アジア連帯講座のBLOGです
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脱原発派に語らせよ
福島第一原発から60キロ位のところのいわき市植田に住むSです。昨日実家の江名〔いわき市の沿海部〕の方に行ってきました。浜の方を車を利用しての事でした。その時に見た光景についてお話をします。
海にへばりつく様にして形成された街は津波により、ほぼ壊滅状態でした。海に直接注ぎ込んでいる川を津波による寄せ波に寄る被害と思いました。
さて返す返すも、怒りに思うのは御用学者がテレビに出演して行う放射線に対する無責任な発言です。曰く、低線量の放射線による健康被害はありません。その発言の後に彼等は、直ちに、と言う言語を付け加えるのを決して忘れない。
いい加減にしろ。と言いたい。そんな事は解っている。恐れているのは遺伝や癌、そして原発ぶらぶら病等後で現れる健康障害なのだ。
又放射性物質から身を護る方法として、マスクの着用や、帰ったらシャワーで身体や頭髪を洗い流す事を勧めている。
ふざけるな、と言いたい。何処の店に行ってもマスクは売り切れとなっており、いわきの各家庭はほぼ全体が断水状態にある。そんな水が何処にあると言うのだ。
家で待機しろだって。食い物はどうするんだ。原発災害が報道される前、ガソリンはどこの店に行っても品切れであり、食料品を手に入れる事は困難だった。
また、いわきの行政当局は放射線当量がどの程度なのかを発表もしていない。東京電力により、福島原発から100キロ圏内の住民は被爆させられ、国や県、市などの行政当局により棄民されている状態にある。
2011年3月17日9時5分
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