山善YAMAZEN 一人用こたつ(天板付) YMK-100 レビュー
- 2013-01-28 月 02:37
- Product
・省エネ即暖房
・温度調節機能付き
・中間スイッチ
・二重の安心設計
- 真冬にメインの暖房として使うには圧倒的に熱が足りない。
室温14度~の季節での利用推奨。
スペースがあるなら電気代安めの小さなカジュアルこたつが無難。 - 隣に置いてストーブのように使える製品ではない。
電気代は高くなるがそういった用途ならカーボンヒーターなどが最適。 - 毛布布団などでこたつをおおわないと熱が逃げていく。
足元に置くときはこたつと膝を毛布でおおう。上半身は暖かい格好で。掛け敷き毛布と併用してもいいかもしれない。
- それほど暖かくはないが、毛布で完全におおえばそれなりの暖かさになる。
- 頭寒足熱。通常のこたつのような眠気はほとんどない。
- 電気代が1.1円とかなり安い。
- 場所を取らないのでしまうときに楽。出すときも手間がかからない。
仕様
- 標準寸法:幅30cm、奥行30cm、高さ27cm
- 標準重量:約3.9kg(天板・コード含む)
- 電源:交流100V 50-60Hz
- 消費電力100W
1時間あたりの標準消費電力量
強:約50Wh(約1.1円)
弱:約19Wh(約0.4円)
- 側面の温度
強:約50度
弱:約30度 - 温度制御:サーモスタット
- 温度ヒューズ:129度
- 電源スイッチ付きコード:3m
火災や故障の原因となるため、就寝用あんかとしては使用しない。
重量は実際に量ってみると4.2kg(天板は1kg)ありました。
温度は室温10度(こたつは【強】)で天板の上に温度計を載せ、その上から薄い専用の毛布を膝までかけて足元に置いた状態(手前に隙間あり)で23度。天板を外して木枠の上に温度計直置きで32度でした。
天板の下に毛布を敷かなければ、天板は熱でそれなりに温かくなります。
足元に置くときはこたつを両足で挟んだりできますが、座った状態で足の間に入れると股に負担がかかります。
説明書の仕様ページに消費電力の計測条件として「室温15度でふとんを本体に掛け」とあるので、そのくらいの室温での使用を前提にしているのかもしれません。
外観
個体差によるものかもしれませんが、木枠は製品説明の写真よりかなり黒っぽいです。製品はAmazonではない別の店でセールのときに購入したものです。
■側面部分
木枠格子の隙間は約3~3.5cm。手が小さければ中に入ります。温度はそれほど高くありませんが、小さなお子さんがずっと触れているとやけどする可能性があるので気をつけましょう。
■ツマミ部分
左に回すと弱。右に回すと強。
■中間スイッチ
■スイッチオン
底面はほとんど熱くならないので高さが足りなければ下に何かを敷いてもいいかもしれません。
■天板
文庫本5冊程度の広さ(小さい)
天板の裏面にある四隅の突起を木枠にはめ込むかたちなので毛布が厚すぎるとしっかり固定できません。写真の毛布はYMK-100専用のもの。
温度
使うときは常に【強】にしないとサーモスタットですぐに切れます。電気代は【強】で5時間使っても5円です。
この製品のサーモスタットはスイッチが自動で切れたりついたりするものです。【弱】【強】の違いはその間隔の違いで体感的にはだいたい次のような感じです。
【強】…20~30分程度でオフになり、約2分後にまたオンになる。
【弱】…3~4分程度でオフになり、約10分後にまたオンになる。
木枠を外す
※説明書には火災や故障の原因になるため、縦置きや分解しないでくださいと注意書きがあります。これは推奨される方法ではありませんが、掃除のときは外した方がやりやすいです。
裏面にある四隅のネジを外すと木枠を簡単に外すことができます。
ヒーターカバーはホコリなどが絡みやすいです。説明書には掃除機で吸い取ると書いてありますが、コロコロで掃除するとホコリがキレイに取れます。カバーの表面が剥げるのが心配な場合は絨毯などで数回転がしてからコロコロするといいかもしれません。掃除するときは熱を帯びてないときにします。
木枠を外したユニットの重さは約2kgで木枠は1.2kgでした。
改めて見ると木枠なしの縦置きの方が使いやすいような気がします。見た目も垢抜けた印象です。
手を近づけると温かいですが、本体を何かで覆わないとやはり熱が逃げてしまいます。
さらにネジを外していくとツマミ部分の木枠やヒーターカバーも取り外すことができます。DIYでテーブルに取り付けることもできそうではあります。
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