僕が天使になった理由(わけ) - LOVE SONG OF THE ANGELS. アイネルート

しあわせになるために

ぼくてん、ラストはメインヒロインなヘッポコ天使、アイネを攻略。
アイネルートは、他3ルートを攻略しないと解放されない模様。

アイネのCVは、桐ノ小島翼。
このゲーム初出の声優さんなのか、誰かの別名義なのかは謎。
愛嬌があってなかなか可愛らしい演技を見せてくれました。よきかなよきかな

アイネルートは予想通り、天使と赤い糸の呪縛の関係と、主人公の欠けた心のお話。

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心の欠片を返して赤い糸を結ぶ天使業が、結局は誰も幸せにしない仕組みになっていることを知った天使たちは、存在価値をなくして消えることを選ぶ。
けれど、アイネは他のだれかを不幸にすることを覚悟して、主人公の欠けた心を返すことを決意する。
そのためには、主人公の心を開かなければならない。
その優しさにいつの間にかほだされていた主人公は、アイネと結ばれるのだった。

主人公の心の欠片は、初恋の人――恵唯奈への想いが詰まっていたはずだった。
なのに、心が戻った主人公が考えるのは、アイネのことばかり。
そこから、恵唯奈がアイネという天使になったことがわかる。

さらに、恵唯奈だったアイネと主人公の「みんなを幸せにしたい」という願いが、地球という星の願いそのものだったことが判明。
愚かな人間たちに絶望して欠けてしまった地球の心が、ハートストーンとなり、天使を生み出していた。
その地球の心を返すため、主人公は天使になるのだった。

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シナリオの評価は、ギリ☆3ついけるかな~~くらい。
アイネが主人公の初恋の人だったのは、正直、予想通りすぎてややガッカリ。
なのに、オチはちょっと予想外のところに着地してきた。

主人公とアイネが、世界でたった二人の天使として結ばれるのかと思いきや、赤い糸の呪いのほうが早く訪れる。
主人公は人間としての存在を失い、代わりにアイネが桐ノ小島愛音という人間として、主人公のポジションに収まっていた。
これ、素直に「二人の天使」エンドにしても良かったようにも思う。
この寂寥感は嫌いじゃないけどね。
ギャルゲーなんだから、ヒロインとラブラブエンドになってほしかったなぁという気持ちもある。フクザツ

しかし「地球の心」というのは、かなりな超展開だよ。
さすがの私も戸惑いを隠しきれない。
「天使」というものの存在にも理屈を付けるなら、十分な理論武装だと思う。
けど……地球の、心、かぁ……ううむ……。

何はともあれ、ほっぺたにチュッてしてくるアイネちゃんはマジでかわいかった。やばい
けど、やっぱり1H3CG。少ないよ! なんでなの……
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