2019.01.19 利島村議会による管内視察
- 2019/01/19
- 21:36
今年初めての投稿となり、大変遅くなりましたが本年もどうぞ宜しくお願い致します。早速ですが、本日は私が以前より求めていた島内の視察を実施して頂きました。村長、副村長、総務課長、産業環境課長が説明・案内をしてくれました。私も含めて議員もほとんどが参加してくれました。簡単にではありますが写真をメインに報告していきます。
最初に昨年の台風被害を受けた港湾の復旧状況の確認に漁協施設へ
かねてより問題提起している泊地外側の消波ブロックが流失してしまった箇所を視察
こちらは本桟橋先端の東側部分の北東越波対策工事を実施している箇所
まだまだ消波ブロックが不足しているようでした
こちらは西桟橋のケーソン横ズレ箇所の視察
波除けパラペットが根こそぎ損壊している箇所。
なお、1月末に都や国の担当者が災害査定を行い今後の復旧計画が決まってくるとの事です。
次に光海底ケーブルの引込損壊箇所の視察
光ケーブルが海底より引き込まれている箇所です。これも、供用開始が1年以上も延びてしまうと先の議会でも答弁がありましたが、場所的に島内でも非常に厳しい箇所から引き込んでいるようにも思いました。
次に拡張ヘリポートの視察
この事業は東京都に委託する発注の形を取っており、工事自体は完了しているにもかかわらず手続き等の遅延によって未だ村に引き渡されていない状態であるそうです。その為、離着陸訓練等の試用はしていないそうです。
その後、汚泥再生処理センターの工事現場への視察
工事業者からの説明を受けました。現在は外構工事と、設備の試運転を実施しており新年度からの供用開始を目指して施工しているとの事です。なお、臭いや騒音に対する対策は入念に施されている旨の説明もありました。この事業に関しては、完成後にも視察させて頂きたいと思います。
その後簡易水道施設の更新工事現場の視察
施設の老朽化は勿論ですが、敷地的にも非常に厳しい場所での施工となる事がわかります
改めて施設を見ると、長年の利島の水に対する努力がわかりました。
今後も数年をかけて順次施設・設備の更新を行っていく計画です。
次に焼却施設の視察
こちらも施設の老朽化による問題を抱えているとの説明
焼却炉内も施設設備的に耐用年数的にも厳しい状況であり今後、施設の更新も含めて早急な対応が必要であるとの事です。
最後に村道南ヶ山線の崩落危険個所の視察
道路の数10メートル先は断崖絶壁となり、通行止めやう回路を含めて今後検討が必要となりそうです。
おおよそ、本日の視察内容は以上のような事ですが多くの実施事業や懸案・問題箇所があり全てを対応していくのも厳しい状況であるかとは思いますが、議員各位が共有する事も非常に大事であるとも思います。今後も定期的にでも実施を求めていきたいと思います。村民の方々も「是非ここを!」といったご意見ありましたら連絡してください。