「八木山動物公園フジサキの杜(もり)」(仙台市太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で2025年1月2日・3日、毎年恒例の正月開園が行われる。
来園者の要望に応えて2007(平成19)年に始め、19回目となる正月開園。2024年は2日に2939人、3日に1780人が来園した。
両日企画を用意する。辰(たつ)年にちなんだチュウゴクワニトカゲから巳(み)年にちなんだ「岩国のシロヘビ」への「干支(えと)の引き継ぎ式」、飼育員が「お年玉」としてあげる野菜や果物を食べる様子を観察する「動物のえさやり」、ヤギ、ヒツジ、モルモット、ウサギとの触れ合い体験、「動物かるた大会」など。
同園の「は虫類館」は11月に閉館したが、国の天然記念物に指定されている「岩国のシロヘビ」はその後も1年間展示する。飼育展示課担当者は「例年えとにちなんだ展示を行っており、爬虫(はちゅう)類の生態や魅力を伝えるため、学術的にも貴重な『岩国のシロヘビ』を展示することにした」と話す。
ビジターセンター展示室では、毎年記念撮影スポットとなっている横204.5センチ、縦177センチの巨大絵馬と大だこを展示。2013(平成25)年末から行っているもので、新年のえとに合わせた動物を起用している。巳年にちなみ、キイロアナコンダをあしらう。
開園時間は10時~16時(最終入園は15時)。入園料は、一般=480円、小中学生=120円。