App Storeもイマイチかな~なんて思っちゃったあなた、Androidですよ!
いよいよGoogleの「Android」を搭載した携帯電話の発売も迫ってきましたが、早くも対応アプリケーションの初代世界チャンピオン選出を賭けたコンテスト「Android Developer Challenge(ADC) I」の結果発表が行われましたよ。
最優秀の10作には賞金27万5000ドル、続く準優秀の10作には賞金10万ドルが贈られているんですけど、この発表作が、それはもうどれも面白そうなアイデアいっぱいで、ちょっとiPhoneアプリにはない輝きすら放っているのもありますね。
見事、初代グランプリに選ばれたアプリケーションの数々を、続きにアップしておきましたので、どうぞチェックしてみてくださいね。
今年5月には、ADCI の第1ステージ「Round 1」を勝ち残った50作品がアナウンスされ、その中から、7名の審査員による厳正なる審査で、新たに晴れて今回選出されたベストアプリケーション!GPSを駆使したAndroidアプリが目立っているのも、大きな特徴のようですね。
例えば、最優秀作の1つに選ばれた「Locale」は、携帯電話の位置情報から、現在のシチュエーションを自動認識して、設定を変更してくれます。職場に到着し、仕事が始まる時間になると同時に、自動でマナーモードへと移行。一方、帰宅時にはマナーモードをオート解除といった便利な調整を勝手にこなしてくれるそうです。
「CompareEverywhere」は、携帯電話のカメラで商品のバーコードを読み取ると、自動的に商品の詳しい情報や実勢価格などを表示してくれます。これはiPhoneのカメラでは、ちょっと難しいでしょうね…。「GoCart」は、さらにその先を行き、バーコードで読み取られた商品が、周辺のショップでは、どこで最も安い値段で販売されているのか、GPSを活用して瞬時に教えてくれるということですから、これは優れモノですね。さらに、ちょっとiPhoneユーザーにとってはうらやましいかもしれない作品としましては、画像編集アプリの「PicSay」がありますよ。撮影した画像の色調や輝度の調整、画像内への吹き出しおよびテキストの入力、拡大縮小効果の設定などが自由に行え、そのまま友人と共有できるような仕組みとなっているようです。
準優秀作に選ばれたアプリの中にも、Google Talk互換のIMとGoogle Blogger対応のブログツールなどを統合した「Maverick」や、バーチャル楽器で音楽を奏でられる「Rayfarla」といった数々の力作がそろっています。
他の優秀アプリも、こちらでチェックしてみてください。俄然、Androidへの期待感が高まってきますよ!
Kit Eaton(原文/湯木進悟)
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