【迫真ユーザーレビュー】MacBook AirがあればiPadは不要? IT業界の大物たちから新生MacBook Airに絶賛評価が続出!

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    【迫真ユーザーレビュー】MacBook AirがあればiPadは不要? IT業界の大物たちから新生MacBook Airに絶賛評価が続出!

    実は静かなるアップルの大革命なのか...

    iPadやiPhone 4の派手なデビューほどではありませんでしたけど、昨年は誕生以来もっとも大きなモデルチェンジで完全に生まれ変わったMacBook Airの新モデルの発売というビッグニュースがありましたよね。リリース当初から、かなりパフォーマンスが優れているという好評価や、もしやこれはメインマシンとしても不足なく使えるのでは? そんな指摘まで飛び出すくらいの大反響を呼んでもきましたが、もうギズ読者の皆さまの中にも毎日バリバリと使っているという方がいらっしゃるかもしれませんよね。ネットブックサイズの11インチモデルのMacBook Airなんて、その手頃な価格やサイズが魅力ですからね。

    えぇっ、またまたギズはアップルLOVEだから、ちょっとベタ褒めし過ぎじゃないのって声も当然ながら上がってきそうですけれど、ここは客観的にIT業界の大物たちにインタビューして、実際のところ、この新たにリフレッシュされたMacBook Airの本音の評価はどうなのよ? そんな気になる突撃インタビューを米GIZMODO編集チームが敢行してくれました! なかなか興味深いコメントばかり届いていますので、まだこれからMacBook Airデビューするかどうか迷っちゃってる方は、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

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    IT業界を代表いたしまして、今回の新生MacBook Airのユーザーレビューのトップを飾ってくれますのは、ギズとともにアメリカで人気のブログメディア「Boing Boing」で編集長を務めているロバートさんです。アップルへの愛もあふれた率直なコメントをどうぞ。

    11インチのMacBook Airを購入以来、非常に気に入って使っていますよ。これは一言で表現するならば、ネットブックとしての妥協を一切排した真のネットブックだと確信しています。

    まずはこれまでに自分が使ってきたネットブックとは完全に異なるパフォーマンスが圧巻でしょうかね。起動に終了、各種アプリケーションの立ち上げ、ファイルの保存などなど、あらゆるタスクが、こんなにも高速にできるものなのかって、いまでも驚かされることが多々あります。SSDモデルになるだけで、ここまで違いが出るものなんですね! なんかいつも仕事で使ってるデスクトップPCのほうが遅い時も結構あるので、逆にオフィスでイライラしちゃうことが増えちゃった感じでしょうかね(苦笑)。軽い動画編集くらいまでならば、MacBook Airでこなしちゃったほうがストレスフリーなくらいですよ...

    ただ、これまで個人的にMacBook Airを外で使ってみて受け取るちょっぴりショッキングな印象の多くは、よくそんな高すぎるネットブックを使えますよねという、ややWindowsユーザーからの残念な批評が相次いだことでしょうか。いや、だからこれは一般的にこれまで格安で販売されてきたネットブックとは違うんですってば。

    なんだか高いネットブックみたいだから、アップルの製品は嫌なんだよねとMacBook Airに手を出していない人は、きっと知らないだけだからかわいそうですよ。まぁ、他人のことまで心配してあげなくてもいいんでしょうけどね~

    Macが世界でもっとも普及浸透している米国内ででも、いろいろとWindowsユーザーとのギャップを感じることってあるみたいですね。そもそも比較すること自体がフェアーじゃないって話もありますがね。

    続きまして、革新的な画像共有サイトの「MLKSHK」を起業したばかりのトーレスさんにも、超多忙な毎日の中での新MacBook Airとの出会いを中心に語ってもらうことにいたしましょう。

    これまでの会社勤めを辞めて、新たな会社を立ち上げる激忙な新生活をスタートする時に決意したこととしまして、やっぱり起業って大変なので、いつの間にかプライベートなタイムまで仕事で押しつぶされちゃったりしないように、もうMacBook Proを持ち歩くのはヤメにし、オフィスの中でしか仕事をしないようにしようって制限を自分に課したんですよ。

    まずはピカピカのオフィスに気分も一新してiMacの27インチモデルを導入しました。クアッドコアのCore i7プロセッサーで、もう社内にいる間はバリバリと仕事をこなすぞという決意とともにね。

    ところが、そういう生活が少し一段落した時に、ちょうど今回の新MacBook Airの発表があって、そうだ、やっぱり家でもプチオフィス感覚で軽く仕事ができるっていうのもいいかなって気持ちから、ふと買ってしまったんですよ。いやいや、そしたらもう一巻の終わりでしたね!

    だって、軽い気持ちで買ったにしては、なんだかキーボードのタイピング感とかがいいんですよ。ディスプレイだってとっても美しい。SSDの速さがあるから、完全仕事モードのオフィスのiMacでさえ、ちょっとMacBook Airとは互角の使用感だったりすることもあります。おまけにバッテリーの持ちも非常にいいですからね。たとえバッテリーのアイコンが赤色の警告表示に変わったとしても、まだ40分は使えたりするんですよ...

    これは間違いなくいままでに使った中でベストのMac製品ですね。プログラミング作業だって軽いものならば不自由はありません。唯一の不満としては、この快感をなかなか他の人には分かってもらえないところくらいでしょうかね。外で使いながらMacBook Airを絶賛した感想を述べたりしても、大抵はだれも信じてはくれないんですよ。

    「新しくなったとはいえ、MacBook Airって、私も買おうかなと思ってスペックをチェックしたりしましたけど、あれでは大した作業はできないでしょう?」

    「昔ね、ネットブックにMac OS Xを入れるHackintoshに挑戦してみたことがあるんですよ。いやいや、でもやっぱり魅力は覚えませんでしたね。この小さい11インチのモデルでも同じでしょう?」

    そんな感想ばかりが返ってきました。ぜひとも今度のMacBook Airは、まずは使ってみてほしい秀逸モデルなんですけどね。

    意外と実際に使ってみたユーザーと、まだ使ったことのない人との間では、非常にギャップの大きなモデルともなっているみたいですよ。確かにネットブックは使いにくいという印象が根強く残っちゃってる人も多いでしょうから、どうしても11インチモデルのMacBook Airなんかだと、その同じ印象で眺めちゃうのかもしれませんよね。

    わりとこれまでは生粋のMacユーザーという方からのコメントが相次ぎましたから、今度はWindowsの使用歴が圧倒的に長い、米科学振興協会のExpert Labsのアニルさんにインタビューしてみることにしました。

    私は20年以上、ずっとWindowsを使い続けてきました。少し前にMacBookでMac OSデビューを果たしたばかりですね。

    そんな私なんかが買ったばかりのMacBook Airを評するのもなんですけど、ただ圧倒的に起動時間が速いというのは驚きですね。もちろんどんなノートPCだって、SSDを搭載しているモデルは起動が速いんでしょうけど、やっぱりこのMacBook Airは格別だと思いますよ。私みたいに何のチューニングもできない素人ユーザーだって、買ってきてそのまま最高の速さを実感できる状態ですからね~

    実は私も妻も一緒にMacBook Airを買っちゃったんです。おまけに2人ともiPadをそれぞれ持っています。ちょっとクレイジーな夫婦かもしれませんけどね(笑)。ところが、いまでは夫婦そろってiPadを卒業しちゃいましたよ! なんかこの2つのデバイスって、外での利用シーンがかぶるんですよね。でも、iPadとは違って、MacBook Airには必要なものがすべてそろった完成形のマシンなので、いつも2人ともカバンに入れて持ち歩くのは、どうしてもMacBook Airのほうになっちゃいます。

    まぁ、きっと私はデザイナーとかディベロッパーとか、そういうバリバリのPC環境を必要とするユーザーではないからなんでしょうけど、実際のところは大半は、このMacBook Airさえあれば不自由しないんですよ。バッテリーの持ち時間だって半端じゃないですし、ちょっとこれは手放せませんかね。

    へぇ、皆が皆、同じ感想ではないと思うんですけど、iPadがMacBook Airで不要になっちゃったっていう話は面白いですよね...

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    さてさて、今度はヘビーなトラベラーとして世界各地を駆け回りつつ「Technomads」のブログ更新を続けているシーンさんに話を伺ってみることにいたしましょう。

    はっきり言いまして、モバイラーとしてこれまでに試してみたノートPCの種類には限りがありません。インターネットのチェックはもちろんのこと、やはりコンピューターでしかできないような作業もこなさないといけませんから、ノートPCという選択肢からは離れることができないんですよね。で、長年にわたって数々のモデルを試してはサジを投げ、期待してみてはガッカリさせられという繰り返しできたんですけど、とうとう真のベストパートナーを見つけたぞって気持ちです!

    実はここに至るまでには、いろいろなネットブックにも手を出してみたんですよ。携帯性という面では合格でした。まぁ、でも長いメールなんて書こうものならば、もう2通くらいが限界で、とてもじゃないけど撮影した写真の編集加工なんかには挑む気にもなれませんでした。で、結局はメインマシンのMacBook Proを我慢して持ち歩く振り出しに戻ってくるのですが、あの大きな高額の愛機を旅先へ常に持ち出すのには抵抗があるんですよね~

    で、私は13インチモデルの新しいMacBook Airを購入したんですけど、これが思ったよりも軽くてコンパクトなんです。ちょっとしたショルダーバッグでも十分オッケー。おまけにバッテリーの持ちが余裕で日中はなくなったりしないので、電源アダプターは外には携帯不要ですね。SSDが高速なのはもちろんのこと、プロセッサーパワーまで満足だったのはうれしい驚きでした。PhotoshopにIllustratorに両方で巨大なサイズのファイルを開き、同時に動画をオンライン再生した時でもスピードが落ちなかったのには参りましたね。なんか私にとっては、いままでで最高のノートPCになっちゃってますよ。

    最後に「Lonelysandwich」のブロガーのアダムさんにも感想を求めてみました。

    動画を鑑賞する時以外はiPadを使わなくなっちゃいましたね。他のあらゆる分野で、新たに購入した11インチモデルのMacBook Airのほうが快適で使いやすいですから。これがいままでに買った中で一番お気に入りのMacのコンピューターであることは言うまでもありませんよ。アップル製品の中で最高のお気に入りはiPhoneであることに変わりはないですけど、その次に好きなのはこのMacBook Air。SSDを搭載することで、iPadを超える使い勝手のよさを備えるとはね!

    いやいや、本当に皆さま、貴重なユーザーレビューコメントをどうもありがとうございました。他にもいろいろな方から感想をお寄せいただきましたが、今回は長くなっちゃうので割愛させていただきますね。これまでにご紹介した内容に加えまして、新しくなったMacBook Airは、両サイドにUSBポートが用意されていることを始め、わりと各種ポート類の配置なんかも好評でしたよ。スティーブ・ジョブズCEOは療養宣言を出しちゃいましたけど、今後まず新たなアップルで大きく手が加えられるのは、好調なMacBook Airに限りなく近づくMacBookのラインナップという噂も飛び出しちゃってますから、まだまだこれから楽しみですよね...

    Joel Johnson(米版/湯木進悟)