スペインとフランスにまたがるバスク地方を中心に分布する、
現存するどの言語とも系統関係が立証されていない、
孤立した言語として知られているバスク語。
2016年時点で75万人の話者がバスク地方に居住しており、
ほぼ全ての方がスペイン語などのバイリンガルだとされています。
今回の翻訳元では、バスク人同士の会話が紹介されているのですが、
そこで話されるバスク語が、日本語に似ているとスペインで話題に。
日本人の耳には完全に「外国語」なのですが、
実際に似ていると感じたスペイン人は少なくないようでした。
寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。
「侍の末裔である事は誇り」 スペインにある侍の子孫700人が暮らす街javier alamoによるPixabayからの画像
翻訳元
■ 確かに日本語にそっくりかもしれないw
+3 ■ バスク語は日本語と発音が同じだから、
この2つは似てるように聞こえるんだよ。
+9 ■ バスク語と日本語が似てるのは、
どちらも声調が強い言語だから。
そのおかげで音が似ているのであって、
似たような意味の単語があるのは単なる偶然、
って前に教わった事がある。
+54 ■ 実はスペイン語もネイティブじゃない人が聞くと、
やっぱり日本語に似て聞こえるらしい。
+2 ■ 日本人にとってバスク語を学ぶのは簡単だ。
たとえ学術的に認められていないとしても、
2つの言語は多くのことを共有しているから。
+3 ■ バスク語は言語学者にとっても謎であって、
文字通り誰もその起源を知らないんだよね。
+536 ■ 諸説あるものの、とりあえずはっきりしてるのは、
現在のインド・ヨーロッパ語族のどの言語とも、
バスク語は関係がないということだ。
イベリア語の進化系という説もあるが、
いまだにその説も証明は出来てない。
+15 ■ バスク語はグルジア語とか少数の共通点を持つ言語を除けば、
現在のヨーロッパのどの言語ともルーツを共有してない。
だから遠く離れた日本語との類似点もあるのかもよ。
+3 ■ バスク語は日常会話から自然発生的に生まれた言語で、
最初はそれを書き記す方法さえなかったし、規則もなかった。
そのうちバスク人同士で擦り合わせていって、
共通の規則を持つ言語である統一バスク語を作り上げたんだ。
文法的構造は日本語と似ている部分もあって、
どちらも動詞が文の最後に来る。
+5 「日本語の習得は諦めたw」 日本語と英語の文法の違いが想像以上だと話題に■ そうなの?w
生まれてからずっとバスク語を話してるけど、
日本語と似てるなんて考えた事もなかった。
+3 ■ バスク語は世界最古の現存言語だって、
前にどこかで読んだことがあるんだけど、
そこに日本語との類似の謎の秘密があるはず。
なんてね、ハハハハ。
+1 ■ 言語には想像しているよりも多くの共通点があるものだ。
どちらも印欧語族に属さない言語で、文の構造も似てる。
■ 自分はバスク語をそれなりに流暢に話せるけど、
動画の女性が言ってることは全く理解出来ないw
+9 (※バスク語にも複数の方言がある)
■ バスク語はラテン語よりも古い言語だって言われてるけど、
それ以外のことはあまり知られてないな。
+8 ■ つい最近古代バスク語が記された青銅板が発見された。
バスク語はそれまで文字を持たず、
口頭でのみ伝えられてたと考えられてたんだ。
+3 ■ なぜなら我々バスク人はよく航海をして、
色々な場所から言葉を借りてきたから。
もちろんその他にも色々な要因があるだろうけど。
+2 「確かに日本人と顔が似ている」『アメリカ大陸の発見者は日本人』説が話題に■ バスク語は同じスペイン国内の言語なのに、
全く理解できないという事実が大好きだ。
+4 ■ 日本語とバスク語の類似点は、
無声後部歯茎破擦音*をよく使うことだけじゃない?
実際には関連性はないと思う。
(*日本語では「ち」や「ちゃ」行の子音)
■ バスク語は、他の現代言語とは関係のない孤立した言語の1つ。
バスク語と日本語に見られる共通点としては、
ほとんどの言語ではすでに失われてる古風な要素があるから、
その影響で少し似てるのかもね。
+10 ■ 語順は日本語と似てる。
ただ、語彙とかに関しては偶然だろうな。
それでもかなり興味深いが。
+2 ■ 日本語には全く似てないと思う。
単にバスク語が印欧語族ではないから、
俺たちには日本語と同じで耳慣れないだけでしょ。
■ ハハハ、バスク語を話す私自身は、
日本語に似てるなんて考えたことがなかったけど、
でもネイティブではない人からすれば、
日本語っぽく聞こえるっていうのは面白いなぁ。
+2 ■ バスク語と単語を唯一共有するのは、
グルジア語だって言われてるね。
「日本のおかげで国民が団結した」 栃ノ心の凱旋帰国でジョージア中がお祭り騒ぎに■ 日本語と似てるように聞こえるのは、
いくつかの制約された音韻構造を共有しているからだろう。
両者は単語に関しては共有していない。
そしてバスク語はローマ人の到来前に、
おそらく半島で話されていたものであり、
唯一残ったのがバスク語だったんだ。
+2 ■ いや、日本語には全然似てないと思うんだけど😭
■ 15年前に背後でバスクの人たちが会話してるのを聞いて、
俺もまさに同じ事を思ったんだ。日本語に似てるって。
■ 共通点は「K」の発音がかなり使われてる点だと思う。
■ たとえバスク語と日本語が似てたとしても、
何かしらかのつながりがあったとは考えにくいでしょ。
■ バスク語は半膠着語で、
日本語と同じく母音が5つある言語でもある。
スペイン語の母音も5つ(※[a],[e],[i],[o],[u])なのは、
バスク語の影響だって言われてるんだ。
+6 ■ バスク語は日本語と並んで、
どこから来たのか分からない唯一の言語。
印欧語、中国語、チベット語などの源流は分かってる。
だけど日本語とバスク語に関しては、
僕らが知ってる他の言語とは似ても似つかないから、
謎が多すぎるんだよね……。
+4 「日本は何を隠してるんだ」 法隆寺に眠る地球外生命体の像に外国人が衝撃■ そもそもスペイン語も日本語に似てるからなぁ。
■ 発音は似てるよね。
日本人ももっと叫ぶような話し方にすればさらに近くなる。
■ バスク語の歴史はかなり古い。
原始印欧語とは無縁の言語なんだ!
バスク語と日本語を関連付ける仮説も確かに存在するけど、
具体的な関連性はまだはっきりしていないのが現状だ。
+5 ■ とりあえず確かなことが1つだけある。
それはどちらも、美しい言語だということだ。
+2
母音が共にa i u e oなので似てる部分があるのかもしれませんね
(発音も日本語と同じだが「u」だけ若干異なる)。
なお、外国人に「日本語はどう聞こえるのか?」と訊ねると、
「カタカタカタカタ」と答える人が多いとよく言われます。
また、日本とゆかりの深いバスク人には、
宣教師のフランシスコ・ザビエルがいます。
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