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韓流研究室

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輸出禁止の和牛精液が中国へ 不正輸出に出国検査甘さ露呈 

★和牛精液あわや国外へ 
 出国検査甘さ露呈 
 申告制、告発わずか 
 貴重な資源流出は打撃

 日本農業新聞 11/26(月) 7:02配信
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00010000-agrinews-int
輸出禁止の和牛精液が日本国外へ
不正に持ち出されていたことが、
農水省への取材で分かった。

中国入国時に見つかり
中国国内への流出は水際で止められたが、
日本の検査はすり抜けており、
検査体制の甘さが浮き彫りになった。

畜産関係団体は
「和牛精液が流出し、
 他国で生産が広がれば
 和牛の輸出先を失う。
 畜産農家は大打撃だ」
と危惧する。(金子祥也)


ストロー数百本、中国入国時に発覚。 
「違法行為、知らなかった」


 持ち出したのは、自称大阪府在住の男性。
今年、冷凍した和牛精液の入ったストロー数百本を、
液体窒素を充填(じゅうてん)した保存容器
「ドライシッパー」に入れて国外に運んだ。
農水省動物検疫所の聞き取りでは
「知人に頼まれた。
 違法なものとは知らなかった」
と話したという。

 日本から動物やその一部を他国へ持ち出す場合、
家畜伝染病予防法では家畜防疫官の検査を
受けるよう定めている。
ただ、持ち出す人が申し出なければ、
同所は把握できず

今の仕組みだと、
 悪意があれば容易に持ち出せる
(危機管理課)
と実態を明かす。

 航空会社の手荷物検査でも発見は難しい。
「ドライシッパー」を開けるには知識が必要な上、
取り出した内容物は温度が急上昇して
劣化することもある。
持ち出し禁止でない医療用の試薬などを
運ぶことも多いため、国交省航空局も
「どの航空会社も、通常は
 中身まで確認しない」(運行安全課)。

X線には通すが、中身は判別できないという。

 畜産業界からは心配する声が上がる。
法規制の前に
オーストラリアに遺伝資源が流出した
ことにより、
オーストラリア産「WAGYU」が日本の和牛と競合し、
輸出に影響が出ているためだ。


日本畜産物輸出促進協議会は
「国も牛肉輸出には力を入れている。
 遺伝資源の流出は大きな問題だと
 受け止めてほしい」
と訴える。

 違反者への対応にも疑問の声が上がる。
同法は違反すると、懲役刑が付くこともあるが、
罪に問うには動物検疫所の刑事告発が必要。

今回、同所は
厳重注意だけでこの男性を解放した。
同所は「初犯で悪質ではないと判断した」
(危機管理課)と説明。
手続きに時間がかかるため、
刑事告発することは「年に数回もない」という。

「氷山の一角」
 中国で肥育農家の技術指導を手掛けるなど、
現地の事情に詳しい松本大策獣医師は
和牛精液を欲しがる業者はいくらでもいる
と警鐘を鳴らす。
既に精液が持ち込まれた
との情報も耳にしたことがある
とし、
「今回のケースは氷山の一角ではないか」と指摘する。

(引用ここまで)




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★和牛は今や世界の「WAGYU」
 ―米国、オーストラリアに続き中国でも

 nippon.com 2015年09月18日
 https://blogos.com/article/134756/
(引用開始)
海外市場はオーストラリア産WAGYUが独占
(中略)
1990年代から東南アジアの富裕層向けに輸出され、
一定の消費者を獲得していた。
しかし、2010年に口蹄疫
2011年に原発事故が発生したことで市場を失った。
和牛が輸出できなくなった間に、
米国やオーストラリアで
「外国産WAGYU」が生まれ、

シンガポール、香港、タイなど東南アジア諸国の
高級レストランなどで提供される肉の多くは
オーストラリア産に置き換わった。
今や、海外で「WAGYU」と言えば、
日本産牛肉ではなく、高級牛肉の代名詞なのだ。

(中略)
WAGYU誕生の裏に日本人畜産業者の存在
オーストラリアに初めて和牛が持ち込まれたのは
1989年から99年にかけて。
研究目的のために生牛が輸出された米国から、
遺伝子の形で渡った。
その約10年間の遺伝子輸入の80%以上に
直接関与したのがオーストラリア産WAGYUの
生みの親ともいわれるデービッド・ブラックモア氏だ。


同氏は92年に北海道の畜産業者だった
武田正吾氏と出会い、
和牛の遺伝子を特別に譲り受けた。

受精卵と精液の輸入を開始した。
武田氏は94年にブラックモア氏と和牛遺伝子の
対豪輸出独占代理人契約を結んだほか、
96年にかけて米国にも多数の和牛を輸出した。

武田氏は
「おいしい和牛を世界中の人に食べてもらいたい」
との思いから輸出に踏み切ったとしているが、
和牛遺伝子を海外に出さないよう
生産者たちに強く働き掛けていた和牛生産者団体
「全国和牛登録協会」の要請を無視した
として
97年に除名処分を受ける。



(続きはリンク先で)




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★オールジャパンで取り組む
 “和牛統一マーク”が世界に和牛の
 おいしさを広めてくれるはず!
 ガイアの夜明け
 「“和牛(WAGYU)”その知られざる真相」
 視聴レビュー

 2014/7/31
 http://shisann.com/tvprog/gaia20140729/




★<オーストラリアで空前の
 Wagyu(和牛)ブーム>だそうだ。 
 Wagyuブーム!? さっそく調べてみた。

 2012/06/03
 https://hashigozakura.wordpress.com/2012/06/03/%EF%BC%9Cオーストラリアで空前のwagyu和牛ブーム%EF%BC%9Eだそう/
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★牛肉市場の
 [和牛 VS WAGYU]の攻防・・・
 関税云々ではなく
 現場力の競争(1)(雑感)

 2014-03-05
 https://blog.goo.ne.jp/nonasi8523/e/b2a3141bcff5c38e25fa69dde5478f2e
(引用開始)
アメリカに渡った和牛の遺伝子は、
アメリカでの遺伝子ビジネスは低調であったが、
アメリカからオーストラリアに渡った受精卵
オーストラリアで「WAGYU」としてビジネスが開花し
中国ら世界18ヵ国に受精卵の輸出へ発展し
中国は「WAGYU」育成は
国家プロジェクトに。


(中略)
デビット・ブラックモア氏は、
日本の書籍「日本名牛百選」(著者:小野健一)を取り出し、
日本がやってきた和牛の飼育の歴史が詳しく書いてある
とし、英語に訳して勉強したと。
その後、デビット・ブラックモア氏は
日本市場から撤退しアジア市場へ方針変更し、
香港では「WAGYU」は富裕層には
日本ブランド牛と同等になり、
中間所得層には日本ブランド牛より3割安価の
「WAGYU」は支持を得たと。
オーストラリア人のドミニック・ベイヤード氏は、
8年前に、WAGYU遺伝子販売業者になり、
年間4000本の受精卵を9カ国に輸出し
半分は中国だとし、

中国に渡ったWAGYU受精卵で、
酪農家の乳牛で代理出産させる
WAGYU生産企業の積極的な活動を紹介。


昨年10月に和牛の国際会議を主催した
オーストラリア和牛協会
は、
世界各国で生産されている牛のDNAを鑑定し
和牛の血統を50%以上受け継いでいれば
和牛証明書
(800豪ドルの牛は、証明書があれば2000豪ドルになる)
を発行し、
これまで8カ国3500頭余の証明書を発行しており、
和牛に日本産もオーストラリア産も無いとし、
オーストラリア協会が認定したWAGYUは
”最高の牛肉”とあると豪語し
今やオーストラリア産WAGYUは
世界の食肉市場で大きな影響力を持っていると。

中国では、
オーストラリア産WAGYUの
遺伝子を使った国家的プロジェクト
(雪龍黒牛)が始動していると。


ブランド牛「雪龍黒牛」を取り組みは、
7年前に、体の丈夫な中国の牛、肉付きの良い
フランスの牛らに霜降りが入る
オーストラリア産WAGYUを掛け合わせ
各々の特徴を持つ牛の誕生が雪龍黒牛だと。

雪龍黒牛の牛肉生産企業社長は、
”「私達が生産する牛肉に
 絶対の自信を持っています。
 今後コストを下げて、
 より手頃な価格で提供できるようになれば
 我々の事業はさらに発展しるでしょう」”
と語り、来月には香港に進出すると。


(続きはリンク先で)




さて、
本題はココから!
和牛精液を自称大阪府在住の男性に
売り渡した日本側協力者がいるという事。


★宮崎県産和牛の精液143本盗難
  県、2年間公表せず

 2009年4月7日13時15分
 http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/090407_straw.html


★宮崎牛精液窃盗を自供の男
 「頼まれた」 背後に組織?

 http://blog.livedoor.jp/nakamura_chikusan/archives/847897.html
捜査関係者らによると、牧嵜被告は
「知人の男から
 『凍結精液を持ち出してくれ
 と頼まれ、
 専用の保管容器を渡された」

と供述。さらに
「牛の精液が入ったストロー状の容器
 (長さ約15センチ、直径2~3ミリ)を
 保管容器に入れ、持ち出した。
 容器ごと男に渡した」
と話しているという。

 和牛精液の保管容器は、
液体窒素を入れてマイナス196度に
冷却する仕組みになっている。

宮崎県警は、
持ち出しを依頼した男が、
保管容器を準備していた点に
注目しており、
畜産事情に詳しい人物が
関与した可能性があるとみている。


(引用ここまで)




牧嵜久志被告で検索すると
http://coweyepignose.web.fc2.com/husigi/husigi_01.html
牧嵜被告は盗んだストロー約40本を
共犯の畜産業徳重賢一被告(66)
=都城市山田町、
窃盗罪で懲役1年6月の実刑判決=

が用意した液体窒素ボンベに急 いで入れ、
人工授精室を立ち去った。
同試験場裏の空き地では、
既に徳重被告と知人の畜産業男性が
牧嵜被告を待っていた。
県が年間約2億円近い巨費を投じて
改良に取り組む県産牛の精液は、
こうしていとも簡単に盗まれた。



★最高ランクの牛冷凍精液
 紛失発覚後にJA職員自殺 長崎

 2009年11月25日
 https://agri-biz.jp/item/detail/9925


★口蹄疫 山田農水副大臣 
 自分の牧場に
 中国から子牛の輸入をしたい?

 2010/5/24(月)
 https://blogs.yahoo.co.jp/pink_c/61367623.html





苺も葡萄も蜜柑も、
そして和牛も
「善意」の流出に苦しめられている。

お茶やわさびは
併合時代に半島に移住した日本人農家が
残した農園を引き継いだ韓国人が
戦後、日本に技術研修に来日し
懇切丁寧な指導を受けて…世界で販売。

個人の愚かな「善意」と私利私欲は
日本の業界全体を苦しめるハメに。





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Comments 1

ななし

日本から国外へ持ち出す荷の内容が検査ができない場合、荷の内容を証明する公的な手続き+封緘を義務化し徹底すべき。
現在のIT技術なら出荷申請のあったものとその荷の照合は容易であるし、封緘するのはあらかじめ認可された業者が行い、もし申請と実態が異なるものに証明を発行しているなど不正が発覚すれば、その業者に対して厳罰と高額の損害賠償を課すようにするのがよいだろう。

2018-11-26 (Mon) 15:40 | EDIT | REPLY |   

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