のシャットダウンをするオプションも用意されているようです。またハイブリッド・ブートを導入しても、Windowsの再起動の方法は変更されないようです。

実装可能性:80パーセント

・Genuine Center

誰もが待ち望んでいた...というものでもないのですが、情報として押さえておきます。マイクロソフトのソフトウェア・パイラシーとの戦いはユーザー・サービスであるという建前でしたが、次期Windows 8で登場しそうなGenuine Centerはその流れを若干超えたものになりそうです。このメニューでは、Windowsのライセンスキーを入力・変更したり、ライセンスの正当性のステータスを閲覧したりもできるようです。

実装可能性:100パーセント

Robert Strohmeyer - MaximumPC(原文/miho)