古泉智浩の『オレは童貞じゃねえ!!』

　モンスターハンターP3が気がつくと325時間にもなってました。と言ってもヘタクソなので１クエストにやたらと時間が掛かっているだけだと思うんですが、とにかく未だに面白くて全然やめられないんですよ。ところが問題があって、身近に熱心に遊んでくれる友達がいないんですよ。大問題です！なぜならモンスターハンターは同じくらい熱心に遊んでくれる友達と一緒にやるのが一番面白いゲームだからです。

　そうは言っても一人では、厄介なモンスターが多く持ち時間の５０分でギリギリ退治できたりできなかったり、強いモンスターをたくさん退治してレアアイテムをゲットしないと欲しい防具や武器が作れないんです。

　今回は人と遊ぶのを前提に、ランスという極めてディフェンシブな武器を中心にプレイしていたんだけど、というのも３回死んじゃうとそのクエストが失敗になってしまうんです。なのでなるべく死なないでみんなに迷惑を掛けない武器を選んでいたんだけど、さっぱり遊んでもらえないので、いつしか片手剣が中心になって、最近はライトボウガンや弓まで作ってモンスターとの相性で選んでます。片手で相当進んでいるんで、いきない最強クラスのガンナー装備が作れちゃうんですよ。

　いろいろやることあるっていうのに、発売一ヶ月限定のポケモンをゲットするためのチケットを取る必要があって、とうとうポケモンの新しいのの、ブラック＆ホワイトのうちホワイトを始めてしまいました。なんとかそのチケットは取ることができて、ぎりぎり最終日でした。

　せっかくなので今回は主人公の名前を「かたあし」、最初のポケモンはいつものように植物ポケモンにしたんだけど、名前は「ギブス」にしました。他にも「マツバヅエ」「クルマイス」、「カユミ」など骨折にまつわる名前でそろえることにしました。ま、そんなにたくさんないのですぐ関係なくなってしまうけどね。

　ビッコ、アシクサ、ムクミ、ホウタイ、サポーター、ヒコツ、レントゲン……何のポケモンにつけようかな。レントゲンはエスパーポケモンだな。

　ゲームの冒頭はやたらと几帳面に進めるんですよ。今のところ現れたポケモンは全部捕って名前も付けているんだけど、だんだん面倒になってどうでもよくなっちゃうんですよね。

　モンスターハンター3は麻薬だ。麻薬的に面白すぎる。このままではネトゲ廃人だ。

　発売10日で、できない日もあったりしたんですが、50時間を軽く越えてしまいました。普通のゲームだったら終わってます。こんなにどっぷりやり込んでるマンガ家もいないんじゃないでしょうか。普通マンガ家は皆さん忙しいからなんですけど、オレは今たまたま暇なんです。いや暇ってわけではなく、そこそこやることやっててこの時間だから、空き時間は全部やって感じです。そんな調子なので気が付くと家から一歩も出ずHDDには見ていないテレビがパンパンで、薄暗い部屋で一日ゲームに興じている事が母にもとっくにバレてむしろ丁寧に接してもらったりで、できれば寝ずにやりたい。このまま仕事に復帰できなくなったらどうしようという不安もたっぷりでこのままではまずい。でもやりたい。

　ゲームソフトを発売初日に買って帰ってさっそくプレイするなんて初めての事でしかもネットに接続して、それこそみんな初心者で見知らぬ人とプレイするなんて、なんともライブでアップトゥデイトなイベント！　本来あんまりそういうの興味がないんですが、そんな後ろ向きでも仕方がないですし、事件みたいなものじゃないですか。今日やってこそ意味があると思いながら、ネームで寝ていないのにやってみました。

　横越の古本市場で予約していて、ネットではもう一昨日くらいから入手して遊んでいる人がいるらしい、なんということだと昨日もう買えるんじゃないかと思って行ってみると「明日です」と言われました。

　それで、今朝9時55分、開店の5分前に行くと店の前の風除けみたいなところに11人溜まっていて、その外にも数人携帯いじっているお兄ちゃん達がいました。すぐ開店になって店に入ると駐車場で車で待っていたんでしょうね、人がわらわらと沸いて来てレジの前に列になりました。オレは4番目でした。見る見る長蛇の列になって亀田や横越にもこんなに『モンスターハンター3』を楽しみにしていた人がいたんだなと思いました。予約していない人もいて、そういう人は陳列棚から手にとって並んで列は一緒でした。

　帰宅して早速プレイしました。

　PSPのモンスターハンター２Gですけどね。シェンガオレンという巨大足長蟹を倒すと、上位クエストに挑むことができるようになります。ゲーム音痴のオレはここまでですでに240時間くらい掛かっております。それでもオレはずるをして、ヘビィボウガンを使っていたのですが、クエストに失敗して弾を買いなおしているとあっという間に破産なので、負けるとすかさずリセットをしていました。なので本当は250時間くらい掛かっているんじゃないでしょうか。

　よくよくネットで調べると、シェンガオレンのクエストは、シェンを倒さなくてもシェンの攻撃から街を30分間守ればいいだけなので、攻撃の姿勢に入ったらこっちも攻撃を加えて動作をリセットさせれば、討伐はならなくても撃退扱いになるらしいのでした。そんなこと思いも寄らず、とにかく城壁の上から髑髏型の甲羅をがんがん破壊してました。城壁には巨大な杭が仕込まれていて、それでシェンを貫く事ができるのですが、10分くらい時間を置かないと次が使えないとの事でした。それもシェンが横向きでしゃがんだ姿勢でないとうまく当たらず何回も失敗しました。巨大な杭を2回目に突き刺したのがトドメとなって討伐に成功しました。城壁の上から下に下りるのに時間が掛かって部位を取りきれずにタイムオーバーになりました。

　1回やっつけるとおばばに券をもらってそれで、長老の脇差という800以上の破壊力のある太刀が作れたので、もう一回今度は太刀でシェンをやっつけてみたいと思って更にネットでしらべて動作をキャンセルさせればいいことが分かって試したところあっけなく倒すことができました。これで上位クエストに進めるのですが、その前にナナテスカトリもまだ倒していないので、そういうのをこれからぼちぼちやっていこうと思います。

　久しぶりに何かゲームでもやろうかなと、買ったきりろくに触っていなかったPSPをいじり倒してよがり声を上げさせてやろうかと、PSの『メタルギアソリッド』の1作目をダウンロードしてやっていたのですが、シナリオが長くて飽きました。拷問されてジュースで吐血を偽装して敵をおびき寄せて脱出したあたりです。もうそのずっと前から謎が全然解けず、いちいちネットで検索してやっていたわけです。書き物や読書や考え事などしながら、アピタのフードコートで連日1時間くらいやっていたんですけど、だんだん難しくなるし、謎とかストーリーとか鬱陶しいんですよね。ボス戦がやたら強くなってすぐやられちゃうし、変な声でセリフを言われて聴いてないといけないし、まあいいかなと、その世界観的なものは理解したような気もするし、これで「メタルギアソリッドみたいだね」なんて誰かが言っても「うんそうだね！」と答えられると思います。

　それで、予約して買ったはいいけど、練習のミッションを２つくらいやって面倒になってほったらかしていた『モンスターハンター２G』を試しにちょっとやってみました。前にやった事はすべてすっかり忘れていたので、はじめからやりました。キャラクターを作るのがまた面倒だったので、そこは前のままにしました。オレのは黒人でウィリーウィリアムスっぽい男です。

　メタルギアでゲームのアクション性や操作感にちょっと慣れたせいか割とすんなり、操作できて、説明書もどこか見当たらないままやっていたのに、けっこうやれて、しかもちょっとなんだか面白いぞ！なんて思いました。

。
　先日ポケモン大会に参加させていただいた太田出版のゲーム雑誌『CONTINUE』が発売となってます。

　なんと言っても『大人だらけのポケモン大会』ですが、結果は以前お伝えした通り、手持ちポケモンを全部「さいみん」で眠らされて手も足も出せずの惨めな1回戦負けでした。それより問題はこの記事の冒頭にある集合写真ですよ。最後列に薄笑顔で映っているのがオレなんですが、映画がらみもあって地元ではあちこちの媒体に顔写真を掲載してもらってるんですけど、毎回メガネが傾いている！　自分では気づいていないだけで、オレは普段メガネを傾けて歩いているって事なんですかね。

　ここで映ってるメガネはかれこれ8年か9年使っていて、更にそのレンズに至っては、それより4年か5年前のメガネからの移植だったので、傷や汚れで物が霞んで見えるようになって先日とうとう退役してもらいました。今はそれと全く同じ度でもって、新しいのを中野のメガネ屋で作ったので、傾いてはいないはずですが、鏡を見る習慣がないためによく分かりません。

　それはさておき、この号では2ページで『超絶!!ポケモンファイト』というマンガをカラーで描かせていただいております！　ポケモン好きのアイドル・中川翔子ちゃんインタビューや田尻智さんの文章もありのとっても充実した特集です

　下北沢で開催されたゲーム雑誌CONTINUのポケモン大会に出場しました。我がポケモン人生のハイライトとも言えるイベントで、大会直前まで駅前のマクドで育成に必死になっておりました。出場できるポケモンはレベル50までとの事で、どうにか6匹のポケモンは50に到達していたのですが、ヨシコ（コロトック、カマキリみたいなポケモン）の技のシザークロスを間違って消してしまったため、カズミヤ（ドクケイル、蛾のポケモン）を頑張って育成しようとしたら全然間に合いませんでした。

　今回のポケモンはけっこう性格に特性が強く出ていて、これまでより万能なタイプのポケモンが少ないのではないでしょうか。自慢ですがポケモンは一番最初から白黒のゲームボーイの時からやってるからね！　ドラクエはもう３Dになってしまって遊べません。今回のポケモンも３Dじゃん！てビビりましたが、やってみると回り込む動きがないから、安心しました。あのぐるぐる回るのって本当に酔うからダメです。弱点が少ないのってギャラドスくらいではないでしょうか。

　生きる伝説！誰がなんと言おうとラジオ史上最高に面白いと信じて疑わないパーソナリティである伊集院光さんが、喉の病気で喋れなくなって入院されてしまいました。