2019年5月追記) DecryptSSLの機能を使うにはFiddler用のルート認証が必要になります。 (最初この記事を書いたときはFiddler本体も入っていたので気付きませんでした)
一番手っ取り早くルート認証をインストールする方法はFiddler本体をインストールしてメインメニューの「Tools」-「Options」から「HTTPS」タブを選択、「Capture HTTPS CONNECTs」と「Decrypt HTTPS traffic」をチェックします。 ダイアログが表示されるので、中身をよく読んでルート認証をインストールしましょう。
追記終わり//
FiddlerはProxy型のhttp通信のデバッグツールです。 http通信を見張るだけではなく、リクエストやレスポンスを差し替えるなどかなり深い部分を触れるツールになっています。 サーバー側の変更をせずにレスポンスを書き換えることでウェブページのjavascriptをデバッグしたりとか、色んな用途に使われています。
強力なツールなだけに取っ付きにくい部分があります。 「あれがやりたいだけなのに……」ってときに重すぎるんですよね。 で、そのコア機能だけを提供するFiddlerCoreというライブラリが公開されています。 これを使って簡単なコードを書いた方が目的を気軽に達成できるケースも多い事でしょう。 そんなわけで今回はFiddlerCoreに触ってみました。 試しに通信中の画像ファイルを保存するサンプルコードを書いたので、そのメモを残しておきます。
※ FiddlerCoreを使う注意点として、ライセンスの問題があります。 詳しく調べていないのでよく分かりませんが、アプリに組み込んで配布するにはお金を払わないといけないのかな? (2015年あたりからそうなったっぽいです。) って事で多分フリーソフトに組み込むのは現実的ではありません。 趣味で使う場合は自分用ツールで、公開するならソース配布という事になりそうですね。
ちなみにリファレンスとかチュートリアルとかのドキュメントは一切読んでません。 適当です、適当。 その辺踏まえてお読みください。