こころを紡ぐ（もしも放射線の飛ぶ街に住むことになったら）

震災から3年が過ぎた。
長くもあり　あっという間に過ぎたような気もする。

皆さまに支えられて、なんとか過ごしたこの三年間だった。
まずは感謝の気持ちを伝えたい。

少しずつ復興の兆しも感じられるが、
まだまだ課題は山積みのようにも感じる。

ふり返ると
あの3月11日の大地震。
職場も家も室内の棚や物が倒れ壊れ散乱する状況。
その後の停電、断水。
物流が途絶える生活。

そして原発事故による放射性物質の汚染と恐怖。
（福島市の空間線量は２４μSv/hにまで達した）
放射性物質があると意識しながらその中で暮らすことの苦痛。
（自宅は室内でも０．６～１．２μSv/hあった。
外は２~３μSv/hある中を過ごし、マスクや上着や帽子は手放せない日々だった）
長期にわたる放射線被曝の健康不安。
（現在の自宅室内０．２６μSv/h外はまばらで０．１～０．７程度。年１ｍSvはゆうに超える）
初期被曝についての不安。


被曝を避ける慣れない生活。
期待していた除染は基準が高く、また手抜き除染。
（福島市は除染基準が遮蔽有りで０．４μSｖ/h未満６００ｃｐｍ以下なら除染終了）
進まぬ除染。
進まぬ仮置き場の問題。
増え続ける汚染土。
汚染焼却灰。再浮遊。

基準値以下に作るが
売れないために地産地消で引き受けている福島産食材。
他の地区よりもやはり多少なりとも続く
外部被曝と内部被曝。

先の見えない不安。
収束のめどのたたない原発。
私達の犠牲や苦悩を
逆撫でするようなエネルギー政策。
東電や行政の冷たい対応。
信じられない対応。
なにもかも自己責任。。。

心が何度も折れそうになりながらも、
溢れる哀しい 悔し涙をこらえて、
復興に向かって進んできたこの３年。

自分に出来る事をして
福島の子供や人々の役にたてるようにと
進んできたこの日々。

ここで福島出暮らしながら
福島の為に、子供達の為に、人々の為に
何が出来るのだろうといつも問いかけている。

その中でも、子供たちが元気を取り戻し、除染により
普通の生活を取り戻しつつあることは唯一の希望だ。

これからも
測定をしたり、情報を取り入れたり、勉強したりしながら
除染等で線量が下がるように願いながら
自分に出来ることをしながら
前をむいて　
皆さまの励ましに感謝しながら
一歩一歩進んで行きたいと思う
３年目の春。


２０１４．３．１２









「福島とつながろう希望プロジェクト」では、
福島の身の周りの気になるものを測定しています。
市民測所で測定していますが、その都度費用かかけりますのでその費用として使用しています。
また外遊びの出来ない時期に、子供達の室内遊び様の道具（パズル、トランプ、剣玉、折り紙、スケッチブックなど）を購入させて使用させていただきました。

ご協力をありがとうございます。感謝申しあげます。
測定結果や詳しい経緯は過去のブログに載っておりますのでご覧ください。





ゆうちょ銀行　→　　記号：　１８２５０　
　　　　　　　　　　　　　番号：　３５４８２２８１
　　　　　　　　　　　　　名前：フクシマト　ツナガロウ　キボウプロジェクト

他金融機関から→　　【店名】八二八（読み　ハチニハチ）　　
　　　　　　　　　　　　　　【店番】　８２８
　　　　　　　　　　　　　　【預金種目】　普通預金　
　　　　　　　　　　　　　　【口座番号】　３５４８２２８　

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