死ぬな!辞めるな!闘おう!通信 08年01月06日
発行■人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会
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相川君処分問題は全労働者の問題だ
JP労組尼崎分会相川君が2007年9月12日減給2ケ月処分となった。
階級社会の通例とはいえ、「ひとりを愛せる日本へ」の仮面なぞ何するものぞ、“にっこり笑ってひとを処分する”という古代以来の支配階級の伝統的手法を臆面もなく、いや、飽くことなく示し続ける。逆らう者はすべて切り捨てよという封建時代の武士に見習って、いまや郵政の闘う労働者は国家官僚の走狗どもの好餌にすらなっている。戦前戦中の特高のような奴が職場をうろつき廻り、処分乱発に血道を上げている日常生活図が展開されている。古参の労働者が嘆く職場での労働条件の劣化ぶりがある。
昨年10月1日の民営化時には、全国で15、000人の定員割れ。相川君への見せしめ的制裁の背景に民営化攻撃の下で、かつての国労のように民営化攻撃を受けて壊滅させられた条件と酷似した職場の状況がある。
日本独占資本の意志に逆らう者には徹底した処罰を加えるという日本国家の決意が民営化方針となって結実し、いまや個々の抵抗する労働者への強固な弾圧体制を敷くに至った。相川君はその犠牲者である。奴等にとっては、労働者の生活権も人権も民主主義もあったものではない。忠犬ハチ公的人間以外は―即ち資本の忠実は番犬であり利潤を大人しく生み出す機械に適わしい存在以外には―社会機構一切から必要ないという声明を郵政「改革」=民営化の中で朗々と唱えたのである。
われわれ労働者の前にいまや二つの道が提示されている。番犬となって資本に隷属するのか、抵抗して資本支配から自らを解放するか。番犬の道は戦争を求め、核兵器の使用を肯定し、人類の破滅をも許容する。日本の支配階級とそれに準ずる多くの人々は己の好むと好まざるに関わらず、現在その道を選択しつつある。そこに番犬として参加するか。否といえば、相川君の道である。困難と犠牲を恐れず、あくまで平和を求め、階級的不平等不公平をただして資本支配の廃絶の道を歩むしかない。
相川君の処分問題は地球上での人類の選択の問題でもある。
相川君不当処分撤回公平審は、
近畿人事院事務局 大阪中之島合同庁舎3階 3月12~14日の三日間集中審理
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