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  • : ワイルド・ナイツ 1 (アクションコミックス)

    ワイルド・ナイツ 1 (アクションコミックス)

  • : ワイルド・ナイツ 2 (アクションコミックス)

    ワイルド・ナイツ 2 (アクションコミックス)
    クソ田舎を舞台に駄喧嘩と駄セックスに明け暮れる男の駄冒険マンガです。簡単に言えば空手を習った男が通り魔活動を行ったり変な女とセックスしたりするマンガです。02年から07年くらいまでの生活実感をベースに取材と妄想を練りこんでひねり出しました。大した音も出ない屁みたいな男たちに捧げます。全2巻です。

  • : ピンクニップル

    ピンクニップル
     あんなに憧れたセックスが手に入っても、うっかりしていると砂が指の間からこぼれるようにそのありがたさや存在が失われてしまう。セックスなどという下劣な我欲そのものに一体なぜこんなに心を焦がして夢中になってしまうのか、冷静になるとどうかしているとしか思えないです。だからと言って尊いわけでもなんでもない。オレのこの醜く不潔な性器をその体内に受け入れてくださり、柔らかい肌や可愛らしい乳首をなめさせてくださった、奇跡のように心優しい女の皆さんに感謝とお詫びを込めて描いたマンガです。もっと精いっぱい優しくすればよかった。エロマンガ作品集なので、子供は大人になってから読んでね!

  • : 青春☆金属バット

    青春☆金属バット
    まさかオレが描いたマンガが映画になるなんて! 日本映画のマンガ原作ブームに紛れ込む事に成功した奇跡の映画化です。一流の監督に一流の役者、一流のスタッフに恵まれまったくもったいない事でございます。身に余る光栄です。

  • : ライフ・イズ・デッド

    ライフ・イズ・デッド
    屁みたいな田舎を舞台にしたゾンビマンガです。噛み付き以外に、性感染でゾンビ化するという設定が災いし、とあるメジャー誌ではボツになってしまいこんなマンガは描いてはいけないのだろうかと途方に暮れていたところ漫画アクション編集部でも賛否両論真っ二つだったそうですが、どうにか掲載していただきました。ニートの青年がゾンビになって家族が迷惑するという内容です。ゾンビ研究の大家でいらっしゃる伊東美和さんよりかつてない和ゾンビものであるとご推薦をいただき、またゾンビ好きの人からの評判はいいみたいです。

  • : このマンガを読め! (2007)

    このマンガを読め! (2007)
    その年発売のマンガから特にお勧めのものを紹介する本です。楳図かずお先生と山松ゆうきち先生に挟まれるという光栄極まりない形で長いインタビューを掲載していただいております。

  • : エロ悲しい

    エロ悲しい
    自費で出版した『ピンクニップル』を収録していただいております。石原まこちん先生とエレキコミックの八井さんとの対談やマンガや読み物で充実したエロ悲しい内容です。

  • : これが未来だぜ!

    これが未来だぜ!
     新世紀を迎えて早6年?5年?となっておりますが、果たしてこれが夢見た21世紀なのだろうか。よもや無職の若者の大量発生や少子化、振り込め詐欺やプチ家出が社会問題となっているとは、これでいいのか。とは言え、核戦争後の暴力が支配する荒廃した世界になってなくてよかったと胸をなでおろす次第であり、アトムが生まれる時代を迎えたと思ったらasimoみたいなのしかなかったという思いを込めて描いたゆるいSF&ホラー麻雀マンガのエンターテイメント作品集です。

  • : 青春☆金属バット

    青春☆金属バット
     初の映画化作品でありながら、ほぼ絶版状態というわが身の不徳の致すところとは言えあんまりな状況に青林工藝舎さんがまたも、助け舟を出して下さり、映画が完全に終わる前にどうにか再出版していただきました。版形が小さくなった分、お求めやすくなっております。どうにも誤魔化しきれない愚かさや気の小ささを、素直に適切に把握しておきさえすれば、こんな事にはならずに済んだのに……となる前にぜひともお読みいただければ、こんな本を描いた甲斐があったと言えます。つい自分を大きく見せたいと思ってしまったばかりにケチな犯罪に身をやつす事態に遭遇してしまう、そんなマンガ作品集です。どうあがいてもケチな人生は覆い隠せず、そこは認めて、そこから何ができるのか、現状でのベストを目指すより仕方がないと自戒を込めて言いたいのですが、とにかく生きて行こうではありませんか。そんな気持ちで描いた青春犯罪マンガ作品集です。秋田書店版よりおまけマンガが若干増えております。

  • : 転校生 オレのあそこがあいつのアレで

    転校生 オレのあそこがあいつのアレで
    高校生カップルの性器が入れ替わり女性器を持った男子、男性器を持った女子が珍騒動を繰り広げると言った変態マンガです。初のメジャー作品で、こんな飛び道具的な設定のお陰で連載時には読者アンケートで最高で3位を記録しました。このマンガを描くために池袋の肛門性感でカマを掘られてきた甲斐があったというものです!

  • : チェリーボーイズ

    チェリーボーイズ
    始めて描いた長編マンガです。童貞の青年が三人集まって非合法的な手段で童貞を棄てようと作戦を企てるというお話です。いつも構成には気を使うのですが、自作の中で最も構成がうまくいった作品です。テーマは最低ですが、その中で友情、努力、勝利を描こうと思いました。こんなマンガを描いたせいで童貞だと思われているのが癪に障ります。

  • : 死んだ目をした少年

    死んだ目をした少年
    生きているとしんどいこともあるもので、30をとっくに過ぎて中学生の気持ちというか、自分が最も嫌々生きていた時代である中学くらいの気持ちとシンクロした時の感覚を逃さないように、マンガにしようと思いました。その感じを最大限表現できたら、破綻していたり作品としての完成度は低くても構わないくらいの気持ちで描いたのですが、案外すっきり構成できました。非常にスケールの小さいファイトクラブといった内容です。(2005年3月発売)

  • : ミルフィユ

    ミルフィユ
    20代に描いた恋愛とセックスのマンガ作品集です。30代後半の今、読み返して気恥ずかしいのは、よくも悪くも今よりももっと純粋だった頃の恋愛観が濃縮されているからであります。端的に言えば暗中模索しつつも今よりずっと女性を大切に思っておりました。タイトルは今は辞めてしまった家業のお菓子屋に対して当時抱いていた熱意の表れです。

  • 青林工芸舎: アックス (Vol.23)

    青林工芸舎: アックス (Vol.23)
    『チェリーボーイズ』最終回を記念しての小特集で、杉作J太郎先生と対談をさせていただきました。J太郎先生の童貞話は筋がビシッと通ったラジカルなものでとても面白いですよ。おまけで童貞大百科もついてます。

  • 青林工芸舎: アックス (Vol.14)

    青林工芸舎: アックス (Vol.14)
    ジンバルロックの発刊を記念して特集を組んでいただきました。マンガは短編『真夜中の聖火ランナー』(『青春★金属バット』収録)が掲載となっています。編集のSさんに新潟に来ていただいて、『ジンバルロック』の舞台となった母校やゲーセンなどの写真や、当時は実家の仕事をやっていることなど今読むと恥ずかしいインタビューも掲載されております。

  • 青林工芸舎: アックス―マンガの鬼AX (Vol.7)

    青林工芸舎: アックス―マンガの鬼AX (Vol.7)
    小特集で取り上げていただきました。ジンバルロックが始まったばかりで、まだ東京に住んでいる時の自宅取材とインタビューが掲載されております。汚い部屋でこたつでマンガを描いている写真や、仲間と作っていたフリーペーパー、大内アパート月報まで載っています。

  • : ジンバルロック

    ジンバルロック
    2000年発売の初めての単行本です。 高校時代を華々しい物語やなにやら叙情的なものとして捕らえたい風潮がありますが、そういうのに水をぶっかけるようなお話です。簡単に言えばしょぼくてせこい内容です。取るに足らない地味な内容でどれだけエンターテイメントを成立させられるかという試みでもありました。どのページも最低何か一つはどんなささいなことでも面白いことを盛り込もうと努めました。こんなマンガなのでどう紹介したらいいものか、簡単に言うと「普通の高校生がぐずぐずするマンガ」などと言ってしまい、全く読む気を殺いでしまいます。売り要素の伝わりづらさがオレのマンガの売れない原因だと思います。

   


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2012年7月 8日 (日)

自主映画10年目

 2003年から活動を始めた自主映画歴が10年目になっております。そんな節目となる年のためか、『よるひる映研傑作選DVDブック』を発売させていただいたり、『ポーラーサークル~未知なる生物オムニバス』というタイム涼介さんが参加している短編映画の作品上映会の、タイムさんのコーナーでオレの『ゾンビはBARにいる』というささやか映画を、枡野浩一さんの作品、羽生生純さんの作品と一緒に上映していただきました。これは本格スクリーンデビューじゃないですか!! タイムさん、ポーラーサークルの蔭山周さんどうもありがとうございました!! 新潟のシネウインドの誰でもお金を払えば上映させてくれる新潟インディームービーフェスティバルでは上映されたことあるんですが、お金払ってるし誰でも上映されるから、それではデビューにカウントするのはどうかと思うんですよね。

 さてそんな10年目の折、アップリンクで過去の短編映画とささやか映画から出来のいいのを抜粋して特集上映をしていただくことになりました! 解説ゲストは花くまゆうさくさん、歌のゲストはジョニー大蔵大臣さん(水中、それは苦しい)です。

『古泉智浩監督レトロスペクティブとたのしいトークショーと歌』
■日時:7月13日(金) 18:00開場 18:30開演
■料金:予約¥1,800 当日¥2,000

 花くまさんには、最初の短編よりずっとご覧頂いており、ささやか映画『目回し相撲』にもご出演いただき、言わばオレの自主映画の生き証人でもあります。ジョニー大蔵大臣さんは最新ささやか映画『桜の森の満開のジョニー』にご出演していただき、見事な即興演奏を披露してくださっております。

 かなりのボリュームで上映しますのでぜひぜひご来場くださいね!ご予約うけたまっております。

アップリンクHP


Photo_2
※上映作品は変更になる場合があります。


 自主映画を始めた当初は、自主映画ごっこをしている連中に非常に腹が立ち、その人らの言い分が「映画は一人じゃできない」で、それでそんな規模でもないのにやたら分業で、タダで若者をこきつかってつまらない仕事に従事させていてなんだか現代の奴隷制度みたいでとても嫌でした。カメラのテクノロジーも上がっている事だし、監督がカメラを回してやればいいじゃないかと思って、現場は監督はオレであとは役者だけ、なんだったら役者もオレがやって必要最小限の人手でやろうと意地になっていました。 映画ごっこの連中は用事も大してないのに人を集めるのが大好きだったんですよ。

 そうして作った作品はコンテストなどで全く通用せずに終わり、誰が顧みることもなかったため、自分でマンガに描き直したりしておりましたが、こうして上映イベントを開催していただける事になり感無量です。今では映画は一人では作れないこともないけど、人手は重要だと痛感しております。『ゾンビの森』は自費本で、『巨大戦闘メカ・ガロハロ』は単行本『これが未来だぜ!』に収録されております。

 そんな思想を元にして、人でも時間もささやかな、ささやか映画活動にだんだんシフトしていきました。映画を作りたくて参加した人が、作品をつくれないまま終わるのがとても我慢できなくて、しかしだからと言って誰もが立派な規模のものを作れるわけではありません。実力も伴っていないのに、大規模撮影してつまらない作品を作られても全員不幸です。なので、小さな作品を作って練習しましょうという意図もあります。規模の小ささを武器にする方法も模索しております。そんなささやか映画は現在29本あって、既に撮影済みのものも更に2本あります。編集しないと!

 『よるひる映研傑作選DVDブック』は傑作という評判も非常に多いですよ!秋には東京藝術大学の学園祭での上映会も予定しております。

 しかしこれまでの自主映画かつどうですが、カメラがまずフルオートで撮影している作品は自主映画界ではドキュメンタリー以外では評価の対象になりません。超バカにされます。オレは未だにマニュアル撮影の意味があんまり分からないので、撮影の上手な人にお願いするべきだと思います。録音はガンマイクを取り付けてなんとなく向けているだけで、内臓マイクよりはるかにきれいに音が録れます。でも録音係もいて、マニュアル録音もやれればやった方がいいと思います。そうすると監督は監督業に集中できます。雑用をしてもらうために助監督もいた方がいいと思います。

 よるひる映研活動のお陰で、数々のギャグマンガ家が異常に演技が上手で、彼らの実力を天下に知らしめるためにも今年はちょっとした短編映画か、もしくは中篇映画をきちんとマニュアル撮影で作ってみたいと考えております。撮影は山形の佐藤浩一監督にお願いしてやってみたいです。ピョコタン、見ル野栄司さん、中邑みつのりさん、押切蓮介さんなどなど尋常じゃないんですよ。映画業界の皆さん、要チェックですよ! オレもまともに映画界からの評価の対象になる作品を作りたいんです!

 今回はオレの監督作品の特集上映ですが、オレのマンガ原作の自主映画『透視せよ!タケオ』(佐藤広一監督)や脚本を書いた『めまい』(吉原悠博監督)などなどそんな上映会もいずれ何かの機会でやらせていただきたいです。

 オレの撮影やパソコンがどんどん古くなって、メインのカメラは未だにDVテープですし、HD動画の編集にはまるでパワー不足のPCなので時代に取り残されつつあるのも問題で、しかしマンガもさっぱり売れてないため先立つものもないんです。パソコンやHDカメラなんてそんなに高くないんだけど、これまで何の実績もないのに機材に投資するのも大間違いな感じもします。そうは言ってもワークショップを主催する立場としてこれでいいのかという思いもあります。マンガの連載で一儲けするか、自主映画でどうにかしたら機材も一新してみたいなー。というかそれ以前に、タイムさんのHD動画を固まらずに上映できるいいノートPCを買わないといけないんでした。

 そんな状況のオレの自主映画活動ですが、大阪でも難波映画研究所というささやか映画のワークショップも開催しておりまして、マンガ家の尾上龍太郎さんもご参加いただき、最初に作った作品がかなりの傑作! 尾上さんの作品も見れる上映会があります。

『古泉智浩の難波映画研究所 第三期生上映会』
2012年8月10日(金)
OPEN 18:30 START 19:30
AD ¥1500 DOOR ¥2000 共にd別

古泉智浩率いる難波映画研究所三期生上映会!「トーシロだけど映画を愛する気持ちは誰にも負けない!」そんな映画バカ達の情熱溢れるショートムービーを多数上映。古泉所長の作品の上映もあります!コメンテーターとして映画監督の西尾孔志さんが登場!映画好きもマンガ好きもみんな集まれ!(エロ満賀道雄さんのツイートより)

 こちらもよろしくお願いします。

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連載・活動など

  • メンズエッグユース
    『盛れ鏡』というギャル男マンガ2ページを連載させていただいております。不細工なギャル男が、鏡の中の盛れてるオレにダメ出しされるという変なマンガです。ダメなギャル男でもがんばれ!
  • 難波ロックライダー
    大阪・難波のライブハウス、ロックライダーのフライヤーに四コママンガ『これがロックだぜ!』を毎月掲載や!読んでや! むっちゃええバンドがぎょうさん出とるライブハウスやで!
  • 決定版!XX
    アイドルヲタの妄想四コママンガを毎月掲載していただいております。一時は5ページマンガにまで昇格したのですが、四コマに戻ってしまいました……5ページ昇格目指して頑張ろう!
  • アックス
    毎号さまざまな内容でちょっとしたマンガを描かせていただいております!
  • パスマガジン
    新潟のファッション・サブカル月刊誌です。『ところでここどこ』という2ページの連載を創刊からやらせていただいており、単行本にもなりました!そしていよいよ10年目に突入しております。
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     大内アパートは東京で最後に住んだ下北沢のアパートで西口徒歩1分という立地条件で和室6畳2間キッチン1畳トイレ付き、1階はガレージと書道教室と、騒ぐには格好の物件で、徐々に仲間で占拠して行きました。そんな住人でフリーペーパーを毎月発行して遊んでいたんですよね。アパートは取り壊されて、なくなってしまったのですが、マンガ家のじぇんじぇんが三代目編集長として今も中野で大内アパート月報を半年に一度くらいのペースで発行しています。このサイトはじぇんじぇんが運営していて、僕の大昔のショートマンガも読めますよ。創刊が1994年で、今もこうして存続しているというのは奇跡です。オレも当時は現在と違って仲間とわいわいやるのが好きだったんですね。
  • 青林工藝舎
    隔月漫画誌アックスを出版しています。 『ジンバルロック』を始めたくさん本を作っていただいております。社員のみなさんは自分たちの生活を省みずマンガ出版に命を懸けています。こんなすごい出版社は他にありません。

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