単行本19巻に収録予定。ネタバレにはご注意ください』
★『来週からは西崎さんも就職。
研修でしばらく家を離れるので、更新はお休みになると思います。
もしかしたら、ネットカフェとかで書けるかも?』
■170時間目「とんでも部長就任テスト」
●異次元バケーション
エヴァを名誉顧問に据えることで、
「別荘」を部室としてゲットした「ネギま部(仮)」。
先に宿題を終わらせるために
別荘を使うというのは良いアイデアですな……。
ネギま部、結成メンバーは
明日菜、木乃香、刹那、のどか、夕映、ハルナ、古菲、楓。
エヴァと茶々丸は学園から離れられないとして。
残る魔法系メンツはどう動くのか。
朝倉に関しては、麻帆良祭で見せたような外野的動きが
今後はメインとなるのかも……。
チーム内における盛り上げ役はハルナや古菲がいる訳で。
ネギの事情を理解した上で、自分流にドライに動ける
朝倉、龍宮というのは物語的には重要かと思われます。
その辺よりもう少しネギ寄りにいるのは千雨と五月。
部活メンバーとは異なり、最前線にいるわけではないですが
ネギの心の重要なウェイトを占めている2人です。
初期においては楓がこの辺にいたのですが
彼女は最前線配属が板についてしまいましたね(苦笑)。
かくいう千雨も初めは外野ポジションだったのですけどね(笑)。
葉加瀬は心理描写が少ないので、何処へ行くのか不明瞭。
美空は………うん(笑)。
朝倉や五月のポジションは物語を彩る上では重要です。
しかし、ネギの心理を理解するには
どうしても「魔法」という背景を知っていないと……。
つまり一般人はネギの心の深い所には絶対入れない。
ここら辺が現状の「ネギま!」における最大の問題です。
麻帆良祭において作者は「一般人を活躍させる」という
読者の願望の一つをかなえてくれました。
もし今後ウェールズ編、更には魔法界編となれば
一般人が話に入るのは至難の業です。
しかし、どうも赤松先生の日記を読むに
アンケートではその方向を望む声は大きい様子。
もちろん私も魔法界での展開は興味深々ですからね。
こちらを立てればあちらが立たず。
これだけ登場人物がいるなら当然の状況。
赤松先生はどのような策を用意するのでしょうか。
私は信頼して待つしかありません。
●戦場までは何マイル?
さてさて、皆から部長に推挙される明日菜でしたが
それにエヴァが反対。
明日菜をけしかけて「テスト」としてネギと対決させます。
それなりに自信があった明日菜ですが、結果は惨敗なのでした。
やはり明日菜が主人公のようですね。
事実、赤松先生の日記にも
>ネギま「夏休み編」の新展開は、
>(ラブひなでも途中採用された)ある特徴があるので、
>描いててとても新鮮です。(07/03/23より抜粋)
…とあります。
「ラブひな」の後半では、なるが事実上の主人公となっていましたし
ある程度ネギの心に整理が付いたところで
今度は明日菜を中心に物語を展開するのでしょう。
ただ、ネギと生徒の絡みはまだまだ不足してますし、
ラブひな後期ほど完全に主人公が入れ替わるわけではないと思いますが。
で、やられた明日菜に話を戻しましょう。
今回の件は明日菜だけでなく、
部活メンバーにとってもかなり衝撃的な光景。
「チャオ事変」を自分たちの力で解決し、
(夏休みと言う事で)テンションはうなぎのぼりでしたからね。
特にこの間まで一般人だった明日菜・木乃香・図書館探検部。
そんなのぼせていた者たちへ、エヴァなりの警告。
ナギを探す・魔法界に首を突っ込むというのは
それだけ危険な話と言うことか。
結局のところ「チャオ事変」は内輪の事件でしたし、
特にチャオは人々に「危害を加える」ことはありませんでしたから。
天狗の鼻をへし折る、というのはエヴァ様の得意技(笑)。
ネギや刹那がこれまで痛い目にあってます。
状況的には3巻のネギに似ているかな?
エヴァもそれなりに明日菜のことを気にかけているのでしょうね。
まったくツンデレなんだから(ぉぃ)。
ごほん…ま、それはさておき。
これは明日菜たちの気持ちに結論が出ないと
ウェールズに行く事も出来ませんね。
どれくらいのスパンで解決させるのでしょうか……。
夏休みは明日菜中心で他生徒と絡ませて、
その辺を進めていくのかな?
これまではネギを中心とした放射状の人間関係が描かれていましたが
そういった部分も含めて注目です。
COMMENTS