Mac OS Xが10.9から10.9.1になったので、早速アップデートしてみた。すると、リブートしてログインしようとするなり、「"○○○"はキーチェーン"ローカル項目"を使おうとしています」っていうダイアログが表示されて、パスワード入力を求められる。正しいログイン・パスワードを入力しても、一切受け付けてくれない。キャンセルしてもダイアログが次々と現れる。
キーチェーン(Keychain)へのアクセス許可を求めてくるのは
- talagent
- com.apple.icloudhelper.xpc
- clendarAgent
- identityservicesd
- accountsd
- MAckeeper
- AdressbooksourcesSync
とかいうやつら。他にもいろんなアプリがダイアログを出してくる。
なんじゃこりゃ。
アプリケーションのユーティリティの中に「キーチェーンアクセス.app」っていうのがあるので、これでKeychain First Aidやら、環境設定から「自分のデフォルトキーチェーンをリセット」やら実行をしても、「失敗しました」とか「パスワード入れろ」とか言って全く太刀打ち出来ない。
で少々、ググってみたところ、Mavericksではキーチェーンの仕組みが少々変わったらしく、それにともなってかインストール時にキーチェーンが破壊される事例が頻発していることが判明。まったく、これだから新しいOSは嫌だ。
解決方法にはいろんなことが書いてあるが、手っ取り早かったのは次の方法。
- Finderでライブラリを開く。
- Keychainsというフォルダを開く。
- 中に入っている意味不明な数字や文字の羅列されているファイルやフォルダを、デスクトップに退避させる。
- Macをリブートする。
で、一応ダイアログの嵐は回避された。異常がなければ、退避させたフォルダやファイルはゴミ箱に。
まぁMacに記憶してもらってたメールやらiCloudなどのパスワードはすべてパーなので、それらは再設定しないといけない。