2:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:06:57.03 ID:Jv7/GiTa.net
5:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:07:36.41 ID:Jv7/GiTa.net
海未「穂乃果、ありがとうございます」
穂乃果「うん! もっと褒めて褒めて~」
海未「あなたのお陰です。あなたは最高です!」
ことり「穂乃果ちゃんかわいいっ!」
穂乃果「えへへ~、褒めてもお饅頭しか出ないよ?」スッ
海未「これで前回に引き続き、可愛いと言われて悶えることりを見る事ができるのですね」
穂乃果「うんうん」
ことり「お饅頭おいしい♪」モグモグ
6:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:09:36.18 ID:Jv7/GiTa.net
穂乃果「うん、じゃあ始めよっか」
ことり「あのぉ……」
穂乃果「はい、ことりちゃん!」
ことり「」ビクッ
ことり「はい」
ことり「この会なんだけど……やっぱりことりを呼ばなくても良いんじゃないかなぁ?」
ことり「いつも通り、二人でやってくれてて良いんだよ?」
穂乃果「うむぅ……」
海未「その件については私から」スクッ
穂乃果「みんなお静かに~。親衛隊長から一言あるから聞いて~」
ことり「3人しかいないような気がするんだけど?」
8:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:11:13.59 ID:Jv7/GiTa.net
海未「こほん」
海未「え~、ことりちゃん可愛い会は、今まで何度も開催されてきました」
海未「主に、ことりに用事がある事で、私と穂乃果と二人きりになる時ですね」
穂乃果「うんうん」
海未「なので、決してことりを除け者にしていた訳ではありません」
海未「穂乃果と一緒に、ことりの可愛い場面を共有したかった……それだけなのです」
海未「その思いを、ことりには分かって欲しい……以上です」
穂乃果「はい、ありがとうございました~」パチパチパチ
ことり「うん、それは別にいいんだけどねぇ」
9:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:13:34.47 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「ことりは、休日に二人で集まって会合をしてくれてもかまわないと思ってるよ?」
ことり「もちろん除け者にされたなんて思わないもん」
ことり「でも、ことりが反応に困っちゃうから、二人でやってくれた方が良いかなぁって思って」
海未「ことり……優しいのですね」
穂乃果「ダメだよ! この3人は一心同体だよ!」
穂乃果「というわけで……会合を始めよっか」
海未「そうですね」
ことり「あれっ……誤魔化してない?」
海未「まぁ……そこは……意図を汲んでいただいて」
ことり「えぇっ!?」
穂乃果「うぅっ、ことりちゃんの悶える顔が見たいよぉ~」
ことり「穂乃果ちゃん……」
海未「私達は昨日のことりが忘れられないのです。ことりのとりこなんですよ」
ことり「海未ちゃん……」
10:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:14:50.81 ID:Jv7/GiTa.net
海未「ことりは……私達と離れたいのですか?」
穂乃果「そうなの?」
ことり「そっ、そんな事ないよ! 二人とも大好きだもん!」
ことり「ことりを思ってくれてる以上に、ことりも二人の事を思ってるよっ!」
穂乃果「な~んてね、そんな事知ってるけどね~」
海未「分かってて聞いてしまいました」
ことり「もうっ、二人とも何なのぉ~?」ポカポカ
穂乃果「えへへっ、あいたたた」
海未「あの……私にも」
ことり「……」
ことり「……」ポカポカ
海未「ふふっ」
12:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:17:41.17 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「じゃなくってっ、可愛いって何度も言われると恥ずかしいのっ!」
穂乃果「(はい、かわいい)」
海未「(怒ってる風のことり、かわいいです)」
ことり「それに……ことりは、そんなに可愛いって言われるような所なんて無いよ」
ことり「それだったら、穂乃果ちゃんと海未ちゃんの方が……」
海未「」ニヤニヤ
穂乃果「」ニヤニヤ
ことり「何も面白いこと言ってないよっ!?」
穂乃果「だってことりちゃんが変な事言うんだもん」
海未「そうですよ。逆に、ことりが可愛くない時なんてありません」
ことり「いやぁ、それはさすがにあるよ?」
13:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:19:53.52 ID:Jv7/GiTa.net
穂乃果「ことりちゃん、さっき『そんなに』可愛い所は無いって言ったよね」
海未「なるほど……つまり、少しは自分で可愛いなと思う所があるわけですね?」
ことり「……」
ことり「ないよぉ~」
海未「今の間は何ですか?」
穂乃果「じゃあ、今日はことりちゃんから挙げていこっか」
ことり「自分で自分の可愛い所挙げるってどうなのかなぁ」
海未「お願いします」
ことり「えぇ~」
ことり「う~ん、そうだなぁ」
穂乃果「(言うんだ)」
海未「(言うんですね)」
16:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:21:40.34 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「この前海未ちゃんに会った休日なんだけど……実は11時に起きちゃって」
海未「はい、かわいい」
ことり「えぇっ!?」
穂乃果「お寝坊さんのことりちゃん……可愛い」
ことり「まだ話の途中なんだけど……」
ことり「それでね? あんまり起きたくないからゴロゴロしてたんだけど」
ことり「ゴロゴロしてる時に、頭を壁にぶつけちゃったの」
海未「はい、かわいい」
穂乃果「はい、かわいい」
ことり「むしろ今のは可愛くない所なんだけどなぁ」
海未「そうでしょうか……では続きをお願いします」
18:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:27:33.90 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「恥ずかしいんだけど、ことりね……どこか痛くなった時は穂乃果ちゃんのぬいぐるみに撫でても
らって」
ことり「痛いの痛いのとんでいけぇ~ってやってもらうの」
ことり「そうしたらいつの間にか痛みが治まってるんだぁ」
ことり「気のせいか、その時の穂乃果ちゃんが満足気に見えるの」
ことり「その時の穂乃果ちゃんが、すっごぉく可愛くって……」
ことり「あっ、これじゃあ穂乃果ちゃんのぬいぐるみが可愛い所だねっ」
ことり「えへへ、しっぱいしっぱい」
海未「(ことりが可愛過ぎるせいでしょうか……)」
海未「(穂乃果が目を閉じて、ことりの可愛さを噛み締めていますね)」
穂乃果「モグモグ………………はっ」
21:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:30:56.88 ID:Jv7/GiTa.net
海未「ことり、かわいいです……」
海未「でも、自分で可愛い所を発表する所が一番可愛いですね」
ことり「二人が挙げてって言ったんだよね!?」
穂乃果「普通は無いって言うところだけど、ことりちゃんは違う」
穂乃果「無意識のうちに私達を可愛さで包み込んでくれる……天使だよ」
海未「天然の天使ですね。とても可愛いです」
ことり「もう何も言いませんっ」
穂乃果「(ことりちゃんが目を閉じてほっぺた膨らまして、いじけたフリしてる)」
海未「(どっ、どうしましょう)」オロオロ
ことり「(……)」チラッ
海未「(かわいい)」
穂乃果「(かわいい)」
24:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:32:54.23 ID:Jv7/GiTa.net
穂乃果「ごめんね、ことりちゃん」ほっぺぷにっ
ことり「?」
海未「ごめんなさい、ことり」ぷにぃっ
ことり「ぷすぅ……」
穂乃果「えへへっ」
海未「ふふっ」
ことり「もぉ~」
ことり「えへへっ」
27:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:36:14.79 ID:Jv7/GiTa.net
海未「この前のことりの話です」
穂乃果「なになに!?」
海未「ことりが部室で一人、鼻歌を歌っていたので見ていたのですが」
ことり「気にしないで入ってきちゃって良いんだよ?」
海未「はい。ですが、邪魔しても悪いなと思いまして」
海未「歌っていることりは、とてもかわいいですし」
ことり「う~ん、ありがとう?」
海未「しばらく可愛い声だと思って聞いていたのですが」
穂乃果「うんうんっ」
海未「気持ちよくなっていたのか、少しずつ普通に歌うようになっていきまして」
穂乃果「盛り上がっちゃったんだね」
ことり「うぅ///」
28:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:40:50.42 ID:Jv7/GiTa.net
海未「すごくノリノリで……途中から少し踊り出していましたよね?」
ことり「そっ、そうだっけ?」
海未「そうですよ、私は覚えていますから」
海未「そして2番も歌いきり、最後の『もうひとりじゃなくていい』の所で」
海未「ことり、歌詞を忘れてしまったようで」
海未「ふふふふんふふ~ん、ふんふふんふんふ~ん」
海未「と、ごまかしていたのがとても可愛かったです」
穂乃果「かっわいいぃ」
ことり「最後なんだっけって思ったんだけど、思い出せなくって///」
海未「最後の鼻歌は強めに歌っていて……自然と微笑んでしまいました」
ことり「えへへ///」
29:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:45:53.36 ID:Jv7/GiTa.net
穂乃果「ことりちゃんも興味あるんだって思うことがあってね」
海未「嫌な予感がしますね……なんでしょうか」
穂乃果「この前ことりちゃんに少女漫画を貸したんだけど」
ことり「あっ、あの漫画すごく面白かったよ♪」
穂乃果「ことりちゃんのしおりが挟まってたくらいだもんね~、はい」
ことり「あれ? そうだっけ。ありがとう穂乃果ちゃん」
穂乃果「でも、しおりが挟まってたページがちょっと。ここなんだけど」
ことり「えっ、あっ///」
海未「なっ///」
穂乃果「ちょぉっと、いかがわしいシーンだったんだよね~///」
ことり「きゃああ///」
32:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:49:37.78 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「違うのっ! 偶然このページに挟まってただけだと思うのっ!」
ことり「決して何度も見返したりしてるわけじゃないよっ!?」
ことり「あっ、でも仮に、そのページをしおりに挟んでたんだとしてもねっ。ことりは、その……」
ことり「右のページのキスシーンが良いなって思ってねっ!?」
海未「(必死ですね)」
穂乃果「はい、かわいい」
ことり「うぅ、違うの……ことりはそういうのはちょっと苦手で///」
33:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:53:30.33 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「おっ、おわり~っ///」
ことり「今日の会合おわり~!」
穂乃果「えぇっ!? もう!? ことりちゃんおねがぁい」
ことり「めっ! だってこういう流れは苦手なんだもん」
ことり「今日は終わりですっ」
海未「まぁ、私も穂乃果も苦手な話題ですが」
穂乃果「うぅ、そんなぁ~。でも恥ずかしがることりちゃんも見れたし……」
海未「今日は良い日でしたね」
穂乃果「うんっ」
34:名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:54:46.11 ID:Jv7/GiTa.net
ことり「聞き分けのいい子は、いい子いい子してあげますっ」
海未「ふふっ、ありがとうございます」
穂乃果「ことりちゃん、穂乃果も穂乃果も~」
ことり「はぁい」ヨシヨシ
穂乃果「それはぬいぐるみの穂乃果だよ!?」
ことり「うそだよぉ~、穂乃果ちゃんいい子いい子」
穂乃果「えへへ、じゃあ、最後に恒例の言葉を」
海未「そうですね」
ほのうみ「せーの」
ほのうみ「ことりちゃん可愛い!!」
ことり「えへへっ///」
ほのうみ「(はい、かわいい)」
完だよぉ~
35:名なしで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
19:55:27.32 ID:FAa5UT7l.net
乙
ニヤニヤ~
38:名無しで叶える物語(さくらんぼ)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
20:01:00.79 ID:jdPQpb6G.net
第74回と穂乃果ちゃん可愛い会と海未ちゃん可愛い会まだ?
47:名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/07/26(日)
21:40:15.62 ID:jKdTHLnN.net
ことほのうみ最高
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