僕が天使になった理由(わけ) - LOVE SONG OF THE ANGELS. みなもルート

殻の中のたからもの

正ヒロイン2ルート目は、毒舌でロリ巨乳な後輩、若松みなもを攻略。
普段は冴えない三つ編みお下げだけど、実は売れっ子グラビアアイドルな女の子。
真鍋計ちゃん以来のオナガ(オナニーガール:オナニーシーンを見られちゃう女の子)でもある。

CV:白雪碧は、かなりマイナーな声優さんの模様。
演技は中の下かなぁ。下手ではないけど、もっと上手くできたんじゃないかなぁと思わないでもない部分も。

みなもルートは、恋と夢との間で揺れるお話。
雰囲気、2話の夢乃ちゃん先生の話と少しだけ似てる。少しだけね。

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――僕は本当に恋をしたいとは思えないんだ。誰かと幸せになりたいと思えない。
――だから、僕と一緒にいても、若松は幸せになれないと思う。
「そんなこと勝手に決めないでください。私の気持ちは私のものです。幸せかどうかは私が決めます」


どうしてかはわからないけれど、みなもんもまた、主人公に恋をしていた。
きっと、主人公の持つ儚さのようなものが、彼女たちの母性本能的なものをくすぐったりしたんじゃないだろうか。

今回もアイネの世話焼きで、みなもんと主人公はデートをすることになる。
そこで、みなもんは思い切って主人公に告白してくる。
この子はかなり気が強く、押しが強い女の子だった。

この告白シーンは、かなり良かった。思わず惚れそうだった。あぶない
フツーに断られて一旦は諦めかけたみなもちゃんだったけれど、主人公の儚さを放っておけず、「お試しお付き合い」を強引にねじ込んでくる。
主人公はその健気さにほだされ、二人は付き合いはじめるのだった。

「やると決めたなら本気でやってあげてね。桐ノ小島はどうなったっていい。自分が幸せになろうなんて思わなくていい」
「自分がどうなっても、みなもちゃんのことだけは幸せにするんだって、そう誓うの」
  「そ、そんなこと言っていいんですか? 恋愛って、お互いが幸せにならなくちゃいけないと思うんですけど……」
「いいのよ。そうすれば……」
「きっとみなもちゃんが桐ノ小島のことを幸せにしてくれるから」


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しかし、アイドルな彼女の恋愛を、快く思わない人はたくさんいた。
彼女の母親は、交際を破棄するように迫ってくるし。
みなもんは、本当は歌が歌いたかった。グラビアの仕事なんかやりたくなかった。
それが恋路の邪魔になるのなら、いつでも辞めるつもりでいた。

なのに、一見悪者に見えた母親が倒れ、実は長くないことが発覚してしまう。
母親は、自分亡き後もみなもが一人で生きていけるよう、夢が叶えられるよう、厳しいことを言い続けていたのだった。

自分の恋と自分だけのものじゃない夢の狭間で、悩むみなも。
そんな彼女の背中を押したのは、小さい頃のみなもの歌を聴いた、主人公の言葉だった。

――あの若松の歌を聴いていたら、幸せな気持ちになったよ。


好きな人を、幸せにしたい。
その想いを胸に抱いて、みなもは主人公と別れ、夢を追いかけていくのだった。

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みなもが歌を上手く歌えなかったのは、心を欠いていたから。
けれど、その欠片はなかなか見つからない。

欠片を探すのを止め、辛いことから目を背けさせる選択肢もある。
すると、二人はなにもかもを捨て、駆け落ちしていくエンディングになる。
雰囲気は悪くないのだけれど、残されたアイネや奈留子のエピローグなんかがあったらもっとよかった。

欠片を探し続けると、土壇場で見つかり、みなもは夢へと羽ばたいていく。
二人は結ばれないにせよ、互いが互いの幸せを願い続ける、いいエンディング。
ラストの屋上のCGはとてもきれい。

残念だったのは、欠片の在処にドラマチックな展開がなかったところ。
結局、欠片がすぐ見つからなかったのは、天使がヘッポコだったせいにも見えちゃうし。

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みなもちゃんの健気なエロさは輝いていた。
シナリオの完成度は十全とは言えないものの、☆3は余裕だね!

ただ、CGの総数が少ない。
オナニーシーンを含めて、3H5CGだし。もう一声ほしかったなぁ。
あと、メガネは外してエッチしてほしいと思います。
キスするとき、ぶつかっちゃいそうじゃないですか!?

今回のサポートは、おっぱい天使・メネスちゃんだったのだけれど、なぜ要求がキス止まりなのか?
普通にエッチシーンが入るとばかり思っていたよ!?
これ、CaSの天使は誰ともエッチできないんでしょうかね……やだー
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