全く期待しないで見たのですが意外や意外、そこそこに見られる作品になっていたのに驚いた。
まず、意図してなのか結果的なのか実写フィルムから映し出される雛見沢と昭和50年代の風景がマッチしていた点。PCやアニメではどうしても受け取りにくかった当時の空気感が実写版では感じられたところ。この一点だけでも作品としては成功しているんじゃないかと思います。
後は描写的な部分。特に残虐なシーンはより生々しく描けていました。富竹さんの死体なんかは特にやばかった。
この二点においては実写なりのひぐらしが出せていて非常に好感触でした
逆に残念な部分は演技力がなんとか見られるギリギリのレベルだったところかな。見るに堪えられないレベルじゃなかったけど褒められるものでも無かったのは確か。その辺りは人によって許容範囲が色々でしょうけど。
後は「嘘だ!」がやっぱり実写じゃ難しかったのだろうか、インパクトに欠けておりました。楽しみにしていたんですけど、残念。それと針のシーンは真実と重ね合わせると描写的にやり過ぎ。
ツッコミどころは探せば幾らでも(梨花とか特に)あるんですが実写らしいひぐらしの色は出せていたと思います。圭一が如何に両手に花のハーレム状態だったと言うことも含め(笑
次回作は綿流し編ベースではなく罪滅ぼし編がベースっぽいようで、ちょっと出来上がるのが楽しみになってきました。
リンク
映画「ひぐらしのなく頃に 誓」公式サイト
アイテム
ひぐらしのなく頃に 劇場版 スタンダードエディション [DVD]
クライマックス付近の圭一がレナと魅音に体を拭いて貰うシーンがエロ過ぎ