植物が出現し、気候を変えた植物が出現し、気候を変えた
(2015/01/24)
デイヴィッド・ビアリング

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ずっと(子供の頃からもう何十年も)考えていたことがあります

人間と他の動物の決定的な違いはなんだろうか?

2足歩行・・・道具を使う・・・言葉を話す・・・

最近では動物の生態研究もずいぶん進んで、2本足で歩く動物がいることも、道具を使う猿がいることも、コミュニケーションの上手なイルカも知られています。
基本的には人も他の動物(イヌやネコやアメーバでさえ)と変わらないのではないかと思っていました。

でもこの本を読みながら、思いついたことが事があります。

人間と他の動物の決定的な違いは、意識的に未来を変えることができるかどうかではないかと思いました。

動物や植物は、環境により生態や形態が徐々に変化した種が分化していくという考え方が進化論の主流です。
環境の変化に対応できた個体が生き残り、さらに適応しやすい個体(子供)を残す。
この繰り返しです。

しかし環境に意識的に変化を与えたり、意識的にコントロールすることはできない

人間とて現在それがうまくできているようには思えませんが、人間が環境に影響を及ぼせる事は間違いないでしょう。

将来、人が「うまく」環境をコントロールできる日がやってくるのではないかと思います。
そんな日が来ることを期待します。

以下メモ
・南イングランドの樹木の葉は現在、150年前にくらべて気孔が40%も減っているp34
(150年前、1850年頃のCO2は280っpmで、現在380ppmです。150年前に比べ36%も上昇しています)
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