2024年11月02日

選択的夫婦別姓・政局レベルの重要政策

「たんぽぽのなみだ」ブログで、
立憲民主党の野田佳彦代表が、
選択的夫婦別姓の実現を目指すことを
表明したことをお話しました。

「【速報】立憲・野田代表 選択的夫婦別姓導入へ「自民党あぶり出す意味でも採決したい」【衆議院選挙 2024】」

 

選択的夫婦別姓が衆院選の争点となるほどの
政策課題となったことは大きいと思います。

ひとむかし前までは、選択的夫婦別姓なんて
「オンナコドモのことはくだらない」とされて、
完全に隅に置かれていました。
選挙の重要争点となることもなかったです。
大きく変わったと思います。



選挙終も、与党との対決のための政策として、
選択的夫婦別姓を最初に打ち出すのも
「重要政策になった」と感じさせます。

選択的夫婦別姓の実現を選挙で
公約にする政党は、最近は増えてはいます。
それでも「重要政策」とはされなかったです。

選挙が終わったあとは、選択的夫婦別姓は
ほとんど放置されました。
実現のために積極的に議論や活動をする
政党はなかったです。


与党との対決のために持ち出されると、
選択的夫婦別姓が政局に利用される、
という問題も出てくると思います。

それでも現状では選択的夫婦別姓問題は、
国会や世論で「議論を続けること」
「忘れさせないこと」が限界と思われます。
そのためにも、目立つかたちで
選択的夫婦別姓を話題にする必要は
あるだろうと思います。


posted by たんぽぽ at 21:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
選択的夫婦別姓希望者が過激なフェミに見えたことはありません。必要な人が求めているように見えていました。
Posted by イト at 2024年11月02日 22:56
確かに本質はどうか?は難しい面があります。

自民の総裁選で高市支持の保守ジャーナリストであっても「現実を受け入れましょう」と書いている人がいました。

要するに全体で高市支持は少ない。さらに自民党支持者に限った調査でも高市支持は少ない。
従って岸田の次は高市が首相だと盛り上がっている人は、あくまでも自分は少数派だという現実を受けとめたうえで今後を考えていかなければいけない、と。

ところが総裁選が近くなると一気に高市支持が増えて「高市追い上げで3本の指に」となり「いや、それどころか高市がトップ」と報じられました。

結果的に決戦で石破となりましたが、最初は高市がトップでした。

不思議なのは短期間で特に高市がスゴいカードを出したわけでもなく、候補者9人の討論でも特に彼女の討論がうまかったわけではありません。

つまり当初、一連のメディア調査で高市の支持は低く、そして必ず「後ろ楯の安倍氏が不在で今回は苦しい立ち位置」とコメントが添えられていました。
別にメディアが低い支持と捏造したわけでもなく、安倍氏不在は不利というのも普通の発想です。

そんな人が何故、もう一歩で総理の椅子にというところまで躍進したのか。
隠れトランプ支持のように隠れ高市支持が多くいたのか(笑)

私は前回、複数回答であっても夫婦別姓を争点にというのは2ポイントでしかないですよと書きました。

長々と総裁選における高市支持の経緯について述べましたが、それを考えると確かに「ポイント低いですよ」が本質ではない可能性もあります。
ただ、本当はポイントは高いんだということであれば、それがどういう機会に示される可能性があるのか?が難しいところでしょうね。
Posted by ネル at 2024年11月03日 00:18
イトさん、
こちらにコメントありがとうございます。

やっと11月にいただいたコメントに、
お返事ができる段になりました。


>過激なフェミに見えたことはありません

きょうびはそうだろうと思います。

いまだに選択的夫婦別姓を求めるかたを
「過激なフェミ」なんて言っているのは、
反対派(非共存派)や、反フェミ、
ミソジニーの人たちだろうと思います。


でもむかしはそうでもなかったです。

選択的夫婦別姓を求めるかたが
いまより少なかったのと、
反対派(非共存派)の発言力が
大きかったことがあると思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年11月13日 21:10
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