宮古島陸自配備、弾薬庫は城辺保良の採石場に?
- 2017/09/06
- 13:24
宮古島より:
関連記事:宮古島陸自配備予定地「千代田カントリー」国と同意書交わし9月24日閉鎖、土地の売買契約へ。
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9月8日の宮古毎日紙面
9月8日 宮古毎日
保良鉱山に弾薬庫/陸自配備計画 防衛省が予定地で調整
宮古島市への陸上自衛隊のミサイル部隊配備計画をめぐり、防衛省がミサイルを保管する弾薬庫の建設予定地を城辺保良の採石場「保良鉱山」とする方向で調整していることが分かった。政府関係者が7日、明らかにした。
政府は南西諸島の防衛体制を強化するため、離島侵攻への初動対応に当たる警備部隊や地対空ミサイル部隊などを宮古島に配備する方針で、市内のゴルフ場「千代田カントリークラブ」と、「大福牧場」が予定地となっていた。
防衛省は牧場を弾薬庫とする方向で調整していたが、地下水の水源地であることに地元が反発。下地敏彦市長も牧場周辺での施設整備を認めない方針を示し、代替地の選定が続いている。採石場は地下水保全区域から外れており、同省は予定地にふさわしいと判断したもようだ。
保良鉱山を運営する宮古総合開発の砂川武雄社長は7日の本紙取材に「マスコミの取材で初めて分かった。降って湧いたような話だ」と戸惑い気味。「山を全部買うのか、一部なのか。また、既存の不発弾一時保管庫を使用するのか。話がないことには何も分からない」と話した。
9月7日琉球新報も一面で報道

9月7日の琉球新報紙面
9月7日 琉球新報
保良鉱山に弾薬庫 宮古陸自配備 防衛省、最有力候補

陸上自衛隊配備計画で、弾薬庫の候補地となっている保良鉱山=7月、宮古島市城辺保良

宮古島市への陸上自衛隊配備計画で、ミサイルを保管する弾薬庫の設置場所に市城辺保良(ぼら)の「保良鉱山」が有力候補となっていることが6日までに、複数の政府関係者への取材で分かった。防衛省は同保良にあるゴルフ場も候補地の一つにしていたが、市内の陸自配備賛成派の求めによって保良鉱山を最有力地とした。同省は10月下旬の市議会議員選挙への影響を考慮し、市議選後に公表するとみられる。
鉱山の経営者と保良部落会長は賛否を明らかにしておらず、地元の対応によっては計画の進捗(しんちょく)に影響が出る可能性がある。
防衛省は当初、市平良の「大福牧場」周辺に弾薬庫を含んだ駐屯地を建設する計画だった。
だが周辺は地下水保全区域に当たり、下地敏彦市長が地下水源への影響を懸念して反対したため断念した。
複数の政府関係者によると、鉱山は地下水保全区域外に位置し、面積も6千平方メートル以上あり、地権者は経営者の親族ら比較的少人数のため土地の売買交渉に手間取らないと踏んだ。
一方、防衛省は市城辺保良のゴルフ場も候補地の一つとして検討していた。だが市内の配備推進団体が「(千代田も含め)ゴルフ場が二つもなくなってしまうと、冬場の観光需要に影響が出る」と反対する意志を同省へ伝えた。
鉱山を運営する宮古総合開発の砂川武雄社長は「何も聞いておらず驚いている。どう対応するか何も考えていない」と述べた。保良部落会の砂川辰夫会長は「何も打診がない。何とも言えないが、まずは説明会を開催してもらわないといけない」と話した。
9月6日の沖縄タイムスは一面トップで「弾薬庫は城辺保良の採石場で調整」と報道。

9月6日の沖縄タイムス紙面
9月6日 沖縄タイムス
宮古島への陸自配備 弾薬庫は城辺保良の採石場で調整

弾薬庫の建設が検討されている採石場
宮古島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省が地対空、地対艦ミサイルを保管する弾薬庫や射撃訓練場などの配備先を、宮古島市城辺保良(ぼら)にある採石場とする方向で最終調整していることが5日までに分かった。政府関係者など複数が明らかにした。今後、地権者との話し合いを具体化し、年末の2018年度予算決定までに、最終決定する見通し。
弾薬庫などの配備を巡って防衛省は当初、大福牧場(市平良西原)を検討していたが、下地敏彦市長が地下水汚染の懸念が拭えないとして反対を表明し、16年9月に断念した経緯がある。そのため、防衛省は城辺地域の複数の候補地から代替地を探していた。
防衛省は8月末の来年度予算概算要求で宮古島への陸自配備で計260億円を計上し、うち弾薬庫や射撃訓練場の用地取得費や実施設計費などに約117億円を充てる。
関
係者によると、同市城辺保良のゴルフ場も候補に挙がっていたが、すでに千代田カントリークラブ(市上野野原)に隊庁舎などを建設することが決まっているため、観光協会やゴルフ協会が「ゴルフ場を2カ所とも無くすのはダメだ」と反対し、防衛省にも伝えられているという。
採石場は面積約20ヘクタール。隣接する場所に不発弾の保管庫が置かれており、関係者は「すでに不発弾を置いている場所のため、弾薬庫ならダメだとはならないのではないか。地元の理解も得やすいと思う」と話した。
また、採石場はくぼ地であることから、弾薬庫を造るための地形があらかじめ整っているほか、土地は採石場の経営者と複数の親族が所有し、地権者の同意が得られやすいのも利点としている。
防衛省は18年度、千代田カントリークラブに警備部隊380人を配備予定。弾薬庫などの整備が遅れるため、ミサイル部隊の地対空誘導弾部隊(中SAM部隊)と地対艦誘導弾部隊(SSM部隊)は19年度以降の配備を検討している。
関連記事:宮古島陸自配備予定地「千代田カントリー」国と同意書交わし9月24日閉鎖、土地の売買契約へ。
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9月8日の宮古毎日紙面
9月8日 宮古毎日
保良鉱山に弾薬庫/陸自配備計画 防衛省が予定地で調整
宮古島市への陸上自衛隊のミサイル部隊配備計画をめぐり、防衛省がミサイルを保管する弾薬庫の建設予定地を城辺保良の採石場「保良鉱山」とする方向で調整していることが分かった。政府関係者が7日、明らかにした。
政府は南西諸島の防衛体制を強化するため、離島侵攻への初動対応に当たる警備部隊や地対空ミサイル部隊などを宮古島に配備する方針で、市内のゴルフ場「千代田カントリークラブ」と、「大福牧場」が予定地となっていた。
防衛省は牧場を弾薬庫とする方向で調整していたが、地下水の水源地であることに地元が反発。下地敏彦市長も牧場周辺での施設整備を認めない方針を示し、代替地の選定が続いている。採石場は地下水保全区域から外れており、同省は予定地にふさわしいと判断したもようだ。
保良鉱山を運営する宮古総合開発の砂川武雄社長は7日の本紙取材に「マスコミの取材で初めて分かった。降って湧いたような話だ」と戸惑い気味。「山を全部買うのか、一部なのか。また、既存の不発弾一時保管庫を使用するのか。話がないことには何も分からない」と話した。
9月7日琉球新報も一面で報道

9月7日の琉球新報紙面
9月7日 琉球新報
保良鉱山に弾薬庫 宮古陸自配備 防衛省、最有力候補

陸上自衛隊配備計画で、弾薬庫の候補地となっている保良鉱山=7月、宮古島市城辺保良

宮古島市への陸上自衛隊配備計画で、ミサイルを保管する弾薬庫の設置場所に市城辺保良(ぼら)の「保良鉱山」が有力候補となっていることが6日までに、複数の政府関係者への取材で分かった。防衛省は同保良にあるゴルフ場も候補地の一つにしていたが、市内の陸自配備賛成派の求めによって保良鉱山を最有力地とした。同省は10月下旬の市議会議員選挙への影響を考慮し、市議選後に公表するとみられる。
鉱山の経営者と保良部落会長は賛否を明らかにしておらず、地元の対応によっては計画の進捗(しんちょく)に影響が出る可能性がある。
防衛省は当初、市平良の「大福牧場」周辺に弾薬庫を含んだ駐屯地を建設する計画だった。
だが周辺は地下水保全区域に当たり、下地敏彦市長が地下水源への影響を懸念して反対したため断念した。
複数の政府関係者によると、鉱山は地下水保全区域外に位置し、面積も6千平方メートル以上あり、地権者は経営者の親族ら比較的少人数のため土地の売買交渉に手間取らないと踏んだ。
一方、防衛省は市城辺保良のゴルフ場も候補地の一つとして検討していた。だが市内の配備推進団体が「(千代田も含め)ゴルフ場が二つもなくなってしまうと、冬場の観光需要に影響が出る」と反対する意志を同省へ伝えた。
鉱山を運営する宮古総合開発の砂川武雄社長は「何も聞いておらず驚いている。どう対応するか何も考えていない」と述べた。保良部落会の砂川辰夫会長は「何も打診がない。何とも言えないが、まずは説明会を開催してもらわないといけない」と話した。
9月6日の沖縄タイムスは一面トップで「弾薬庫は城辺保良の採石場で調整」と報道。

9月6日の沖縄タイムス紙面
9月6日 沖縄タイムス
宮古島への陸自配備 弾薬庫は城辺保良の採石場で調整

弾薬庫の建設が検討されている採石場
宮古島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省が地対空、地対艦ミサイルを保管する弾薬庫や射撃訓練場などの配備先を、宮古島市城辺保良(ぼら)にある採石場とする方向で最終調整していることが5日までに分かった。政府関係者など複数が明らかにした。今後、地権者との話し合いを具体化し、年末の2018年度予算決定までに、最終決定する見通し。
弾薬庫などの配備を巡って防衛省は当初、大福牧場(市平良西原)を検討していたが、下地敏彦市長が地下水汚染の懸念が拭えないとして反対を表明し、16年9月に断念した経緯がある。そのため、防衛省は城辺地域の複数の候補地から代替地を探していた。
防衛省は8月末の来年度予算概算要求で宮古島への陸自配備で計260億円を計上し、うち弾薬庫や射撃訓練場の用地取得費や実施設計費などに約117億円を充てる。
関
係者によると、同市城辺保良のゴルフ場も候補に挙がっていたが、すでに千代田カントリークラブ(市上野野原)に隊庁舎などを建設することが決まっているため、観光協会やゴルフ協会が「ゴルフ場を2カ所とも無くすのはダメだ」と反対し、防衛省にも伝えられているという。
採石場は面積約20ヘクタール。隣接する場所に不発弾の保管庫が置かれており、関係者は「すでに不発弾を置いている場所のため、弾薬庫ならダメだとはならないのではないか。地元の理解も得やすいと思う」と話した。
また、採石場はくぼ地であることから、弾薬庫を造るための地形があらかじめ整っているほか、土地は採石場の経営者と複数の親族が所有し、地権者の同意が得られやすいのも利点としている。
防衛省は18年度、千代田カントリークラブに警備部隊380人を配備予定。弾薬庫などの整備が遅れるため、ミサイル部隊の地対空誘導弾部隊(中SAM部隊)と地対艦誘導弾部隊(SSM部隊)は19年度以降の配備を検討している。
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