大手菓子メーカーのロッテが、4月8日に開設されたガムに関するユニークな情報を発信する特設ウェブサイト『クレイジーガム放送局』のTVCMに、「今でしょ！」のフレーズで人気の東進ハイスクールの現代文講師・林修先生を起用することがわかった。

　CMは『噛む篇』『膨らむ篇』『ガムガム篇』の3タイトルで5月3日から放送をスタートするが、特設ウェブサイトではすでに先行配信されている。

「噛む」篇（15秒）

　黒板には3つの例文が書かれており、それを林先生が読み上げていく。

林先生：窮鼠「猫」を噛む 林先生：悔しい時は「砂」を噛む 林先生：悪企みに「一枚」噛む 林先生：じゃあ君は何を噛む？ 林先生：ガムでしょ！

続きを読む

　日本マクドナルドは18日、新商品の投入と価格改定『Value Picks（バリューピックス）』を5月7日から実施すると発表した。

　100円マックでおなじみのハンバーガーとマックシェイク（Sサイズ）、ジューシーシャカシャカチキンは120円に。120円マックのチーズバーガーは150円に値上げされる。

　一方でマックフライポテト（Sサイズ）は190～230円から150円に。チキンマックナゲット5ピースは250～290円から190円に値下げする。

　また、新商品にはダブルチーズバーガー（280～310円）よりも野菜の量とチーズ1枚を減らしたマックダブル（190円）が登場する。

　ハンバーガーの値上げは今年に入ってから一部店舗ですでに実施されており、原田泳幸社長は「ハンバーガーなどの代表的な商品は固定客の購入比率が高く、値上げしても販売減への影響は限定的」として全国的な値上げに踏み切った。

　4月19日からは全国6地域ある価格体系が9地域に細分化され、よりいっそう地域の販売動向に応じた最適な価格が設定される。同社は「Value Picksの導入により、100円から200円の価格帯の商品を充実させ、お得感を高めていく」としている。

続きを読む

　環境省は14日、新潟県佐渡市で放鳥した国の特別天然記念物トキのペア1組にひなが誕生したと発表した。日本の自然界におけるトキ誕生は昨年の8羽に続いて2年連続で、今季初めてのひなとなる。

　このペアは兄妹で6歳の雄と4歳の雌。生まれてきたひなは近親交配が与える遺伝的な影響を考慮して数日中に捕獲され、専用の飼育施設に移される。

　同省によるとひなのハッキリとした姿はまだ確認できておらず、市内につくられた巣を撮影したビデオカメラの映像に親鳥がひなに餌を与える給餌行動が13日朝から午後にかけて計5回確認されたという。

トキ（朱鷺、鴇）

　学名はNipponia nippon（ニッポニア・ニッポン）。日本の特別天然記念物ではあるが国鳥ではない。日本の国鳥はキジ。

　純粋な日本産のトキは2003年に絶滅し、生き残っているのは中国産の子孫のみとなっている。日本は1999年に中国から譲り受けたトキの人工繁殖に成功し、その後も個体数を増やしている。中国産のトキと日本のトキは生物学的には同一種であるため、人工繁殖を行なっている日本ではトキを「絶滅」カテゴリではなく「野生絶滅」に分類している。

続きを読む

　円谷プロダクションは設立50周年となる12日、都内でイベントを開催し、特撮ヒーロー『ウルトラマン』シリーズの新ヒーロー『ウルトラマンギンガ』をお披露目した。

　ウルトラマンギンガはこれまでのウルトラシリーズのような特殊部隊の隊員が活躍する物語ではなく、田舎に暮らすごく普通の高校生・礼堂ヒカルが主人公となっており、初代ウルトラマンの放送が始まった7月10日から、テレビ東京系『新ウルトラマン列伝』（毎週水曜夕方5時半）内で1話30分・全11エピソードの内容で放送される。

　イベント会場ではアベユーイチ監督が「若い彼らの悩みや未来を願う気持ちなどを深く描きたい。キャスト陣も若いので“勢いとフレッシュ”を大切に、そしてベテランスタッフによる王道のエンターテイメントも追加し、新しい何かを生み出していきたい」と新しいウルトラマンの魅力を語った。

ストーリー

　闇の力によりすべてのウルトラ戦士と怪獣が小さな人形に変えられ、星々に散っていった。主人公の高校生・礼堂ヒカルは夏休みに実家の神社でご神体である『ギンガ』と会う。人形となった怪獣やウルトラ戦士たちを再び巨大な姿へと戻すことのできるアイテム『ギンガスパーク』を手に入れたヒカルは人形と『ウルトライブ』（一体化）して闇の力に立ち向かう。

続きを読む

　覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された女（42）の取り調べ中にキスをしたなどとして、大阪府警は21日、住吉署地域課の男性警部補（52）を特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検し、停職6か月の懲戒処分にした。警部補は容疑を認め、同日依願退職した。

　警部補は同署刑事課係長だった昨年12月～今年1月、女から好意を持っていると告白され、署内の取調室などで女にキスをしたり、抱きつく行為を7回繰り返した。また女宛てに激励の手紙を偽名で郵送し、女の親族に私費で小説5冊を渡して差し入れも依頼していたという。

　女が留置施設で暴れた際、同房者が「落ち着かせられるのは、あの刑事さんしかいない」と留置管理の担当者に申告したことから発覚した。

　警部補は薬物犯捜査に12年間携わったベテラン刑事で「好意を寄せられ恋愛感情を抱いてしまった。更生してほしかった。女性容疑者の取り扱いは心得ていたつもりだったが、部下に合わせる顔がない」と供述。

　女は「親身に相談に乗ってくれた。刑事さんに悪いことは言いたくない」と話し、被害届も出していない。女は覚醒剤の営利目的所持や使用容疑で逮捕・起訴され、実刑判決を受けている。

続きを読む

　森雅子少子化・消費者担当相は19日の閣議後記者会見で、消費者庁職員が育児休業を取得した場合にプラス評価するよう人事評価制度を改正したことを明らかにした。制度は来年度から適用される。

　森氏は「現行の育児休業の取得は不利益な取り扱いをしないというだけで、進んで取得させるには不十分。育児休業を取ったら利益になる取り組みをする」と述べ、育児休業を積極的に評価することで職員の育児参加を促す考えを示した。

　具体的には、年2回の業績評価において、職員が自ら設定する目標にワークライフバランス（仕事と生活の調和）を追加し、育児休業などの取得状況に応じてプラス評価を行い、昇進や給与などに反映させるという。

　田村憲久厚生労働相も15日に同省男性職員の育児休業取得率目標を引き上げる方針を打ち出しており、政府が見本となって民間企業に育児休業を浸透させていく狙いがありそうだ。

続きを読む