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▲中国政府のネット規制に協力するGoogleに抗議する在インド亡命チベット人たち(2006年)

読者のなかにはすでに気付いている方もおられるかもしれないが、このBlog"虹とモンスーン"の記事が、3月11日の大震災の日を境に、いわゆる「グーグル八分」(検索しても表示されない状態のこと)になっているようだ。しかも、Googleだけでなく、MSNやYahoo!、エトサイトなどの検索エンジンでもことごとく3月11日以降の"虹とモンスーン"の記事は表示されない。

にわかには信じがたいという読者もいるだろうが、3月11日以前の"虹とモンスーン"の記事のタイトルやアドレスで検索すればGoogleなどの検索ページに表示されるが、11日以降にアップした記事はタイトルやアドレス、通常ならばヒットするであろうキーワードを打ち込んでもまったく表示されない。(一方で記事にリンクを貼っていただいた他所のBlogはヒットする。また、「虹とモンスーン」で検索すればヒットはするが、24日に入ってからメインアドレスhttp://solidarity.blog.shinobi.jp/ からの表示ではなくなっている)

たとえば、3月6日にアップした記事"【第四インターナショナル声明】リビア革命を支持する!カダフィは去れ!"のタイトルやアドレスで検索すれば、当然と言うべきかGoogleで表示されるが、3月14日にアップした"報告 3.11一坪共有地裁判 被告証人尋問・山崎宏さん(横堀地区・労活評団結小屋) "の記事は何をどうしようがGoogleをはじめ、どこの検索サイトでも一切表示されない。

これが世に言う「グーグル八分」というヤツですか?? 検索エンジンの一切から排除されてしまったら、サイトやBlogは死刑を宣告されたようなものだ。こんなことがまかり通るならば、ネットもまた既存のマスメディア同様、「政府・権力の広報装置」の役割しか果たさなくなるだろう。

管理人の感覚からすると、"虹とモンスーン"が検索エンジンから排除されるようになったのは、3月17日に"「計画停電」反対!「原発延命」のための強権発動と準戒厳令化を許さない! "の記事をアップして以降だ。この記事は、いくつかのBlogやツイッター、SNSなどネットの各所で紹介されて好意的な反響を呼び、貼られたリンクから500~400人相当の訪問・閲覧がしばらく続いた(短期間で28もの「拍手」をいただいている)。決して、「読者が少ないから表示されない」などということではないのだ。(現在、「計画停電反対!」で検索すれば"虹とモンスーン"が表示されない代わりに「計画停電とは、被災地の方々になるべく電力を供給してあげる深い意味もこめられたもの・・・」で始まるおなじ文面の事実を偽った愚にもつかない論を垂れたBlogがトップ3を占めている)

このことは、Googleが東電か政府の意を受けて、原発に異議を唱え、「計画停電」に疑問を呈し批判する議論を圧殺しようとしているのではないか、と疑わせるものである。

現在私たちは、Googleその他の検索エンジン-ポータルサイト運営企業に問い合わせ、場合によっては公開質問状などを提出する準備をすすめている。とりわけGoogleは、昨年中国政府のネット規制への協力を拒否するようになり中国から撤退し、あるいはエジプトにおいてもムバラクの警察に拘束された社員が「革命」を訴えるなど、「自由の守護者」のように自らを押し出している。それがただのポーズ、あるいは米政府の意を受けた「政治パフォーマンス」でないことを切に願う。

また、他所でも、原発や東電批判関連で似たような現象がないか、お気づきの方はぜひお知らせを!

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