たんぽぽのなみだ~運営日誌 http://taraxacum.seesaa.net/ メインサイト「たんぽぽのなみだ」の運営日誌です。 ja
  • http://taraxacum.seesaa.net/article/505777388.html 女性差別撤廃委員の勧告・法的拘束力はある 11月23日エントリの続き。女性差別撤廃委員からの日本勧告を市民団体のかたたちが解説した記者会見についての、『ポリタス』の動画の続き。「【記者会見】CEDAW(女性差別撤廃委員会)対日本政府:勧告をどう受け止めたか」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-24T21:40:45+09:00 <![CDATA[ 11月23日エントリの続き。

    女性差別撤廃委員からの日本勧告を
    市民団体のかたたちが解説した記者会見に
    ついての、『ポリタス』の動画の続き。

    「【記者会見】CEDAW(女性差別撤廃委員会)対日本政府:勧告をどう受け止めたか」

     


    この記者会見では、女性差別撤廃委員会からの
    勧告には「法的拘束力がない」と
    言われることについても、言及があります。

    女性差別撤廃委員会からの勧告は、
    じつは法的拘束力はあります。
    女性差別撤廃条約に批准する国は、
    条約と委員会からの勧告を
    誠実に実現する義務があります。


    日本では、女性差別撤廃委員会からの
    勧告には「法的拘束力がない」と
    信じているかたがたくさんいると思います。

    マスコミもそう思っているかたが
    多いようで、女性差別撤廃委員会に
    関する記事では、「勧告に法的拘束力はない」
    と書くことが多いです。

    11月9日エントリでご紹介した
    朝日新聞の記事でも、無料公開部分の
    最後のほうで「勧告に法的拘束力はない」
    という記述があります。

    「国連女性差別撤廃委、日本に夫婦別姓の導入を勧告 皇室典範の改正も」
    各国政府は、男女差別の解消と平等の
    実現を求めた女性差別撤廃条約に
    基づいて、取り組みを報告する。
    審査は数年ごとに行われ、日本は16年に続き6回目。
    勧告に法的拘束力はない。
    ただ、批准する条約の理念の実現に
    向けて尊重が求められている。


    「法的拘束力はない」などと書くことは
    もうやめようと、井田奈穂さんは
    マスコミに呼びかけています。
    理由のひとつはもちろん事実に反するからです。

    このほかに「法的拘束力はない」と
    思われることで、女性差別撤廃委員会からの
    勧告は軽視してよいと世論一般に
    思わせる、という問題があります。

    実際、「女性差別撤廃委員会からの勧告は
    守らなくてもどうということはない」
    という意識が、日本社会には
    蔓延しているように思います。


    女性差別撤廃委員会からの勧告の
    ような人権条項に関することは
    大切なことであり、かならず守らなければ
    ならない、という適切な認識を
    持つことが必要だと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505766918.html CEDAW日本審査・市民団体の記者会見 11月9日エントリの続き。女性差別撤廃委員からの日本勧告について参加した市民団体に対する記者会見です。『ポリタス』で配信されています。選択的夫婦別姓についても大きく触れられています。11月9日エントリでリンクしたツイートと合わせてご覧になるとよいでしょう。「【記者会見】CEDAW(女性差別撤廃委員会)対日本政府:勧告をどう受け止めたか」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-23T19:21:13+09:00 <![CDATA[ 11月9日エントリの続き。

    女性差別撤廃委員からの日本勧告について
    参加した市民団体に対する記者会見です。
    『ポリタス』で配信されています。

    選択的夫婦別姓についても
    大きく触れられています。
    11月9日エントリでリンクしたツイートと
    合わせてご覧になるとよいでしょう。

    「【記者会見】CEDAW(女性差別撤廃委員会)対日本政府:勧告をどう受け止めたか」

     


    選択的夫婦別姓は30分50秒の
    あたりからはじまっています。
    「あすには」の井田奈穂さんが登場します。


    長い動画なので、早く内容を把握したいかたは、
    文字起こしをご覧になるとよいでしょう。

    しゃべっているものを自動的に
    文字に変換するので、漢字の表記が
    おかしいところが結構あります。
    (「勧告」が「韓国」になっているところが
    多いのがしばし気になります。)
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505600583.html 女性差別撤廃委員会・日本審査 10月29日に国連・女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本審査がありました。選択的夫婦別姓についても言及があります。「国連女性差別撤廃委、日本に夫婦別姓の導入を勧告 皇室典範の改正も」「日本に選択的夫婦別姓の導入を勧告 国連女性差別撤廃委が最終見解」「“夫婦同姓”定めた民法 日本政府に改正求める勧告 国連委員会」「選択的夫婦別姓の導入「政府はすみやかに対応を」 国連委員会の勧告を受け市民団体代表らが記者会見」「動かぬ日本に業を煮やした国連・差別撤廃委員会 選択的夫婦別姓、4度.. 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-09T19:44:23+09:00 <![CDATA[ 10月29日に国連・女性差別撤廃委員会
    (CEDAW)の日本審査がありました。
    選択的夫婦別姓についても言及があります。

    「国連女性差別撤廃委、日本に夫婦別姓の導入を勧告 皇室典範の改正も」
    「日本に選択的夫婦別姓の導入を勧告 国連女性差別撤廃委が最終見解」
    「“夫婦同姓”定めた民法 日本政府に改正求める勧告 国連委員会」
    「選択的夫婦別姓の導入「政府はすみやかに対応を」 国連委員会の勧告を受け市民団体代表らが記者会見」
    「動かぬ日本に業を煮やした国連・差別撤廃委員会 選択的夫婦別姓、4度目の勧告で求めた「2年以内の行動」」

     
    前回2016年の勧告以来、選択的夫婦別姓に
    関して、日本はなにもしていないです。
    この点についても、女性差別撤廃委員は
    明確に指摘しています。

    日本審査についてのくわしい状況は
    こちらのスレッドをご覧になるといいでしょう。


    国連広報部の発表した、女性差別撤廃条約の
    各国審査の要約はこちらです。
    日本は2段落の記述のうち半分の1段落が
    選択的夫婦別姓を導入しろ、
    という内容にあてられています。



    今回の日本審査で特筆することは、
    「2年以内に選択的夫婦別姓を実現し、
    それを書面でCEDAWに報告しろ」です。
    とうとうはっきりと期限を切られました。


    わたしの予想では、日本が2年以内に
    選択的夫婦別姓を実現させて、
    それを報告することは無理だと思います。
    2年後もおそらくいまとなにも変わらず、
    「なんの進展もない」ままだと思います。


    現状は、自民・公明が与党とはいえ、
    衆議院では過半数割れしています。
    それゆえ選択的夫婦別姓法案が衆議院で
    可決する可能性なら、多少あると思います。

    それでも参議院では、自民・公明の
    与党が過半数をゆうに超えますから、
    選択的夫婦別姓法案は否決されるでしょう。

    来年2025年の参院選で、自民・公明の与党が
    過半数割れするかどうかは微妙です。
    政治情勢が変化して、自民・公明政権が
    安定している可能性もあります。

    政権与党の批判的状況は続いたとしても、
    自民・公明両党で過半数割れするほど
    選挙で負けるとはかぎらないです。
    与党の議席は減っても過半数を
    維持することもありえるでしょう。


    2年後、選択的夫婦別姓について
    なんの進展もなかったとして、
    日本政府はどう回答するのかと思います。
    いつもと同じような「選択的夫婦別姓を
    導入しなくてよい理由」を回答するでしょうか?

    今回の日本審査では、日本政府の「言いわけ」は
    ことごとく反論されました。
    そんなことにおかまいなしに、
    日本政府サイドは同じような回答を
    繰り返す可能性はあります。


    あるいは回答義務があることを、
    日本政府は無視するかもしれないです。

    選択的夫婦別姓の進捗について報告を
    求めるCEDAWからの文書を、
    日本の外務省が黙殺していたことがありました。
    2年後も日本政府サイドは、同じような
    ことをする可能性も考えられます。

    「女子差別撤廃委員会の文書を放置」


    女性差別撤廃条約を遵守しよう、
    そのために選択的夫婦別姓を実現しよう、
    という意識が、日本社会の全体に
    そもそもとぼしいように思います。

    いかに権威ある国際機関といえども、
    勧告は「ただ言っただけ」ともいえます。
    実行的な制裁がないので、無視を続けても
    どうということはないという意識が、
    日本社会にはあるのではないかと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505532323.html 選択的夫婦別姓・反対派議員の大量落選 3年半ほど前、自民党の国会議員の有志が、選択的夫婦別姓に反対するよう、地方議会に呼びかけていたことがありました。正確には「選択的夫婦別姓の国会での審議を要請する意見書を可決するな」という趣旨の文書を、地方議会に送ったものです。「自民党から地方議会に夫婦別姓反対文書」「選択的夫婦別姓反対議員50名の主張への法学者・当事者からの反論、公開質問状について」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-04T16:09:32+09:00 <![CDATA[ 3年半ほど前、自民党の国会議員の有志が、
    選択的夫婦別姓に反対するよう、
    地方議会に呼びかけていたことがありました。

    正確には「選択的夫婦別姓の国会での
    審議を要請する意見書を可決するな」という
    趣旨の文書を、地方議会に送ったものです。

    「自民党から地方議会に夫婦別姓反対文書」
    「選択的夫婦別姓反対議員50名の主張への法学者・当事者からの反論、公開質問状について」

     
    この文書に名前を連ねた「自民党の国会議員」は
    衆議院32人、参議院18人で、合わせて50人です。
    10月27日の衆院選で、衆議院議員の20人が
    落選その他でいなくなりました。

    32人のうち20人が選挙でいなくなるのは、
    大きなことなのだろうと思います。
    残りは衆議院12人、参議院18人で合計30人です。



    今回の衆院選で自民党から落選が目立ったのは、
    「裏金」による脱税に対する批判です。
    「裏金議員」も選択的夫婦別姓に
    反対する議員も、自民党・安倍派に多いです。

    両者は重なるところが多いので、
    「選択的夫婦別姓に反対の文書」に
    署名した議員も、今回の衆院選で
    たくさんいなくなったということです。

    国民の暮らしや権利をないがしろにする姿勢が、
    裏金で脱税することと、選択的夫婦別姓に
    反対することの両方に関係してくる、
    ということだろうと思います。


    今回の反対派(非共存派)議員の
    大量落選は結構なことだと思います。
    それでも衆議院で12人残っていて、
    参議院の18人を合わせて30人います。

    これだけいれば、がんめいきわまりなく
    反対して、選択的夫婦別姓法案の実現を
    妨害するには、じゅうぶんな数だと思います。

    くだんの文書に署名した議員だけが
    選択的夫婦別姓に反対しているとはかぎらないです。
    文書に署名していない反対派(非共存派)議員も、
    少なくないだろうと思います。

    彼らを入れれば、反対派(非共存派)議員の
    数はもっと多くなるでしょう。


    積極的に選択的夫婦別姓に反対の
    発言や活動をする「声の大きい」
    反対派(非共存派)議員のかなりの数が
    いなくなった、という指摘もあります。

    今後はいままで積極的に発言しなかった
    反対派(非共存派)が、積極的に
    発言するようになることが考えられます。

    発言が少ない反対派(非共存派)議員は、
    「すでに積極的に発言している人がいるので、
    自分はなにも言わなくても
    じゅうぶんと思った」からだと思います。
    選択的夫婦別姓の反対に消極的、
    ということではないのだと思います。

    積極的に選択的夫婦別姓に反対の
    発言をする人がほかにいなければ、
    「今度は自分が言わなければ」と思って
    でしゃばってくることが考えられます。


    過去にも、自民党の反対派(非共存派)議員が
    大量に落選したことはありました。
    そして「これで選択的夫婦別姓の実現に
    むけた議論が進むだろう」と
    期待するむきもあったのでした。

    ところが、いままで発言のなかった
    反対派(非共存派)議員たちが
    つぎつぎと出てきて、選択的夫婦別姓に反対の
    主張を展開するようになりました。

    結局、選挙前と同様、選択的夫婦別姓は
    まったく進まないという状況に
    変わりばえはなかったのでした。


    今回の反対派(非共存派)議員たちの
    大量落選も同様のことが考えられます。
    これで選択的夫婦別姓の建設的な議論や
    導入に向けた動きが進むとは、
    考えないほうがいいだろうと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505520165.html 出口調査・選択的夫婦別姓に賛成が多数 10月27日の衆議院選の出口調査(読売新聞、日本テレビ)で、選択的夫婦別姓について賛成か反対かをお尋ねする設問がありました。「【速報・出口調査】「選択的夫婦別姓」全世代で賛成多く」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-03T21:53:52+09:00 <![CDATA[ 10月27日の衆議院選の出口調査
    (読売新聞、日本テレビ)で、
    選択的夫婦別姓について賛成か反対かを
    お尋ねする設問がありました。

    「【速報・出口調査】「選択的夫婦別姓」全世代で賛成多く」

     


    この調査は、選択的夫婦別姓の是非について
    「賛成」
    「どちらかといえば賛成」
    「どちらかといえば反対」
    「反対」の
    4つの選択肢があります。



    18-19歳から70代以上までのすべての世代で、
    「賛成」がもっとも多くなっています。
    さらには70代以上を含めて単純な「賛成」が
    「どちらかといえば賛成」より多いです。

    選択肢がこまかくわかれていると、
    「どちらかといえば賛成」が「賛成」より
    多くなる傾向があると思います。
    それでもこの調査では選択的夫婦別姓に
    単純な「賛成」が多いです。

    「賛成」と「どちらかといえば賛成」を
    合計すると、70代以上をふくめた
    すべての世代で、半数以上が
    選択的夫婦別姓に賛成です。


    世代別に見ると若年層ほど
    「反対」「どちらかといえば反対」が
    少なくなる傾向があります。

    とくに18-19歳は「賛成」が48%で
    半数近く、「どちらかといえば賛成」を
    合わせると79%で、8割近くになります。

    20代から60代にかけては
    おおむね「賛成」が4割程度、
    「どちらかといえば賛成」が3割程度です。
    これらを合わせると7割程度が
    選択的夫婦別姓に賛成になります。

    70代以上だけがほかの世代とくらべて
    特異的で、賛成が少なくなっています。
    それでも「賛成」33%がもっとも多く、
    「どちらかといえば賛成」を
    合わせると54%で半数を超えます。


    今回の出口調査の傾向は5月に行なわれた
    NHKの選択的夫婦別姓の世論調査と、
    ほぼ同様のものとなっています。

    「選択的夫婦別姓・60代まで賛成が7割」

    NHKの世論調査では、30代がもっとも
    選択的夫婦別姓に賛成の割合が高い世代でした。

    今回の日本テレビと読売新聞の
    出口調査では、10代、20代の賛成の割合が
    30代より高く、若年層の賛成の傾向が
    少し強まったと思います

    70代以上だけ特異なのは
    NHKも今回の出口調査も同様です。
    NHKの世論調査では70代以上の賛成は
    5割を超えなかったので、出口調査では
    賛成の割合が高まったことになります。


    選択的夫婦別姓が衆議院選の争点と
    なったことで議論が活発になり、適切な情報が
    まがりなりにも増えたのでしょう。

    これによって、これから結婚を控えた
    「自分の問題」として考える若年層と、
    反対が多く浸透させる余地のある高齢層で、
    選択的夫婦別姓に対する理解が少し進んだ
    ということかもしれないです。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505506012.html 立憲民主党・選択的夫婦別姓の実現を表明 立憲民主党の野田佳彦代表は、選択的夫婦別姓の実現を目指すことを表明しました。「【速報】立憲・野田代表 選択的夫婦別姓導入へ「自民党あぶり出す意味でも採決したい」【衆議院選挙 2024】」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-11-02T21:52:10+09:00 <![CDATA[ 立憲民主党の野田佳彦代表は、選択的夫婦別姓の
    実現を目指すことを表明しました。

    「【速報】立憲・野田代表 選択的夫婦別姓導入へ「自民党あぶり出す意味でも採決したい」【衆議院選挙 2024】」

     

    立憲民主党の野田代表は衆院選の争点の
    一つとなった選択的夫婦別姓について、
    「野党で2022年に共同提出した民法改正案がある。
    導入に向けて採決を迫っていく」と強調しました。

    さらに、「公明党は採決になれば、賛成するのではないか。
    自民党も半分ぐらいの人たちは
    自主投票なら賛成すると思う。
    あぶり出す意味でも採決はしたい」と述べました。

    野田佳彦代は、「自民党をあぶり出す
    意味でも」とも言っています。
    衆院選のあとに、自民・公明政権と
    対決するための、最初の政策のひとつとして
    選択的夫婦別姓を打ち出すということです。
    これは大きなことだと思います。


    これで「選択的夫婦別姓の実現は間近だ」
    なんて楽観するつもりは、まったくないです。
    依然として実現までは前途多難でしょう。

    野党サイドが選択的夫婦別姓法案を
    提出できて、衆議院で法案可決に
    いたるかという問題があります。
    衆議院で首尾よく可決したとしても、
    自民党が過半数をしめる参議院で
    否決されて終わると思います。


    それでも立憲民主党などが選択的夫婦別姓の
    実現を公約して、具体的な動きに入ることは
    大事なことだと思います。

    いまの野党サイドにできることは、
    選択的夫婦別姓の「議論を続けること」
    「忘れさせないこと」だと思います。
    そのためにも、選択的夫婦別姓の実現を、
    野党サイドが公約にすることは
    意義のあることだと思います。

    議論の過程を通じて「自民党の反対派
    (非共存派)のがんめいきわまりない
    実態を国民全体に知らしめる」まで
    できれば、もっとよいと思います。

    このあたりが立憲民主党など野党サイドが、
    いまの状況でできる「限界」だろうと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505462147.html 2024年衆院選・立憲民主党は議席増だけど 10月29日エントリの続き。10月27日投開票の衆議院選挙では、立憲民主党は148議席を獲得しました。公示前から50議席増えています。「衆院選 開票速報」「衆議院選挙2024特設サイト」「特集 第50回衆院選」「衆院選2024 開票速報」「衆議院選挙2024」 選挙 たんぽぽ 2024-10-30T22:51:16+09:00 <![CDATA[ 10月29日エントリの続き。

    10月27日投開票の衆議院選挙では、
    立憲民主党は148議席を獲得しました。
    公示前から50議席増えています。

    「衆院選 開票速報」
    「衆議院選挙2024特設サイト」
    「特集 第50回衆院選」
    「衆院選2024 開票速報」
    「衆議院選挙2024」

     


    立憲民主党は「躍進した」と考えるのが
    一般的な見かたなのでしょう。
    内容的にも前回の2021年の衆院選
    くらべるとよくなっているところが多いです。

    小選挙区では立憲民主党の獲得議席は104です。
    自民党の132にやや追いついてきたと言えます。
    立憲民主党は、新潟と佐賀で
    小選挙区の議席を独占しています。
    ほかにも小選挙区で自民党に勝ち越した
    都道府県も、目立つようになっています。

    比例では立憲民主党が自民党に
    勝ち越したブロックはなかったです。
    それでも北海道と東京の2ブロックだけ、
    自民党に並ぶことはできました。


    維新の獲得議席は小選挙区と比例区を
    合わせて38で、公示前の44から減っています。
    立憲民主党の獲得議席148と
    歴然とした差がついたことになります。

    今回の衆院選では、反自民のかたにとって
    自民党に対抗するオルタナティブは
    立憲民主党であって、維新ではないと
    考えたことになるでしょう。

    立憲民主党は野党第一党としての期待と支持を
    まがりなりにも取り戻したと言えそうです。


    立憲民主党は議席を大きく伸ばしたとは
    言えますが、それでも148議席です。
    2000年の民主党の127議席よりは
    だいぶ上回りましたが、2003年の民主党
    177議席には、まだまだおよばないです。

    やはり政権交代はまだまだ
    見えてこない状況だと思います。
    立憲民主党の凋落した党勢は
    まだまだすっかり回復してはいないと
    言わざるをえないと思います。


    とくに立憲民主党が要注意なのは比例区です。
    今回の衆院選は44議席獲得で、
    前回2021年の衆院選の39議席より、
    5議席だけ増えています。

    自民党へ批判が強かったことや、
    小選挙区での健闘ぶりを考えると、
    比例区のこの伸びかたは小さいと思います。

    今回の衆院選の立憲民主党の比例区の
    得票数は1156万票でした。
    前回の2021年の比例区の得票は
    1149万票でしたから、わずか7万票しか
    増えていないということです。


    国民民主党やれいわ新選組が大幅に
    比例区の得票と議席を増やしたことを考えると、
    立憲民主党は、比例区ではぜんぜん得票が
    増えていないと言わざるをえないです。


    自民・公明政権への批判票は、
    比例区では国民民主党やれいわ新選組に
    流れたことになるでしょう。
    立憲民主党にはほとんど流れなかった
    (あるいは、増えたぶんと減ったぶんが
    ほぼ釣り合った?)ということです。

    小選挙区では、自民党に対抗できる候補者が
    立憲民主党だけのところが多いので、
    立憲民主党の小選挙区の議席が増えた、
    ということになりそうです。

    なぜ自民・公明政権の批判票が、
    立憲民主党にはほとんど流れなかったのか、
    そして国民民主党など他党へ流れたのかは、
    考察を要するところだと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/505446430.html 2024年衆議院総選挙・与党が過半数割れ 10月27日に、衆議院選挙の投開票が行なわれました。自民と公明を合わせた与党の過半数割れです。立憲民主党は公示前から50議席増えました。「衆院選 開票速報」「衆議院選挙2024特設サイト」「特集 第50回衆院選」「衆院選2024 開票速報」「衆議院選挙2024」 選挙 たんぽぽ 2024-10-29T23:09:34+09:00 <![CDATA[ 10月27日に、衆議院選挙の投開票が行なわれました。
    自民と公明を合わせた与党の過半数割れです。
    立憲民主党は公示前から50議席増えました。

    「衆院選 開票速報」
    「衆議院選挙2024特設サイト」
    「特集 第50回衆院選」
    「衆院選2024 開票速報」
    「衆議院選挙2024」

     


    「自民・公明政権に有権者からの
    きびしい審判がくだった」とか
    「立憲民主党の躍進」といった論調に
    メディアや世論ではなっているようです。
    それが「一般的な見かた」なのだろうと思います。



    自民党の獲得議席は191にとどまりました。
    自民党が200議席を割り込んだのは、
    過去には2009年の政権交代のときだけで、
    それ以外は一度もないです。

    自民と公明を合わせた政権与党で
    過半数に達しないのも、2009年の政権交代を
    のぞくと、一度もなかったことです。
    今回の衆院選挙は自民・公明政権の
    「歴史的大敗」になるのだろうと思います。


    立憲民主党は148議席を獲得しました。
    旧民主党系の政党が、衆院選で100議席以上
    獲得するのも、2009年の政権交代以来、
    じつに15年ぶりのことです。

    公示前勢力から50議席増えたというのも、
    思ったより議席が伸びたと思います。
    立憲民主党は「大躍進」なのだろうと思います。


    ふだんから自民党政権に批判的なかたたちは、
    この程度の「自民党の敗北」では、
    「ぜんぜん」「たいしたことない」と
    考えるのではないかと思います。

    自民党なんて2009年以上に負けてしかるべきと
    思っているかたもいるでしょう。
    自民党が立憲民主党より43議席も多いと
    あっては、「まだまだ」だと思います。


    一部では、政権交代を実現させようという
    という論調もありました。
    現状は「政権交代が見えてきた、近づいた」とは、
    とても言えないと思います。

    (今回の衆院選で「政権交代が見えてくる、
    近づいてくる」なんて、わたしは
    まったく思っていなかったです。
    まだまだとうぶん無理だと思います。)


    今回の衆院選では、「与党が過半数を維持するか、
    過半数割れするか」が、攻防のラインでした。
    立憲民主党をはじめ弱体化した
    野党勢力としては、「与党の過半数割れ」が
    現時点で実現可能な限界だったと思います。

    そして与党は過半数割れしたのでした。
    野党勢力は自民・公明に「かすり傷」よりは
    深い傷を負わせたと言えると思います。
    野党勢力は可能なかぎりの最善を尽くして
    「限界まで達した」とは言えるのでしょう。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504929405.html 首長対象の選択的夫婦別姓のアンケート 共同通信社が、都道府県知事と市区町村長(自治体の首長)を対象に、選択的夫婦別姓の是非についての調査を行なっています。「選択的夫婦別姓、容認78% 反対17%「一体感損なう」」共同通信社は、先日は企業を対象に選択的夫婦別姓の調査を行なっていました。それに続くものだろうと思います。 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-22T18:45:16+09:00 <![CDATA[ 共同通信社が、都道府県知事と市区町村長
    (自治体の首長)を対象に、選択的夫婦別姓の
    是非についての調査を行なっています。

    「選択的夫婦別姓、容認78% 反対17%「一体感損なう」」

    共同通信社は、先日は企業を対象に
    選択的夫婦別姓の調査を行なっていました

    それに続くものだろうと思います。

     

    共同通信が全国の都道府県知事と
    市区町村長に実施したアンケートで、
    夫婦が望めばそれぞれ結婚前の姓を使える
    「選択的夫婦別姓」を容認する回答が78%に上った。
    15日集計した。

    理由のトップは、別姓の強制ではなく
    夫婦同姓も可能だからだった。
    反対は17%で、理由は「家族の一体感を
    損なう」が最も多かった。

    アンケートは7~8月、47都道府県知事と
    1741市区町村長に実施。93%に当たる
    1667人から回答を得た。

    選択的夫婦別姓への賛否を尋ねると
    「認めるべきだと思う」が22%、
    「どちらかといえばそう思う」が56%。
    「どちらかといえばそう思わない」は14%、
    「そう思わない」は3%だった。
    5%は「国が検討すべき事項」などとして、
    賛否を明確にしなかった。

    容認の理由(複数回答)のトップは
    「強制ではなく、夫婦で同じ姓を
    名乗りたい人に不利益はない」で76%。
    「結婚前と同じ姓で仕事を続けられるので、
    キャリア形成に支障がなくなる」が61%で続いた。


    全国の自治体の首長のうち、
    選択的夫婦別姓に賛成は78%でした。
    反対は17%で、無回答が5%でした。

    「認めるべき」が22%、「どちらかと
    いえば賛成」が56%で、消極的な意見が
    多いのがいささか気になります。
    それでも選択的夫婦別姓に賛成側の
    回答をしたことはたしかです。

    この賛否の割合は、個人を対象にした、
    各メディアの調査とほぼ同程度の数字です。
    自治体の首長は、世論一般と同じような
    感覚や認識であると言えるでしょう。


    無回答はわずか5%にとどまりました。
    企業対象の調査では、67%が無回答でした。
    なので、自治体の首長は、企業よりは
    選択的夫婦別姓問題にはるかに
    関心があることになるでしょう。

    「企業対象の選択的夫婦別姓のアンケート」

    選択的夫婦別姓の是非に対する意識と
    問題自体の関心は、企業と自治体の首長とで、
    大きく差がつくことになりました。


    このあたりは「選択的夫婦別姓・
    陳情アクション」の活動も影響して
    いるのかも知れないです。

    「陳情アクション」は基本的に、
    地方議会の議員が対象の勉強会です。
    首長が参加しているかどうかはわからないです。

    それでも自分が首長をつとめる
    自治体で選択的夫婦別姓の勉強会を
    議員たちが行なっていれば、その情報は
    とうぜん首長は把握するでしょう。

    勉強会で話された内容についても、
    議員たちは議会その他で
    話題にすることはあるでしょうし、
    そこから首長にも情報が入ることは
    じゅうぶん考えられます。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504863203.html 議論は是非でなく実現までの戦略 9月13日エントリの続き。立憲民主党の代表選の討論会では、選択的夫婦別姓の「早期実現」について議論したとあります。「立民代表選4候補、選択的夫婦別姓の早期実現議論」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-16T16:17:38+09:00 <![CDATA[ 9月13日エントリの続き。

    立憲民主党の代表選の討論会では、
    選択的夫婦別姓の「早期実現」について
    議論したとあります。

    「立民代表選4候補、選択的夫婦別姓の早期実現議論」

     
    会員限定の記事で本文が最初のほうしか
    読めないので、具体的にどんな内容の
    議論だったのかはわからないです。



    選択的夫婦別姓の賛否や是非ではなく、
    「いかにして早く実現するか」を
    議論したのなら、それは評価されるところです。
    選択的夫婦別姓に賛成なんてあたりまえ
    前提としているからです。

    いまだに党内に反対派(非共存派)が
    たくさんいて、選択的夫婦別姓の是非が
    議論となる自民党とは、大きく差を
    つけている点だと思います。
    (これは強調するところだと思います。)


    選択的夫婦別姓の問題に関しては、
    「いかにして実現するか」という
    「戦略(ストラテジー)」を議論する
    レベルだと、わたしは思います。

    選択的夫婦別姓の導入が必要なのは、
    もはや自明のことだと思います。
    いまさら是非について議論するなど、
    周回遅れもはなはだしいというものです。


    現時点で、立憲民主党が政権を取る可能性は、
    とうぶんないと思います。
    つぎの選挙で議席が増えたとしても、
    政権獲得まではほど遠いと予想されます。
    議席の少ない野党でできることは、
    きわめてかぎられることになります。

    できることがかぎられている中でも、
    現状でなにができるかを考えて、
    それを実行する必要はあると思います。

    選択的夫婦別姓の実現に直接は
    役に立たないことでも、活動の成果が
    蓄積されることでポテンシャルとなり、
    将来大きな力を発揮することはあるからです。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504863143.html 選択的夫婦別姓・実現を公約するけれど 小泉進次郎が選択的夫婦別姓の実現を自民党総裁選の公約にしています。「小泉氏、選択的夫婦別姓は「党一丸で」 採決には党議拘束かけないが」「自民総裁選 小泉氏が選択的夫婦別姓の主張、経団連会長「感じ入った」」小泉進次郎は「1年以内に実現する」「採決では党議拘束をかけない」とかなり明確な方針をしめしてもいます。 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-16T16:13:16+09:00 <![CDATA[ 小泉進次郎が選択的夫婦別姓の実現を
    自民党総裁選の公約にしています。

    「小泉氏、選択的夫婦別姓は「党一丸で」 採決には党議拘束かけないが」
    「自民総裁選 小泉氏が選択的夫婦別姓の主張、経団連会長「感じ入った」」

    小泉進次郎は「1年以内に実現する」
    「採決では党議拘束をかけない」と
    かなり明確な方針をしめしてもいます。

     

    小泉氏はさらに「私は『賛成』と言い、
    『法案を提出し、党議拘束をかけない』と
    言っている。今までにない明確な方針だ」
    「明確なメッセージを総裁選で訴えている。
    仮に総理・総裁になった暁には、それを自民党が
    支持したから(だ)」と重ねて強調した。

    選択的夫婦別姓の実現が自民党の
    総裁選の公約となったこと、
    そして戦略まで具体的にしめした上で、
    賛成の立場と実現することを明言したことは、
    評価するところだと思います。

    ひとむかし前まではとても
    考えられないことだったからです。
    自民党の総裁選で選択的夫婦別姓の実現を
    公約する候補者なんてほとんどいないです。
    その前に選択的夫婦別姓なんて、
    総裁選の争点にさえならないです。


    小泉進次郎が自民党の総裁となり
    首相となったら、選択的夫婦別姓は
    実現するかですが、わたしは
    例によって悲観的で懐疑的です。

    自民党内には選択的夫婦別姓に
    反対する議員がたくさんいます。
    実現の動きが現実的になれば、
    彼ら反対派(非共存派)たちは必死になって、
    実現の妨害や阻止に出ることでしょう。

    彼ら反対派(非共存派)議員たちを
    どうすることもできないという、
    いつもと同じ顛末になると予想されます。

    小泉氏は「1年以内」の法案提出方針を改めて述べたが、
    党内には選択的夫婦別姓導入に反対の議員がいる。
    日本会議や神道政治連盟など
    保守系団体も反対の立場をとっている。

    反対の議員と合意形成をどう図るのか問われ、
    小泉氏は「政策に反対をしているとか、
    立場が違うということで、議論をしない
    ということは全くない」と述べた。

    小泉進次郎は「意見集約はむずかしい」なんて、
    けわしい表情で記者会見するはめに
    なるのではないか、という気がします。


    「選択的夫婦別姓法案には党議拘束を
    かけない」とも、小泉進次郎は言っています。
    これも反対派(非共存派)議員たちは、
    猛烈に反対すると思います。

    党議拘束がなければ、公明党や野党各党の
    賛成議員と合わせて、選択的夫婦別姓に
    賛成が多数となり、法案は成立するでしょう。

    それゆえ反対派(非共存派)議員たちは、
    選択的夫婦別姓の党議拘束をはずすことから
    反対を続けてきたのでした。

    「選択的夫婦別姓・党議拘束を外せない自民党」

    ここへきて彼ら反対派(非共存派)議員たちが
    きゅうに党議拘束をはずすことに
    応じるとはとても思えないです。


    自民党にはこれまでも選択的夫婦別姓に
    賛成や実現の表明をする議員や閣僚は
    それなりにたくさんいました。

    そんな彼らも責任のある地位につくと、
    「国民のあいだにさまざまな意見がある」とか
    「慎重な議論が必要だ」とか
    トーンダウンして、選択的夫婦別姓を
    先送りさせるのが相場です。

    いまでこそ小泉進次郎も
    覇気のいいことを言ってはいます。
    それでもいざ首相になったら、
    ご多聞にもれずトーンダウンして
    選択的夫婦別姓を先送りさせる可能性も
    高いのではないかと思います。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504834903.html 代表選・討論会で選択的夫婦別姓を議論 立憲民主党の代表選の4候補者が、党本部の女性議員との討論会で、選択的夫婦別姓の早期実現について議論しました。「立民代表選4候補、選択的夫婦別姓の早期実現議論」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-13T21:02:47+09:00 <![CDATA[ 立憲民主党の代表選の4候補者が、
    党本部の女性議員との討論会で、
    選択的夫婦別姓の早期実現について議論しました。

    「立民代表選4候補、選択的夫婦別姓の早期実現議論」

     


    会員限定記事なので、残念ながら
    最初の部分しか全体公開されていないです。

    立憲民主党の代表選(7日告示―23日投開票)の
    4候補者は10日、党本部で党の
    女性議員との討論会に参加した。
    選択的夫婦別姓制度の早期実現をめざす訴えが相次いだ。
    吉田晴美衆院議員は別姓を認めない現状は
    経済活動を妨げるとの認識を示した。

    結婚した際に同姓、別姓を選べず、
    ビジネス上のリスクになっているとの声は多い。
    経団連も早期の制度導入を求めている。
    野田佳彦元首相は「自民党の
    一部以外は全ての政党が実現を...

    「選択的夫婦別姓制度の早期実現を
    めざす訴えが相次いだ」とあります。
    討論会に参加した女性議員からの意見のようです。
    選択的夫婦別姓の実現を早くしろ、
    という要望はやはり多いようです。


    立憲民主党が代表選で、選択的夫婦別姓に
    ついて議論するのは結構なことです。
    議論すれば話題になるし、それによって
    選択的夫婦別姓問題に世論一般の関心を
    集めることになるのは、もちろんです。

    同時に並行して行なわれている
    自民党の総裁選でも、選択的夫婦別姓が
    話題になっていることも
    意識する必要があると思います。

    このままだと、小林鷹之と小泉進次郎と
    高市早苗に話題性を取られて、
    世論の注目がそちらに向かい、
    立憲民主党は埋没しかねないからです。


    立憲民主党の前身の民主党、民進党のころは、
    家族・ジェンダー問題に関しては、
    動きが鈍い傾向があったと思います。

    自民党から話題を作っている状況でも
    それに対抗して自分たちも話題性を
    作ろうとすることが、あまりなかったと思います。
    民主・民進党のほうが優れた対案を
    しめせるにもかかわらずです。

    今回の代表戦では、立憲民主党は、
    自民党に話題を取られて埋没しないよう、
    選択的夫婦別姓に関しても、
    マスコミや世論一般の関心を集められる
    程度に話題にしてほしいものです。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504823865.html 企業対象の選択的夫婦別姓のアンケート 共同通信社が企業を対象に、選択的夫婦別姓の是非についての調査を行なっています。このアンケートは一般的な調査とは違ったところがあって、特筆するところがたくさんあると思います。「企業、夫婦別姓実現すべき21% 経団連と温度差、共同通信アンケ」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-12T21:02:00+09:00 <![CDATA[ 共同通信社が企業を対象に、選択的夫婦別姓の
    是非についての調査を行なっています。

    このアンケートは一般的な調査とは
    違ったところがあって、特筆するところが
    たくさんあると思います。

    「企業、夫婦別姓実現すべき21% 経団連と温度差、共同通信アンケ」

     


    夫婦が希望すれば別の姓を使える
    選択的夫婦別姓制度を巡り、共同通信社が
    主要企業111社に実施したアンケートで、
    早期または将来的に実現すべきだとする企業は
    21%だったことが24日、分かった。

    経団連は6月に導入の早期実現を求める
    提言を公表しているが、個別企業では慎重な
    姿勢が根強く、無回答も目立つ。
    経団連とは温度差があり、浸透の取り組みが課題となる。

    制度について見解を尋ねたところ
    「早期に実現するべきだ」が17%、
    「将来的には実現するべきだ」が4%だった。
    「選択的ではなく絶対的夫婦別姓を
    導入するべきだ」も1%あった。
    「現行法のまま、夫婦同姓を
    維持するべきだ」はゼロだった。

    一方で、「結論を急がず慎重に議論を
    進めるべきだ」は9%、「夫婦同姓を維持した上、
    通称使用の法制度を設けるべきだ」は3%だった。
    ただ残る7割近くは「その他・無回答」だった。

    夫婦同姓の弊害は、複数回答で「通称とパスポートの
    氏名が異なると海外滞在が不便」と「税・社会保障の
    手続き時に通称との照合が必要」が28%で並んだ。



    なんといっても眼につくのが、
    「その他・無回答」が67%もあって、
    全体の3分の2をしめることです。

    この共同通信のアンケート調査は、
    「旧姓使用の制度導入」「慎重な議論」など、
    個人対象の調査には出てこない選択肢もあります。
    賛成も「早期に実現」「将来的に実現」と、
    カテゴリがふたつあります。

    これくらい多彩な選択肢があるのだし、
    一般的な調査より自分の考えに近い
    回答をしやすそうに思います。
    それでも多彩な選択肢を選ばず、
    無回答の企業が多いということです。


    関心が薄いとか、回答が面倒とかで
    回答しない企業もいるだろうと思います。
    それだけでなく、積極的に回答を
    拒絶する企業もあるだろう思います。

    ようは「選択的夫婦別姓には反対だけど、
    それをはっきり言うとはばかられるので、
    無回答でお茶をにごしている」です。
    わたしはそのように想像します

    選挙の候補者対象のアンケートで、
    自民党の候補者が選択的夫婦別姓の是非を
    答えなかったり「中立」と答えるのと
    同様のメンタリティです。


    「旧姓使用の制度導入」「慎重な議論」
    「現行の夫婦同姓の強制を維持」と、
    内心では思っている企業は、
    もっと多いのではないかと思います。

    それでもこれらの選択肢を選ぶ企業は
    ほとんどいないということです。
    「夫婦同姓の強制維持」は当然ですが、
    「旧姓使用」「慎重な議論」でも、
    反対派(非共存派)だと思われると、
    多くの企業は考えているのかもしれないです。


    選択的夫婦別姓に賛成の企業は、
    積極的に「賛成」と回答すると思います。
    彼らは早く選択的夫婦別姓を
    導入するべしと思っているでしょうから、
    賛成の企業が少しでもたくさんいることを
    アピールしようとするでしょう。

    選択的夫婦別姓に賛成の企業が
    立場を隠して「無回答」とすることは、
    まったく得策でないことになります。

    それゆえ立場を隠して「無回答」とするのは、
    ほとんどが選択的夫婦別姓に反対の企業に
    なるのではないかと想像します。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504807069.html 戸籍は破壊されない・法務大臣から確認された 9月10日エントリの続き。吉田はるみは、国会の質疑で、「選択的夫婦別姓を導入しても戸籍に変化はない」という答弁を、法務大臣から引き出した成果があります。「2023年2月2日「衆議院」予算委員会 吉田はるみ議員」 民法改正一般 たんぽぽ 2024-09-11T21:09:16+09:00 <![CDATA[ 9月10日エントリの続き。

    吉田はるみは、国会の質疑で、
    「選択的夫婦別姓を導入しても
    戸籍に変化はない」という答弁を、
    法務大臣から引き出した成果があります。

    「2023年2月2日「衆議院」予算委員会 吉田はるみ議員」

     


    「選択的夫婦別姓が導入されても
    戸籍の機能や重要性は変わらないし、
    大きな問題は生じないと考えている」と
    齋藤法務大臣は答弁しています。

    戸籍はですね、日本国民の親族的身分関係を
    登録、公証する唯一の公簿であり、
    仮に選択的夫婦別氏制度が導入された場合で
    ありましても、その機能や重要性が
    変わるものではなくそのことによって
    大きな問題が生じるとは考えておりません


    反対派(非共存派)の中には、
    「選択的夫婦別姓の導入で戸籍が破壊される」と
    執拗に主張する人が多いです。
    そうした反対派(非共存派)を
    意識しての質疑だと思われます。

    上述のように吉田はるみは、国会の質疑で、
    法務大臣から「選択的夫婦別姓の導入で
    戸籍は破壊されない」という
    確認をとったことになります。

    この吉田はるみの一連の答弁は、
    選択的夫婦別姓を求めるかたたちのあいだでも、
    戸籍は破壊されないことの根拠として
    参照されることがよくあります。


    かかる法務大臣(自民党議員)からの
    直じきの発言をもってしても、
    「選択的夫婦別姓の導入は戸籍の破壊だ」と
    アジテーションする反対派(非共存派)は、
    残念ながらあとをたたないです。
    ]]><![CDATA[ ]]>
    http://taraxacum.seesaa.net/article/504790385.html 立憲民主党代表選・吉田はるみ出馬 立憲民主党の代表選が9月7日に告示されました。投開票は9月25日です。野田佳彦、枝野幸男、泉健太、吉田はるみの4名が出馬しています。「【代表選挙】立憲民主党代表選挙が告示、野田佳彦、枝野幸男、泉健太、吉田はるみ各議員が立候補を届出」わたしが注目したいのは吉田はるみです。 選挙 たんぽぽ 2024-09-10T21:20:58+09:00 <![CDATA[ 立憲民主党の代表選が9月7日に告示されました。
    投開票は9月25日です。
    野田佳彦、枝野幸男、泉健太、吉田はるみの
    4名が出馬しています。

    「【代表選挙】立憲民主党代表選挙が告示、野田佳彦、枝野幸男、泉健太、吉田はるみ各議員が立候補を届出」

    わたしが注目したいのは吉田はるみです。

     
    「立憲・吉田晴美氏「もう駄目かと」 代表選告示当日、推薦人にめど」
    「立民代表選4人目の候補 吉田晴美氏ってどんな人? 2021年衆院選では自民・石原伸晃氏を破って初当選」



    吉田はるみは国会議員20人の推薦人の
    確保に難渋していたし、推薦人が集まらない
    のではないかとも、わたしは思っていました。

    無事推薦人が集まったのですが、
    立候補の届け出が締め切り1分前になるという、
    ひじょうにきわどいタイミングでした。
    よくぞ推進人が集まったと思います。



    政策的に近い江田憲司が、出馬の模索を
    取りやめて、吉田はるみの支援に回ったことで、
    推薦人が確保できたようです。

    立憲民主党代表選に立候補した
    当選1回の吉田晴美衆院議員(52)は
    7日の共同記者会見で、「永田町の常識では
    1期生の挑戦はありえない。
    常識を変えたい」と意気込んだ。

    推薦人の確保が難航し、立候補届け出の
    書類受け付けが完了したのは締め切り1分前。
    同様の立場だった江田憲司元代表代行(68)と
    ぎりぎりで候補者の一本化で折り合い、滑り込んだ。


    吉田はるみは2021年の衆院選で
    初当選で現在1期目の新人議員(!)です。
    新人議員が代表選に出馬というのは、
    永田町の「常識」にないどころか、
    そもそもの「力量」がないことが多いです。

    そうした状況にあって、必要な数の
    推薦人を集めて、代表選の立候補に
    いたるのは、それだけでも吉田はるみには
    かなりの力量があることになりそうです。
    ]]><![CDATA[ ]]>