「Otto」はデザイナーのDuncan Wilsonがアーティストとコラボレーションして作ったアート作品。
不思議な形をしていますが、一体なんなのでしょう? Wilsonさんによれば、どんな物体でも人には聞き取れない微かな振動をしているそうです。確かに電車が通った時に家のガラスがビリビリしたりすることがありますよね。あんな風に、わたしたちが気がつかないだけで、家の中のあらゆるものがおしゃべりしているかもしれません。「Otto」はそうした音を拡大してわたしたちにも聞こえるようにしてくれる作品なんです。
つまり、窓ガラス、水が入ったグラス、金属のじょうろ、いろんなものの声を聞いてみることができるというわけですね。世界のすべてがアンビエントミュージックになる瞬間です。
[Duncan Wilson via Random Good Stuff]
JASON CHEN(MAKI)
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